2026年1月5日 10:04 PM

Forresterによる調査:Windows 365 Linkは生産性とセキュリティを向上し、ROIは最大で195%と推測

※2025年12月に「新テクノロジー:Windows 365 Linkで予測されるTotal Economic Impact™(総経済効果)」が日本語に翻訳されました。本ブログは、米国時間7月22日に公開された “Forrester study reveals Windows 365 Link enhances productivity and security, projects ROI up to 195%” の抄訳を基に掲載しています。

PCを共有することは、小売や飲食店、工事などの現場やシフト制で働く人々へのデジタルアクセスを広げる実用的な手段として、利用されてきましたが、課題も伴います。個別にログインしないため、組織はセキュリティの維持、コンプライアンスの遵守、ITサポートの効率化に苦労しています。Forrester Research社による新たな調査では、Windows 365 LinkとWindows 365によるシンプルで、セキュアなクラウドベースのWindows環境を、デバイスを共有する人々に提供することで、これらの課題を解決する方法を明らかにしています。

Windows 365 Linkは、Windows 365専用デバイスとして、マイクロソフトが開発した初のクラウドPCデバイスで、2025年4月に日本を含む、一部の市場で一般提供を開始し、さらに多くの市場へ展開していくことを発表しています。Microsoftが委託したForrester Consulting実施調査「新テクノロジー:Windows 365 Linkで予測されるTotal Economic Impact™(総経済効果)」では、法人がWindows 365 Linkを活用して、生産性を向上させ、セキュリティを強化し、コストを削減する方法について評価しています。

Windows 365 Linkは財務面でのプラスの影響をもたらす

本調査は、共有PCで業務をしている現場従業員やデスクワークが主なナレッジワーカー向けにWindows 365とWindows 365 Linkを導入する際に、法人での潜在的な財務的影響を評価するフレームワークを提供し、従業員2,000名、契約社員500名、年間収益40億ドルの複合的な法人組織において、6年間で最大195%の投資利益率(ROI)を予測しました。

Windows 365 Linkの使用経験がある6名の情報システム管理部門の意思決定者へのインタビューと、212名の回答者からの調査に基づき、本調査では複合的な法人組織における6年間の正味現在価値260万ドル~460万ドル (3億8606万円~6億8303万円) の範囲と予測され以下の財務的メリットが示されています。カテゴリー別の総予測節約額は以下の通りです:

  1. エンドユーザーの生産性向上(応答性の高い体験とハードウェア問題の減少による非生産時間の22%~30%削減):240万~330万ドル(3億5636万~4億9000万円)
  2. ローカルデータを持たないデバイス、管理者権限を持たせないユーザー、パスワードレス認証、自動更新によるセキュリティ強化:150万~170万ドル(2億2273万~2億5242万円)
  3. 従来のデスクトップからWindows 365 Linkへの移行によるハードウェアのコスト削減(6年ライフサイクル予測):758,000ドル~120万ドル(1億1255万~1億7818万円)
  4. 従来のデスクトップからの移行による情報システム管理時間の節約:プロビジョニングやデバイスの廃棄で最大90%、メンテナンス費用で最大30%:139,000ドル~235,000ドル(2064万~3489万円)
  5. 新しいナレッジワーカーのオンボーディング時間短縮(最大1週間短縮):10万2千ドル~53万7千ドル(1515万~7974万円)
Windows 365 Linkの導入により、エンドユーザーの生産性はどのような点で向上することを期待されますか?の回答グラフ

対象:Windows 365 Linkの利用経験・関心があり、エンドユーザー生産性向上を期待する企業のIT意思決定者・エンドユーザー管理者151名 出典:Microsoft委託によるForrester Consulting実施調査、2025年4月

Windows 365 Linkはエンドユーザーと情報システム管理部門の効率性を向上

Windows 365 Enterprise もしくは、Windows 365 Frontlineを用いて、Windows 365 Link プレビューを試した後には、調査に参加者した方々は従業員がより生産的、安全、かつコスト効率良く働けるようになったと報告しました。調査参加者からのいくつかの見解をご紹介します:

「長年この業務に携わっていますが、以前はデバイスイメージの準備に数日~数週間を要していました。Windows 365 Linkデバイスは手間がかからず、クリーンな体験を届けられます。IT部門にとってもユーザーにとっても簡単です」— ITサービス部門 クラウドエンドポイントソリューション責任者

「デバイス設定時間が1.5時間から10~15分に短縮されました。IT部門がWindows 365 Linkデバイスを箱から取り出し現場で稼働させるまでに要する時間が、少なくとも60~70%削減されました」— 製造部門 ワークプレイスデザイン責任者

「端末の取得、初期化、清掃、準備、出荷——複数拠点で発生するこれらの作業時間は累積していきます。Windows 365 Link端末ではその大半の時間を削減できます」— エネルギー部門 エンドユーザーサービス ソリューションアーキテクト

「Windows 365 Linkはエンドユーザーにとって、現行のシンクライアントの5~10倍優れていると推定しています。接続速度の向上、オンライン会議の品質向上、新入社員への柔軟な対応、各種デバイスとの互換性を実現します」— コーポレートIT部門 ゼネラルマネージャー、情報サービス

「Windows 365 Linkデバイスに移行すれば、一般顧客が店舗内で勝手にデバイスを操作することはできなくなります。Microsoft Intuneで全てを管理でき、ローカル管理者も存在しないため、セキュリティが大幅に向上します」— テレコム部門 モダンワークプレイス製品マネージャー

セキュリティ、コスト効率、持続可能性のメリットが小さなブラックボックスに凝縮されています。懸かる費用はノートPCやデスクトップPCより低く、ライフサイクルも長くなるはずなので、Windows 365ライセンスの費用を考慮してもはるかに低コストです」— 製造業、VDIグローバルサービスオーナー

Windows 365 Linkが組織にもたらすメリットを探る

デバイスを共有することが多い職場におけるWindows 365 Link 導入メリットの詳細について、ぜひ、こちらの「新テクノロジー:Windows 365 Linkで予測されるTotal Economic Impact™(総経済効果)」をお読みください。

日本国内でのWindows 365 Linkのご購入については、日本マイクロソフトの営業担当者かMicrosoft Store 法人サポート(0120-54-2244)、下記の Windows 365 Link 認定リセラーにお問い合わせください。

現在、Windows 365 Linkは、日本以外では、オーストラリア、カナダ、ドイツ、ニュージーランド、英国、米国、デンマーク、フランス、インド、オランダ、スウェーデン、スイスで展開しており、今後、ベルギー、フィンランド、アイルランド、イタリア、ポーランド、シンガポール、スペインへの展開が予定されています。

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