MR テクノロジーを活用した次世代遠隔診療システムを体験展示。第31回日本医学会総会2023 東京 博覧会 出展リポート
2023年4月20日(木)~4月23日(日)の4日間、日本マイクロソフトは株式会社ロケットスタジオと共同で、東京国際フォーラム ホールEで開催された、第31回日本医学会総会2023東京 博覧会に出展しました。Mixed Reality を実現する Microsoft HoloLens 2 のテクノロジーと、3D モーションセンサー Azure Kinect DK を活用した次世代遠隔医療システムの実展開版を展示し、来場された多くの方々にご体験いただきました。 このシステムは、離れた場所にいるパーキンソン病の患者さんを診察するために開発されました。使用環境をほぼ限定せず、遠隔地にいる医師と患者が同一の空間を手軽に共有するオンライン診療を実現します。HoloLens 2 を装着した医師と患者の双方が Azure Kinect DK によって瞬時に 3D モデル化、転送されることで、医師には患者の、患者には医師の立体像が見え、あたかも対面しているかのような状況を創り出すことができます。お互いの姿が目の前にリアルタイムで再現されるため、実際に利用された患者からは「先生と直接会って診てもらっている感覚がある」「親しみやすく安心感がでる」など、多くの前向きな意見が出ています。そのような臨場感だけでなく、歩行や全身運動など個々の患者の動作分析ができ、蓄積されたそれらの情報から将来的には AI による診療補助にも繋げられる可能性があります。 <会場・展示ブースの様子> <MRを活用した遠隔診療デモ体験の様子> <体験コンテンツ> <HoloLens 2、Azure Kinect DK> <株式会社ロケットスタジオのみなさま> 関連情報 HoloLens 2 / Mixed Reality 製品に関する情報はこちら 国内におけるHoloLens… Read more