Snapdragon® X2 シリーズ プラットフォーム搭載の 法人向け Surface デバイスが提供開始

※本ブログは、米国時間 7 月 14 日に公開された ‛Surface for Business devices now available with Snapdragon® X2 Series platforms’ の抄訳です。
Microsoft は 6 月、AI を活用した新しいクラスのワークフローに向けて、パフォーマンスと柔軟性を提供する次世代の Surface Pro および Surface Laptop を発表しました。発表の詳細はこちらでご覧いただけます。
そして本日、Snapdragon X2 シリーズ プロセッサを搭載した 法人向け Surface Pro 13 インチ (第 12 世代) – Snapdragon、および 法人向け Surface Laptop 13.8 インチ & 15 インチ (第 8 世代) – Snapdragon の法人および教育機関向け提供を開始し、その流れを拡大します。これにより、AI、モビリティ、セキュリティに向けてエンドポイントを最新化する組織に、これらの機能を提供します。
Snapdragon X2 シリーズを詳しく: スケールするパフォーマンスと効率性

Snapdragon X2。ワークロードがデバイスとクラウドの両方にまたがる環境向けに設計された Snapdragon® X2 シリーズ プロセッサ。
今回のリリースの中心となるのが、ワークロードがデバイスとクラウドの両方にまたがる環境向けに設計された Snapdragon X2 シリーズ プロセッサです。最大 80 TOPS という卓越した性能を実現する統合型 Qualcomm® Hexagon™ NPU を備え、Surface Pro および Surface Laptop は業界をリードするオンデバイス AI 体験をサポートします。これにより、遅延の低減、プライバシーに配慮したシナリオへの対応、常時クラウド接続への依存の軽減が期待できます。AI ワークロードを最適な場所で実行できるようにすることで、組織は、AI の活用が拡大する中でパフォーマンス、接続性、リソース利用を柔軟に最適化できます。
大企業から中小企業まで、お客様は、向上したグラフィックス、拡張されたメモリ、最新の AI の恩恵を受けられます。しかも、Snapdragon 搭載 Surface デバイスならではの、一日中使える優れたバッテリー駆動時間[1]も兼ね備えています。
電源状態を問わず持続する、効率的なパフォーマンス
Snapdragon X2 シリーズ プロセッサは、デスクでの利用時でも電源を外した状態でも、応答性が高く一貫したハイパフォーマンスを実現するよう設計されています。Surface Laptop では、1 回の充電で最大 25% 多くの生産性タスクを[2]、Surface Pro では最大 29% 多くの生産性タスクを[3]実行できます。この世代の Surface Laptop を Surface Laptop 5 と比較すると、最大 160% 多くの生産性タスクを実行できることが確認されています[4]。これらはすべて、体験の向上と業務の遂行における意味のある改善につながります。
プラットフォームに組み込まれた AI アクセラレーション
80 TOPS の Qualcomm® Hexagon™ NPU は、パフォーマンスを大幅に向上させ、ローカルの AI 推論を Surface Laptop で最大 85%[5]、Surface Pro で最大 80% 高速化します[6]。このパワフルな新しいマイクロプロセッサにより、リアルタイムの映像補正から持続的なローカル推論まで、さまざまな AI ワークロードをオンデバイスで効率的に実行できます。また、組織がローカル AI モデルを業務アプリケーションに組み込むための強固な基盤も提供します。GitHub Copilot CLI などの強力な開発ツールと組み合わせることで、AI が既存の業務プロセスを強化できる領域について、これまで以上に迅速に概念実証 (PoC) を構築できます。一例として、ぜひこちらのブログもご覧ください。
推論がクラウド ベースのモデルとオンデバイスのモデルの両方にまたがるハイブリッド AI の計画は、多くの組織の AI 導入戦略において重要な要素となります。Snapdragon X2 シリーズを搭載した Surface Pro や Surface Laptop のような AI 対応デバイスは、お客様が「アンメータード インテリジェンス (従量制ではないインテリジェンス)」へ移行することを支援します。CPU、GPU、NPU の処理能力を組み合わせて活用することで、AI ワークロードをデバイス上でネイティブに実行し、パフォーマンス、エネルギー効率、コストの最適化を実現します。このアプローチにより、お客様はデータを処理する場所を柔軟に選択でき、AI 推論をエッジ (デバイス側) に近づける新たな可能性が生まれます。クラウド ベースの AI サービスは引き続き AI スタックの重要な一部であり続けますが、AI をデバイス上でローカルに実行することで、組織は、導入の拡大に伴って AI 体験を予測可能な形でスケールさせることができます。
Satya Nadella の Build 2026 基調講演でも強調されたように、AI イノベーションの次の波は、クラウドとエッジのインテリジェンスのシームレスな統合によって定義されます。ハイブリッド AI アーキテクチャ、ローカル AI 機能、そして Copilot+ PC がエンタープライズ コンピューティングをどのように変革しているか、また「アンメータード インテリジェンス」への移行がなぜ長期的な AI 戦略の基盤要素になりつつあるのかを、今後のブログでも掘り下げていきます。ぜひ LinkedIn でのフォローもよろしくお願いします。
最新のワークロードに向けたグラフィックスとコンピューティングの向上
Snapdragon X2 シリーズは、従来の Snapdragon 搭載モデルと比較して、世代間で大幅な向上を実現しています。グラフィックス パフォーマンスは、Surface Laptop で最大 58%[7]、Surface Pro で最大 53% 向上しています[8]。組織が AI 強化アプリケーションを採用する中で、グラフィックス パフォーマンスの重要性はますます高まっており、より応答性の高い視覚体験を可能にするとともに、生産性、クリエイティビティ、ローカル AI を融合した新しいワークロードの活用を後押しします。
最大 64GB のメモリを搭載する構成は、さまざまなアプリケーションにわたる負荷の高いマルチタスクや、AI アシスト ワークフローをサポートするよう設計されています。
Windows on Snapdragon の互換性における継続的な進化
アプリケーションの互換性は、Windows on Snapdragon において最も進化が著しい分野の 1 つであり続けています。Windows は、今日の組織が利用する多くのアプリケーションを幅広くサポートしており、さらに Arm ベース デバイス向けにネイティブ最適化された体験も増え続けています。導入の準備状況を評価する IT の意思決定者にとって、WorksOnWoA.com などのリソースは、Windows on Arm デバイスにおけるアプリケーション互換性をコミュニティ主導で確認できる情報を提供します。これにより、業務に不可欠なソフトウェアの検証や、移行計画の策定を安心して進めやすくなります。継続的なエコシステムへの投資とソフトウェア サポートの拡大により、法人環境における Snapdragon 搭載 PC の優位性はさらに高まっています。
Surface に組み込まれたハードウェアとソフトウェアの体験と組み合わせることで、Snapdragon X2 シリーズは、生産性、セキュリティ、AI がますます交差する現代の働き方に向けて設計されたプラットフォームの実現を支えます。
ディスプレイに組み込まれた視覚的プライバシー
ユーザーが公共の場や共有スペースで働く機会が増える中、画面上の機密情報を保護することは大きな課題となっています。

一部の Surface Laptop 13.8 インチ構成のディスプレイ システムに直接組み込まれた内蔵プライバシー スクリーン。
そこでマイクロソフトは、一部の Surface Laptop 13.8 インチ構成のディスプレイ システムに、プライバシー スクリーンを直接組み込みました。これにより、外付けアクセサリを使うことなく、デバイスのデザインを損なわずにプライバシーを保護できます。単に画面の明るさを下げるのではなく、輝度制御のアプローチを採用することで、ユーザー本人には鮮明さを保ちながら、斜めからの視認性を低減します。
- キーボードまたはソフトウェアからのワンタッチ起動
- スリープや再起動をまたいでも設定を保持
- Windows の明るさおよび HDR 機能と併用できるよう設計
- IT 管理者はポリシー設定でプライバシー スクリーンを管理可能
内蔵プライバシー スクリーンに関する取り組みの詳細は、Surface 統合プライバシー画面の概要 | Microsoft Learn でご覧いただけます。
タッチパッドとペンに、高度なハプティクスがもたらす精緻な操作性

アダプティブタッチ モードと触覚フィードバックを備えたハプティック タッチパッド。スクロールやジェスチャーをより応答性が高く直感的に感じられるよう設計。
この世代では、対象モデル全体で洗練された触覚フィードバックを導入し、操作をより応答性が高く、意のままにコントロールできるものにしています。Surface Laptop には、アダプティブタッチ モードと触覚フィードバックを備えたカスタマイズ可能なハプティック タッチパッドが搭載されており、スクロールやジェスチャーをより応答性が高く直感的に感じられるよう設計されています。
Surface Pro では、ハプティクスはペン体験にも広がります。対応アプリケーションでの筆記、描画、操作の際に触覚フィードバックを提供し、ペンと画面のより自然なつながりを生み出します。高度なハプティクスへの取り組み、およびこの機能を活用したサードパーティ製アプリケーションの詳細は、こちらのブログでご覧いただけます。
最新のコラボレーションに向けた AI 強化カメラ システム
Surface Pro と Surface Laptop は、カメラ ハードウェア、ファームウェア、オンデバイス AI を組み合わせた統合型イメージング パイプラインを備え、さまざまなコラボレーションのシナリオや環境で一貫した映像品質をサポートします。
Snapdragon X2 は、80 TOPS の Qualcomm® Hexagon™ NPU を活用して処理を高速化し、映像をリアルタイムで補正します。低遅延と効率的なパフォーマンスを維持しながら、鮮明さ、照明、色彩の向上を支援します。
システムに組み込まれた AI 強化映像
Surface は、カメラの強化機能をシステム レベルで統合し、対応するコラボレーション ツール全体で一貫した体験を実現します。
![Surface Laptop は DXOMark でノート PC カメラ第 1 位の評価を獲得[9]。](https://winblogs.thesourcemediaassets.com/sites/31/2026/07/8c7fc431291184a8ba24522f723a4cd6.jpg)
Surface Laptop は DXOMark でノート PC カメラ第 1 位の評価を獲得[9]。
- AI ノイズ リダクション (AINR) は、特に低照度のシーンで、ディテールを保ちながら目に見えるノイズを低減するよう設計されています。AI ノイズ リダクションおよび一部のカメラ機能には、対応アプリケーションと Windows 11 が必要です。結果は、照明条件、シーンの構成、構成内容によって異なる場合があります。
- HDR や露出調整を含むダイナミック チューニングは、明るい環境、暗い環境、混在した照明環境でのパフォーマンス向上を支援します。HDR 機能には、HDR コンテンツと、デバイス設定での HDR の有効化が必要です。結果は、コンテンツや環境によって異なる場合があります。
- このプラットフォームは、複雑な照明に適応しながら、さまざまな肌の色調で自然な仕上がりを維持するよう設計されています。
また Surface は、システムの応答性を維持しながら Windows Studio Effects などの機能をサポートするために、連携したイメージング パイプラインを採用しています。
- フロントエンド処理により、安定したベースライン画像を準備
- Windows Studio Effects による AI 主導の強化が、オンデバイス モデルを用いて画像を精緻化
高く評価されたカメラ パフォーマンス
第三者機関である DXOMark による検証もこの成果を裏付けており、Surface Laptop はノート PC カメラで第 1 位[9]、Surface Pro のフロント カメラは第 2 位[10]にランクされました。カメラ技術の革新に関する詳細な解説も近日公開予定ですので、ぜひご期待ください。
多様なニーズに応える、新しい Designed for Surface アクセサリ
Designed for Surface エコシステムは、さまざまな業種や業務環境において、Surface デバイスの柔軟性をさらに広げることを支援します。

さまざまな業務環境でデバイスを保護するために設計されたアクセサリである Kensington BlackBelt EQ Case を装着した Surface Pro 13 インチ。
Surface Laptop 向けには、STM Dux Cases for Surface Laptop 13 インチ や UAG Essential Armor Case for Surface Laptop 13.8 インチ などのソリューションが、モバイルな働き方を補完する追加の保護オプションを提供します。
Surface Pro 向けには、幅広い保護ケースのラインアップ が用意されており、製造業や現場 (フロントライン) での展開から、教育やハイブリッド ワークのシナリオまで、業種や環境を問わず多様なニーズをサポートします。
ディスプレイやその他のアクセサリに接続する際には、Kensington USB4 Portable Docking Station や ViewSonic モニター が、ワークスペースを拡張する便利な手段を提供します。複数の外部ディスプレイ、パススルー給電、多彩な接続オプションに対応しています。
これらのアクセサリは、法人向け Surface のポートフォリオを補完し、組織が現代の働き方を支えるための選択肢を広げます。250 種類以上の Designed for Surface アクセサリの全カタログは、DesignedforSurface.com でご覧いただけます。
本日より、法人および教育機関のお客様に提供開始
Snapdragon X2 シリーズ プロセッサを搭載した 法人向け Surface Pro 13 インチ (第 12 世代) – Intel、および法人向け Surface Laptop 13.8 インチ & 15 インチ (第 8 世代) – Snapdragonは、本日より一部の市場において法人のお客様に提供が開始されます。

これらは Surface ポートフォリオにおける次の一歩であり、以下の要素を融合しています。
- AI 対応のシリコン
- エンタープライズ グレードのセキュリティとプライバシー
- 現代の働き方を支えるために、一体で設計されたハードウェアとソフトウェア
Surface の法人向け認定リセラーにお問い合わせいただくか、Microsoft Store で直接ご購入いただけます。Microsoft.com でのお買い物では、迅速な無料配送、60 日間の無料返品、柔軟なお支払いオプションをご利用いただけます[11]。
組織が AI を活用した働き方に向けてエンドポイント戦略を進化させ続ける中で、Surface は、先進的な機能が最初から統合され、実際の業務ですぐに使えると感じられるデバイスづくりに注力しています。これにより、クラウドとエッジの両方で AI がもたらす新たな可能性を、お客様が引き出せるよう支援します。
関連リソース
お読みください: 次世代 Surface Pro と Surface Laptop のご紹介 – Windows Blog for Japan
Microsoft Store で見る:
- 法人向け Surface Pro 13 インチ (第 12 世代) – Snapdragon
- 法人向け Surface Laptop 13.8 インチ & 15 インチ (第 8 世代) – Snapdragon
新しい Surface for Business ビデオ シリーズ をご覧ください:
ソリューションの詳細は Surface.com/business をご覧ください。
脚注
1 バッテリー駆動時間は、使用状況、構成、ネットワーク、設定によって大きく異なります。詳細は ms/SurfaceBatteryPerformance をご覧ください。
2 マイクロソフトが実施した UL Procyon Office Productivity ベンチマーク テストに基づき、Snapdragon X 搭載の Surface Laptop 13.8 インチおよび 15 インチと比較。パフォーマンスは、デバイス、ワークロード、設定、その他の要因によって大きく異なります。
3 マイクロソフトが実施した UL Procyon Office Productivity ベンチマーク テストに基づき、Snapdragon X 搭載の Surface Pro 13 インチと比較。パフォーマンスは、デバイス、ワークロード、設定、その他の要因によって大きく異なります。
4 マイクロソフトが実施した UL Procyon Office Productivity ベンチマーク テストに基づき、Intel® Core™ i7 搭載の Surface Laptop 5 13.5 インチと比較。パフォーマンスは、デバイス、ワークロード、設定、その他の要因によって大きく異なります。
5 2026 年 4 月にマイクロソフトが Procyon AI ベンチマークを使用してテスト。Snapdragon X2 シリーズ搭載の Surface Laptop 13.8 インチ・15 インチ (第 8 世代) を、Snapdragon X 搭載の Surface Laptop 13.8 インチ・15 インチ (第 8 世代) と比較。パフォーマンスは構成によって異なります。
6 2026 年 4 月にマイクロソフトが Procyon AI ベンチマークを使用してテスト。Snapdragon 搭載の Surface Pro 13 インチ (第 12 世代) を、Snapdragon 搭載の Surface Pro 13 インチ (第 11 世代) と比較。パフォーマンスは構成によって異なります。
7 2026 年 4 月にマイクロソフトが 3DMark Steel Nomad Lite ベンチマークを使用してテスト。Snapdragon 搭載の Surface Laptop 13.8 インチ・15 インチ (第 8 世代) を、Snapdragon 搭載の Surface Laptop 13.8 インチ・15 インチ (第 7 世代) と比較。
8 2026 年 4 月にマイクロソフトが 3DMark Steel Nomad ベンチマークを使用してテスト。Snapdragon X2 Elite 搭載の Surface Pro 13 インチ (第 12 世代) を、Snapdragon X Elite 搭載の Surface Pro 13 インチ (第 11 世代) と比較。
9 2026 年 4 月に DXOMARK が委託を受けて実施した、Snapdragon® X2 M10 16GB / 256GB 搭載の Surface Laptop 13.8 インチのテスト、および 2026 年 6 月 16 日時点の DXOMARK ノート PC カメラ ランキングに基づく。この主張は、テストされたものと同じカメラ ハードウェア、ファームウェア、設定を備えたデバイスにのみ適用されます。ランキングは変更される場合があります。詳細: Laptop Ranking – DXOMARK。
10 2026 年 4 月に DXOMARK が委託を受けて実施した、Snapdragon® X2 M10 6GB / 256GB 搭載の Surface Pro 13 インチのテスト、および 2026 年 6 月 16 日時点の DXOMARK ノート PC カメラ ランキングに基づく。この主張は、テストされたものと同じカメラ ハードウェア、ファームウェア、設定を備えたデバイスにのみ適用されます。ランキングは変更される場合があります。詳細: Laptop Ranking – DXOMARK。
11 返品について: 一部の市場において、Microsoft Store オンラインおよび Microsoft Experience Center で購入された対象の物理製品にご利用いただけます。返品手続きは、お客様が製品を受け取ってから 60 日以内に開始する必要があります。対象となるお客様の 1 回のご購入につき、返品は 5 製品までに制限されます。ROG Xbox Ally X、ROG Xbox Ally、Surface Hub、HoloLens、Windows DevKit は対象外です。該当する返品ポリシーが適用されます。
柔軟なお支払いオプション: 対象となるお客様は、該当する市場で Microsoft アカウントでチェックアウトする際に、分割払いのオプションをご利用いただける場合があります。
Snapdragon および Qualcomm ブランドの製品は、Qualcomm Technologies, Inc. および / またはその子会社の製品です。
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