トヨタ自動車様における Mixed Reality / HoloLens を活用した取り組みを発表!トヨタ販売店への HoloLens 2 展開を予定!
日本マイクロソフトは、昨日より、開発者をはじめとする、IT に携わるすべてのエンジニアの方を対象にテクニカル カンファレンス de:code 2019 を開催しています。 昨日の基調講演に登壇した、日本マイクロソフト 代表取締役 社長 平野 拓也から、Mixed Reality を活用したトヨタ自動車株式会社様の新たな取組みを発表させていただきましたので、本ブログでご紹介します。 日本マイクロソフト 代表取締役 社長 平野 拓也 トヨタ自動車様における Mixed Reality / HoloLens の活用 トヨタ自動車様では、Mixed Reality / HoloLens を活用した複数の取組みを検証されており、昨年11月には「塗装の膜厚検査での活用」と「試作工場の設備移設での活用」を発表されていますが、今回は、サービス技術部における「自動車の修理・点検業務での活用」が紹介されました。 自動車の修理・点検業務での活用 トヨタ自動車様では、現場のサービスエンジニア(整備士)の方々が自動車の整備作業を行う際に参照する、作業手順書・修理書という紙や Web のマニュアルが車種ごとに用意されています。これまでの紙の作業手順書・修理書は、自動車の車種ごとにあるため、数が多く物理的に場所をとる、作業手順書・修理書にイラストで記載された部品や配線図と実際の車の該当箇所を照合するのに時間を要する、作業手順書・修理書の2Dイラストでは内部の構造や、勘やコツが必要な脱着の方法などの表現に限界があり、結果として整備士にとって解りづらくなっている、といった課題がありました。 そこで、トヨタ自動車様では、Mixed Reality テクノロジーによって、従来の紙や Web の作業手順書・修理書を、3D… Read more