September 27, 2018 5:07 am

Microsoft 365 に Azure 上のモダン デスクトップを追加

※本ブログは、米国時間 9/24 に公開された”Microsoft 365 adds modern desktop on Azure” の抄訳です。

このたび、Windows Virtual Desktop が発表されました。Windows Virtual Desktop は、Azure で提供される Windows および Office の最も優れた仮想化エクスペリエンスで、マルチユーザーの Windows 10 エクスペリエンス、Office 365 ProPlus への最適化、無料の Windows 7 延長セキュリティ更新プログラムを提供する唯一のクラウドベースのサービスです。Windows Virtual Desktop では、ビルトイン セキュリティを備え、コンプライアンスを確保した Windows と Office を Azure 上に数分でデプロイ、スケーリングすることができます。

多くの企業がそれぞれ固有のビジネス ニーズを満たすには、仮想化デスクトップ エクスペリエンスが必要になります。仮想化の目的はさまざまです。たとえば、金融サービスや医療などの規制の厳しい業界では、仮想化デスクトップ エクスペリエンスを利用することで、コンプライアンス要件を確実に満たし、機密データへのアクセスを安全に管理することができます。モバイル ワーカーや最前線で働く従業員にとっては、デスクトップを仮想化することで、企業のデータやアプリへのアクセスの管理やプロビジョニングが容易になります。さらに、IT 部門にとっては、特定の従業員に対して特定のアプリへのアクセスを許可するといったシナリオをサポートするための選択肢が広がります。

Windows Virtual Desktop の概要

デスクトップ仮想化は多くのビジネス シナリオに役立ちますが、従来はデプロイと管理が複雑かつ高価でした。マイクロソフトは、この複雑さを解消するために、IT 部門とユーザーの両方を考慮して Windows Virtual Desktop を開発しました。

Windows Virtual Desktop には、以下のようなメリットがあります。

  • マルチユーザーの Windows 10 エクスペリエンスを提供する唯一のサービス: Microsoft Store や既存の Windows 基幹業務アプリとの互換性があるほか、以前はサーバーベースの仮想化でしか実現できなかったコスト面のメリットが得られます。
  • マルチユーザーの仮想シナリオで Office 365 ProPlus を仮想化するうえで最適なサービス: Microsoft Office は最も仮想化して使用されているアプリであり、マイクロソフトは最良の仮想エクスペリエンスを提供できるように取り組んでいます。Windows Virtual Desktop サービスの Office 365 仮想化エクスペリエンスに関する取り組みについては、今後数か月間のうちに詳しくご紹介する予定です。
  • Windows 7 仮想デスクトップと無料の延長セキュリティ更新プログラムを提供する唯一のサービス: Windows 10 への移行中にレガシ アプリをサポートするための選択肢が広がります。
  • Windows 仮想マシンをデプロイ、管理するうえで最もスケーラブルなサービス: Azure を使用して、コンピューティング、ストレージ、リッチな診断機能、高度なネットワーク、接続ブローカー、ゲートウェイを提供します。そのため、これらのコンポーネントをお客様ご自身がホスト、インストール、構成、管理する必要はなく、数分でデプロイ、スケーリングすることができます。
  • デスクトップとアプリの両方を仮想化できる最も柔軟なサービス: ユーザーに完全なデスクトップ エクスペリエンスを提供するか、特定のアプリのみを配信するかを選択できます。Windows 10 エンドポイントに配信した仮想アプリは、ユーザー エクスペリエンスにシームレスに統合されます。
  • Microsoft 365 のセキュリティや管理との緊密な統合: Microsoft 365 の条件付きアクセス、データ損失防止、統合管理がネイティブに組み込まれており、あらゆるアプリやデータを保護、管理するうえで最も安全かつシンプルなソリューションとなります。

Windows Virtual Desktop エコシステム

Windows Virtual Desktop は包括的な仮想化ソリューションです。しかし、幅広いお客様にサービスを提供するためには、さまざまな機能が必要になります。このニーズに対応するべく、Windows Virtual Desktop はパートナー様が簡単に拡張、強化できるプラットフォームとして構築されています。

  • 多くのパートナー様が Azure Marketplace を通じてサービスを拡張、強化できるようにします。既に、Citrix、CloudJumper、FSLogix、Lakeside Software、Liquidware、People Tech Group、ThinPrint といった主要パートナー様との協力を進めています。
  • マイクロソフト クラウド ソリューション プロバイダーの広範なネットワークを通じて、お客様に Windows Virtual Desktop を提供し、サービス関連の付加価値を提供することができます。
  • Citrix などのパートナー様と協力して、Windows Virtual Desktop の機能を緊密に統合し、これらの機能をベースに開発を行っています。

エコシステムのアプローチについては、今後さらに詳しくご紹介します。

Windows Virtual Desktop へのアクセス

このサービスを Windows 10 Enterprise および Windows 10 Education のお客様に提供できることをたいへん嬉しく思います。Windows Virtual Desktop にサインアップしたら、Azure サブスクリプションを作成するか、既存のサブスクリプションを使用して、仮想デスクトップや仮想アプリをすばやくデプロイして管理することができます。追加で発生するコストは、Azure サブスクリプションに含まれる仮想マシン自体のストレージとコンピューティングの利用分だけです。Azure Virtual Machine Reserved Instances (RI) をはじめ、Azure コンピューティングへの既存投資を活用することができます。

現在、年内のパブリック プレビュー開始に向けて最後の仕上げを全力で進めているところです。パブリック プレビューへの参加をご希望の場合は、今すぐご登録 (英語) ください。パブリック プレビューが開始されるまでは、Windows Virtual Desktop の Web サイト (英語) にアクセスして詳細を確認するか、マイクロソフト アカウント チームまたはマイクロソフト パートナーにお問い合わせください。

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