December 2, 2020 6:44 am

アプリを利用して、Microsoft Teamsを強化

※ 本ブログは、米国時間 11/16 に公開された ”Enhancing your Microsoft Teams experience with the apps you need” の抄訳です。

Nicole Herskowitz (Microsoft Teams 担当ゼネラル マネージャー)

パンデミックにより、この 1 年で私たちの生活や働き方は大きく変わりました。世界中の企業が在宅勤務を取り入れた働き方に対応するため、Microsoft Teams のようなツールを導入するようになりました。現在、Teams の一日辺りの利用者数は 1 億 1,500 万人にのぼっています。Teams が急激に成長し、広く導入されるようになったのは、ビデオ会議の機能を備えていたことが大きな理由ですが、お客様は導入後間もなく、新しい働き方に対応するには、会議以外でもデジタル トランスフォーメーションが必要であることに気づきました。お客様は、アプリやビジネス プロセスを 1 つの環境に統合して、顧客へのサービスの改善、業務の合理化、従業員の生産性や幸福度の向上を実現したいと考えています。

こうした新しい働き方を可能にするのが Teams です。本製品は、チャット、ビデオ会議、通話、ファイルの共同編集、アプリといった必要な機能をすべて 1 か所に統合しているコラボレーション プラットフォームです。サードパーティーのアプリを追加したり、Teams 内で使用するカスタムの基幹業務アプリ、ワークフロー、ボットを自社開発したりと、アプリを活用することで、具体的なニーズに合わせて容易にカスタマイズできます。

そしてこのたび、マイクロソフトは、日々の業務によりシームレスに対応いただくための新しい Teams アプリを発表しました。

会議の生産性を向上し、コミュニケーションを活性化するための新しいアプリ

チームで業務を進めていくには、コミュニケーションやコラボレーションを行うための場が不可欠ですが、その方法はチームによってさまざまです。このため、Teams では、アプリを使ってチャットやチャネルをカスタマイズできるようになっていましたが、このたび会議もカスタマイズできるようになりました。マイクロソフトは、新たに会議用 Teams アプリの提供開始を発表し、Asana、HireVue、monday.com、Slido、Teamflect や、おなじみの Forms (英語) といったマイクロソフト純正アプリを含む 20 種類ほどの新しい会議用 Teams アプリ (英語) を Teams App Store で公開しました。開発者の皆様は、会議用 Teams アプリの開発に関するドキュメントで詳細をご確認ください。

たとえば、Teams のチャットやチャネル内でプロジェクトの管理やタスクの追跡を行う場合には、Asana がよく使用されていますが、Asana アプリを Teams 会議の招待状に追加して、会議中に新しい実施項目を簡単に作成できるようになりました。これにより、各ユーザーは、会議後にプロジェクト計画内で実施項目を確認し、それに従って作業を開始することができます。

Slido も会議でよく利用されているツールです。このアプリを使うと、会議中に画面を毎回切り替えることなく、直接 Teams 内でリアルタイムの投票、テスト、質疑応答を計画、実施することができます。

Teams App Store では、こうした新しい会議用アプリだけでなく、既に 700 種類以上の Teams アプリが提供されており、日々お客様に愛用いただいています。たとえば DevOps チームでは、JIRA Cloud や GitHub などのアプリを使用して、直接 Teams 内でソフトウェアの構築、テスト、リリースを行っています。人事部や財務部では、業界で広く使用されている Workday や Adobe Sign などのアプリで、ワークフローを合理化しています。また、カスタマー サービスやサポート チームでは、ServiceNow を利用してサポート要求の対応や管理を Teams で行っています。

ServiceNow に関しては、今月、同社が提供する Now Virtual Agent アプリに、シームレスなセルフサービスと迅速な問題解決を可能にし、従業員の生産性向上を実現する新機能が追加されます。これにより、サポート要求の送信、発行済みのチケットの承認状況の確認、アクションのリマインド、チャットでの仮想エージェントによる自動アシスタンス、エージェントとの間のコミュニケーションの合理化などが可能になります。これらの機能は、すべて Teams のワークフロー内から使用できます。

カスタム アプリを開発してデジタル ワークスペースに統合

Teams App Store からアプリを追加すると、Teams をカスタマイズできますが、企業によって業務のプロセスや進め方はそれぞれ異なるため、カスタム ソリューションが必要となることも珍しくありません。

Teams プラットフォームは拡張性が高く、幅広い機能やエントリ ポイントを備えているため、自社のニーズに適したカスタム アプリを容易に開発できます。たとえば、世界的な医療ソフトウェア企業の EPIC Systems では、患者と医療提供者向けのポータル内で Teams を使ってオンライン診療を予約、実施できるようにするためのコネクタを構築しました。これにより、現在のような困難な状況でも、重要な医療サービスを滞りなく提供できます。

カスタム アプリを開発する場合、パートナーや開発者の皆様は、Visual Studio 用 (英語)Visual Studio Code 用 (英語) の Microsoft Teams Toolkit など、プロフェッショナル向けの開発者ツールを使用しています。こうしたツールには、Teams アプリの開発に必要なあらゆる機能が揃っているため、すぐに作業を開始できます。今年の Build で初めてご紹介して以来、これらのツールキットは大きな進化を遂げており、Teams アプリをさらにスムーズに開発していただけるよう、今後も改良を続けていく予定です。ツールの使用方法については、こちらをご覧ください

この SharePoint で構築されたエンタープライズ アプリは、数多くの企業で利用されており、Teams アプリの開発と、Microsoft 365 において最も目覚ましくスピーディな成長を遂げている UX 拡張モデルの SharePoint Framework (SPFx) との統合が大幅に進んでいます。SPFx を使用して Teams アプリを開発すると、IT 担当者がインフラストラクチャのホスティング費用を削減したり、展開や運用のプロセスを簡素化したりできるようになる一方で、SharePoint 開発者は、既存のフレームワークを使用してアプリの汎用性や用途を広げることができます。SPFx で Teams アプリの開発を進める方法については、こちらをご覧ください

Teams でローコードのアプリ、ワークフロー、チャットボットを利用して俊敏性を向上

現在、多くのお客様が業務環境をデジタル化しようとしているものの、完全なカスタム アプリを開発するための人材や時間が不足しているのが現状です。マイクロソフトはこのようなお客様に向けて、Microsoft Power Platform と Teams を統合しています。Microsoft Power Platform を使うと、ローコード ツールのPower AppsやRPAのPower Automateでアプリ、ワークフロー、チャットボットの開発から展開、管理まで、一貫して Teams 内で行えます。

そして、このたびマイクロソフトは、新たに Teams 用 Power Apps、Power Automate、Power Virtual Agents アプリの一般提供を開始しました。

  • Teams Power Apps では、ローコード アプリの開発と管理を直接 Teams 内で行えます。簡潔なユーザー エクスペリエンスによって、だれでも簡単にアプリを開発し、業務を簡素化することができます。
  • Teams Power Automate アプリ は、シンプルなワークフロー デザイナーと多数のテンプレートを備えており、だれでも簡単に定型作業を自動化できます。
  • Teams Power Virtual Agents アプリでは、IT ヘルプデスク、運用に関する FAQ、人事に関する問題の解決など、さまざまなシナリオに対応するボットを容易に開発し、展開できます。

また、ローコード データ プラットフォームである Teams Microsoft Dataverse (英語) の一般提供も開始されました。本製品を使うと、Teams でアプリやチャットボットを簡単に開発、展開することが可能です。また、アプリケーションのライフサイクル管理を改善したり、Teams でアプリ、ボット、ワークフローを開発する際に使用するデータをより細かく制御したりできます。

Teams ユーザーは、Power Platform でローコード ソリューションを開発すると、業務を簡素化することができます。たとえば、Lumen Technologies (英語) は、Teams で Power Apps を使用して、人事業務プロセスを改善するためのアプリや、サービス停止時にファイル担当者の対応を支援するためのアプリを開発しました。また、Office Depot (英語) は、Teams で Power Apps を使用して店頭販売員の給与支払い管理業務を改善したり、ビジネス プロセスを強化して従業員が業務に集中できるよう、アプリやワークフローのコミュニティを立ち上げたりしています。

当然ながら、こうしたアプリやカスタム ソリューションの構築や公開に際しては、IT 管理者が企業データのセキュリティやコンプライアンスを厳重に管理します。自社テナント全体で Teams アプリを管理する方法については、こちらをご覧ください

Teams で業務環境を変革

お伝えしてきたように、Teams を使用すれば、Teams App Store から SaaS アプリを追加したり、Teams 内で使用するカスタムのアプリ、ワークフロー、ボットを開発したりして、ワークスペースを容易にカスタマイズできます。

世界中の多くのお客様に日々 Teams をご愛用いただき、たいへん光栄に思います。Teams なら、新しい働き方を実現できるだけでなく、Teams アプリを統合させることで業務を一段と簡素化できます。

Teams アプリで業務環境を変革する方法について、詳しくはこちらのドキュメントをご覧ください。ここまででお伝えした内容については、以下のリンクからさらに詳しい情報をご覧いただけます。

 

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