4月 21, 2021 12:41 am

Operator Connect と最新 Teams 通話機能の紹介

※ 本ブログは、米国時間 3 月 2 日に公開された “Introducing Operator Connect and more Teams Calling updates” の抄訳を基に掲載しています。

音声は重要です。Microsoft Teams の通話機能は、音声を利用してコミュニケーションを深めたり、新しい信頼関係を構築したりするためのツールです。オフィスでの同僚とのおしゃべりや、顧客とのざっくばらんな会話の機会が減り、オンラインでのコミュニケーションが必須となった今、新しいシームレスな通話ソリューションのニーズが高まっています。マイクロソフトが先日発表したデータでは、Teams における 10 月の通話回数は 6 5,000 万件を超え、2020 年 3 月からわずか数か月前で 11 に増加しました。

マイクロソフトは、シンプルですばやく展開できる最先端の通話ソリューションを構築しています。このたび、この取り組みから生まれたイノベーション「Operator Connect」を発表します。この記事でご紹介する最新情報は、マイクロソフトの現在の取り組みのほんの一部です。さらに知りたい方は、Ignite の Microsoft Teams 通話のセッション (英語) をご覧ください。今後も続々と詳しい情報をお届けして参りますので、どうぞお見逃しなく。

Teams に PSTN 通話を追加するシンプルでシームレスなオプション

Operator Connect

Operator Connect
マイクロソフトは、Teams 通話を社内に展開しようとしたことがきっかけで、高性能でモダンな通話エクスペリエンスに取り組み始めました。多くの企業と同様、マイクロソフトも既存の通信事業者を利用しながら Teams で通話できるようにしたいというニーズがありました。このたび、PSTN 通話を Teams に統合した、通信事業者による新しいマネージド サービス「Operator Connect」を発表いたします。Operator Connect は、既存の通信事業者 (プログラム参加企業) を Teams で簡単に利用できるサービスで、次のようなさまざまなメリットをもたらします。

  • 既存の通信事業者との契約を活用: 通信事業者との契約を維持しながら、Teams で最新の通話エクスペリエンスを利用できます。
  • シンプルにすばやく導入: 通信事業者との接続、ユーザーへの電話番号の割り当てなど、すべてを Teams 管理センターですばやく設定できます。専門家でなくても、Teams に通話機能を展開できます。
  • 通信事業者が管理するインフラストラクチャ: PSTN 通話サービスとセッション ボーダー コントローラー (SBC) を通信事業者が管理するため、ハードウェアの購入や管理の手間がかかりません。
  • 強力なサポートと信頼性: 通信事業者が技術的にサポートしサービス レベル アグリーメントの一部を保証することで、サポート サービスを強化します。また、Azure のダイレクト ピアリングで 1 対 1 のネットワーク接続を確立することで、信頼性が向上します。

Operator Connect の提供が開始されると、Teams 管理センターの [Operators] タブに認定通信事業者の一覧が表示されます。希望する通信事業者を選択して通話サービスに接続すると、電話番号が提供されるので、それをユーザーに割り当てます。

Operator Connect は次の四半期にパブリック プレビューを開始します。初期パートナーとなるのは、BTDeutsche TelekomIntradoNTTNuwaveOrange Business ServicesPure IPRogersSwisscomTATATelenorVerizon です。マイクロソフトは各社との緊密なパートナーシップの下、シームレスに統合できるエクスペリエンスの構築に力を注いできました。今後は、この Operator Connect プログラムに参加するパートナーを拡大していく予定です。Operator Connect の一般提供に向けて、今後詳細をお知らせしますので、定期的にブログをご確認ください。

Microsoft Teams 通話プランの地域を拡大

Microsoft Teams 通話プランの地域を拡大
Microsoft Teams 通話プランでは、オンプレミス機器がなくても通話機能をすばやく簡単に Microsoft Teams に展開できます。Teams 管理センターで電話番号を購入して、わずか数分でユーザーに割り当てられます。

より多くの皆様に Microsoft Teams 通話プランを活用していただくため、4 月から 6 月末にかけて 8 つの新しい地域にサービスを拡大します。新たな提供地域は、ニュージーランド、シンガポール、ルーマニア、チェコ共和国、ハンガリー、フィンランド、ノルウェー、スロバキアです。これで、Microsoft Teams 通話プランは世界 26 の地域で提供されることになります。

ダイレクト ルーティングの更新

通話ソリューションとして Teams を利用するお客様が増加したことで、ダイレクト ルーティングの利用も大幅に拡大しています。この 1 年間でダイレクト ルーティング経由の通話時間は 8 に、Teams での PSTN 通話をダイレクト ルーティングで有効化しているお客様の数は 4 倍以上に増加しました。

ダイレクト ルーティングの選択肢を増やして柔軟に展開できるよう、マイクロソフトはダイレクト ルーティング対応セッション ボーダー コントローラー (SBC) を拡充しています。この 3 か月で新たに 6 つの SBC が認定を取得しました。また、最重要拠点の回復性を高められる、存続可能ブランチ アプライアンス機能の一般提供を開始しました。これにより、障害発生時に Teams クライアントがマイクロソフトのサービスに直接つながらなくなっても、PSTN 通話が可能になります。

Operator Connect Conferencing

Operator Connect Conferencing
また、さらなる会議オプションとして、Operator Connect と同じ管理インターフェイスを採用した「Operator Connect Conferencing」を発表します。これは、Microsoft Teams 電話会議ブリッジに通信事業者のダイヤルイン番号を追加できる新サービスです。

Operator Connect Conferencing は、以下のメリットを提供する通信事業者のマネージド サービスです。

  • 既存の通信事業者 (プログラム参加企業) を利用した電話会議: 希望する通信事業者との契約を維持しながら、既存の PSTN インフラストラクチャをクラウドに移行できます。
  • 多様な通信事業者の利用: PSTN インフラストラクチャにさらに認定通信事業者を追加して、多様化を図れます。
  • ダイヤルイン対応地域の拡大: ダイヤルインの対応拠点を増やすことで、国や地域ごとのニーズを解消できます。
  • 強力なサポートと信頼性: マイクロソフトと通信事業者が緊密に協力して技術サポートやサービス レベル アグリーメントを強化することで、信頼性が向上します。

Operator Connect Conferencing は次の四半期にプライベート プレビューを開始します。初期認定パートナーは、BTDeutsche TelekomIntradoNTTOrange Business ServicesTelenor です。マイクロソフトは、各社との緊密なパートナーシップの下、シームレスに統合されたエクスペリエンスの構築に力を注いできました。今後は順次、認定通信事業者を追加していく予定です。Operator Connect Conferencing の一般提供に向けて、今後詳細をお知らせしますので、定期的にブログをご確認ください。

幅広い高度な通話シナリオを実現する革新的な価値

音声通話対応チャネル

音声通話対応チャネル
チームが業務の中で音声通話を活用することで、コラボレーションを促進し、より効果的かつスピーディに物事が運ぶようになります。音声通話対応の Teams チャネルを作成して、チーム用の通話キューとして使えば、通話前、通話中、通話後も連携や情報共有が可能です。人事部門や IT 部門などでは、重要な問題をチームで解決できるようになります。たとえば、新入社員の質問に答えたり、技術サポートのリクエストにすばやく対応したりできます。音声通話対応チャネルは、3 月末までには Teams 管理者が新規作成できるようになります。

通話アプリ エクスペリエンスの改善

Teams はチャット、コラボレーション、会議、アプリ、ワークフローのハブです。優れた通話アプリによって、このハブに最も重要な通話機能 (ダイヤル パッド、通話履歴、ボイスメール、連絡先、設定) を統合することで、業務の中でいつでもつながりを維持できます。3 月より、通話アプリの新しいエクスペリエンスを利用できるようになります。

コンタクト センターとコンプライアンス レコーディングの認定ソリューション

Teams は拡張可能なプラットフォームであり、Teams 通話も例外ではありません。Teams のコンタクト センター認定プログラムコンプライアンス レコーディング認定プログラムは、お客様の利用するコンタクト センターやコンプライアンス レコーディングのソリューションが Teams とシームレスかつ確実に統合されていることを保証します。このたび、Anywhere365 (英語)ComputerTalk (英語)8×8 (英語)Enghouse Interactive (英語) の各ソリューションがコンタクト センターの認定を取得しました。また、NICE (英語)AudioCodes (英語)Dubber (英語)ASC (英語)Numonix (英語)Verint (英語) の各ソリューションがコンプライアンス レコーディングの認定を取得しました。

エンドポイント転送

Teams では、デスクトップやモバイル デバイスなどの複数のエンドポイントで簡単に通話を受発信できますが、場所を移動したり他のデバイスに切り替えたりする際に、通話を終了する必要があります。新しいエンドポイント転送機能を使用すれば、通話や品質に支障なく、ノート PC からスマートフォンへなど、別のデバイスに通話をシームレスに引き継ぐことができます。エンドポイント転送は、次の四半期の始めに提供を開始する予定です。

データ節約モード

データ通信量を抑えたい場合や、ネットワークの接続が悪い場合などに、会議やビデオ通話で使用するデータ量に制限をかけられると便利です。そこで新たに、データ節約モードをリリースしました。このモードでは、Teams の会議やビデオ通話で使用するデータ量に上限を設けることができます。また、ネットワークの接続状況に応じた設定もでき、データ節約モードを常にオンにすることも、モバイル ネットワークを利用しているときだけオンにすることも可能です。

帯域幅制御

多くの組織は、ネットワーク上の各拠点の帯域幅に制限を設けており、それらの拠点における Teams の帯域幅消費を制限する機能が必要です。新しい帯域幅制御機能では、Teams 管理者が特定のネットワーク拠点における Teams クライアントのネットワーク帯域幅消費量をあらかじめ設定しておくことができます。たとえば、遠隔地では域幅制御の上限を低く設定し、その他の拠点は高く設定するということが可能です。帯域幅制御は、次の四半期の始めに提供を開始する予定です。

柔軟で強力な通話エンドポイント

SIP ゲートウェイ

SIP 電話機の対象モデル向けに、SIP ゲートウェイ ソリューションのプレビューを開始します。これにより、Cisco、Poly、Yealink、AudioCodes のレガシ電話機で Teams の通話機能を利用できるようになります。機能には、受信と発信、通話の転送、会議のダイヤルイン/ダイヤルアウト、デバイス ベースの応答不可設定、ボイスメールの通知表示などが含まれます。

SIP ゲートウェイ

新しい通話製品

新しい通話製品

Yealink MP52 と AudioCodes C435、2 つの新しい電話機が 4 月上旬に発売される予定です。主な通話機能を備えており、Teams のシンプルな電話エクスペリエンスを手頃な価格で提供します。固定電話機や共用エリアの電話機として最適です。

共用エリア電話機のリモート展開

共用エリアの電話機をリモート展開できるようになりました。IT 管理者は Teams 管理センター内で、デバイス タグ (MAC アドレス) を用いて電話機をデバイス インベントリに追加します。現場の技術者は、生成された確認コードを実際のデバイスに入力します。電話機にはテナント ID が表示され、サインイン画面が開きます。リモートの管理者がデバイスを選択し、デバイス コードを適用してサインインを完了すれば、電話機が使えるようになります。

Teams ディスプレイの機能強化

Lenovo ThinkSmart View の Teams ディスプレイ機能が新たに強化されました。Teams ディスプレイでは、仕事の流れに沿って、コラボレーションの最新情報にすばやくアクセスしたり、ワンタッチで会議や通話を開始したりできます。このたび、背景の置き換えやライブ リアクションのほか、アンビエント スクリーンからチャットに手軽に応答やリアクションを送る機能などが追加されました。

新しい Bing と Cortana の連携機能も便利です。ユーザーは会議や通話の準備に役立つ情報をインターネットから取得できます。たとえば、次のようなことを Bing に質問できます。

  • 「ニューヨークは今何時?」
  • 「シアトルの天気は?」
  • 「1 ドルはペソでいくら?」

Teams デバイスの詳細は、aka.ms/TeamsDevices でご確認ください。

Device as a Service (サービスとしてのデバイス) の拡大

このたび、マイクロソフトのサードパーティ フルフィルメント パートナーが提供する月払いプランが、新たな地域で利用できるようになります。3 月末には、アイルランド、英国、カナダ、オーストラリアで、対象のショッピング カートから注文できるようになります。

Teams 通話の無料試用と導入サポートをご利用ください

さまざまな新機能をご紹介しましたが、Teams 通話の重要なポイントは、たった数週間で導入が可能なことです。通信事業者の Lumen (旧 CenturyLink、英語) は、たった 4 週間で (英語) 40,000 人を超える全世界の従業員に展開しました。

詳細情報と利用ガイドは、以下のリンクからご確認ください。

  • 無料試用版はこちらです (ユーザー数 300 人以上の組織: aka.ms/e5trial、ユーザー数 300 人未満の組織: aka.ms/BusinessVoiceTrial)
  • Teams 通話を導入する際は、FastTrack でガイドやリソースを入手できます。
  • その他の Teams 通話の顧客事例 (英語) では、さまざまな業界の重要なビジネス ニーズに対応する活用例をご覧いただけます。

Teams 通話の顧客事例

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