11月 4, 2021 6:15 am

Microsoft Viva の一般提供開始: ハイブリッド ワーク エクスペリエンスの変革を支援

Seth Patton (Microsoft 365 担当ゼネラル マネージャー)

※ 本 Blog は米国時間 2021 年 11 月 2 日に投稿された Microsoft Viva is now generally available to help transform your hybrid work experience の日本語抄訳です。

私たちは今年、Microsoft Viva とともにハイブリッド時代のための初の従業員エクスペリエンス プラットフォーム (EXP) を開発する取り組みを開始しました。私たちのビジョンは、人と人とのつながり、目的意識、成長、ウェルビーイング、成果を重視する企業文化を醸成することでした。本日、当初発表した 4 つの Viva モジュール (Viva コネクション、Viva インサイト、Viva トピック、Viva ラーニング) のすべてについて、一般提供を開始したことをお知らせします。新しい Viva スイート(英語) という単一のプランを購入するだけで、すべてのモジュールにアクセスすることができます。また、各モジュールの新機能や新たなパートナーシップ、一元的な IT 管理エクスペリエンスについてもご紹介します。さらに来年には、OKR (Objectives and Key Results: 目標と主要な成果) のリーディング カンパニーである Ally.io の買収により、従業員やチームが一体となって連携し、より良いビジネス成果を達成できるよう支援するための新しいモジュールを Viva スイートで提供する予定です。

これらのイノベーションは、すべての組織の業務モデルを見直す必要があるというハイブリッド ワークのパラドックス1 にかかわる私たちマイクロソフトの考え方や、Unilever、Humana、REI といった Viva の早期に導入されているお客様から学んだことを直接反映したものです。Microsoft Viva は、大規模再編成 (Great Reshuffle)² の時期に人材を維持し獲得できるよう、従業員エクスペリエンスの変革を支援します。この従業員エクスペリエンスの本質は、企業で働く従業員のデジタル エクスペリエンスです。

単一のソリューションである Viva を使用することで、すべての従業員が組織の企業文化、個人の生産性に関するインサイト、エキスパートの知識、重要な学習リソースにアクセスすることができます。また、Ally.io が追加されることで、従業員の仕事を企業の戦略的ミッションや重要な優先課題と一致させることがさらに容易になります。Viva は、組織のあらゆるレベルの従業員が、ハイブリッド ワークや従業員の燃え尽き症候群といった重要な課題に対応できるようご支援します。

Microsoft Viva スイート: 単一プランで統合型 EXP にアクセス

Microsoft Viva スイート (英語) により、コミュニケーション、知識、学習、リソース、インサイトを仕事の流れの中に組み込んだ統合型 EXP を実現できます。Viva スイートは、2022 年 8 月まで、ユーザーあたり月額 9 ドルのプロモーション価格で提供され、3 つのプレミアム モジュールを個別に購入する場合 (合計 12 ドル) に比べ 25% オフとなります。また、今、スイート サブスクリプションをご購入いただいたお客様は、来年追加予定の新しい Ally.io モジュールも追加料金なしでご利用いただけます。

Microsoft Viva は統合型エクスペリエンスを提供しますので、IT 管理者は、一元的な Microsoft 365 管理センター エクスペリエンス (英語) を活用し、Microsoft Viva を展開するためのガイド付きセットアップにアクセスできます。管理センター エクスペリエンスでは、セットアップ ガイドと各 Viva モジュールのタスクの一覧、関連するパートナー ソリューションが提示され、初期セットアップを簡単に行うことができます。各モジュールの詳細な展開手順については、このブログの最後にあるドキュメントへのリンクをご確認ください。

Viva コネクション: 企業文化とコミュニケーション

Viva コネクションは、関連するニュース、会話、リソースを厳選して日常的に使用しているアプリやデバイスに集約し、企業のブランディングを反映させたエクスペリエンスとして提供します。今月には、対象のデバイスにスマートフォンが追加されます。

本日より、Workday、ServiceNow、Qualtrics、UKG など、業界をリードする多数のパートナーの連携により、企業文化およびコミュニケーション エクスペリエンスを拡張できます。

こうしたパートナーとの連携に加えて、Microsoft Teams の承認、シフト、タスク アプリのカードを Viva コネクションのダッシュボードに追加できるようになりました。これらの連携により、Viva コネクションの中で、承認アプリと Adobe Sign や DocuSign 、シフト アプリと Zebra-Reflexis や Blue Yonder など、パートナーの新しい機能を使用できるようになります。

また、Viva コネクションのパートナー ファミリーに Espressive が加わります。年内には、Espressive のダッシュボード カードを利用して、従業員がパーソナライズされたセルフヘルプを即座に利用できるようになる予定です。

新しい Viva コネクション パートナー (近日追加予定のパートナーを含む) については、オンデマンド セッション (英語) をご覧ください。さらに、SharePoint で新しいモジュール Web パーツの提供が開始されました。こちらの詳細についても、オンデマンド セッションでご紹介しています。

場所を問わずどこからでも組織とつながる。

図 1: 場所を問わずどこからでも組織とつながる。(今月中にスマートフォンからも利用可能に)

Viva インサイト: 生産性とウェルビーイング

Viva インサイトは、生産性とウェルビーイングの向上を目的として、プライバシー保護されたデータを基にしたインサイトと推奨事項を提示します。今回、マネージャーやチーム リーダーがハイブリッド ワークに対応するための機能や、組織内の全ての従業員が効果的な会議を行うための機能が追加されました。上記の機能やその他の近日リリース予定の機能の詳細については、Viva インサイト ブログをご覧ください。

  • 新しいマネージャー向けインサイトおよびツールを使用すると、マネージャーやチーム リーダーは実用的な推奨事項を参考にして、チーム メンバーとのつながりを維持したり、未処理のタスクを追跡したり、チーム文化に影響する個人の習慣を確認したり、成果を称えたり、チームのきまり (会議を行わない日など) を作ったりすることができます。これらのインサイトは、すべてのチームが Microsoft Teams 向け Viva インサイト アプリの [My team] タブから利用できます。
  • Teams 向け Viva インサイト アプリの新しい効果的な会議エクスペリエンスでは、会議の開催者が会議の習慣を改善するためのパーソナライズされたインサイトと提案を確認できます。また、ユーザーが会議の計画を作成して共有し、既定で会議時間を短縮したり、Teams のリンクを常に含めたりといった、チーム会議の規範を設定することができます。
  • Headspace のガイド付き瞑想は、新たにフランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語の 4 か国語への対応を追加し、2021 年 11 月に一般提供されます。
図 2: マネージャーがチーム会議を行わない日を定義できる。

図 2: マネージャーがチーム会議を行わない日を定義できる。

Viva トピック: 知識と専門性

Viva トピックは、AI を活用して、複数のシステムやチームのコンテンツや専門知識を関連トピック (プロジェクト、製品、プロセス、顧客など) に自動的に整理します。これらのコンテンツは、AI によって作成、更新されるトピック ページやトピック センターとして表示され、エキスパートは Wiki のようにシンプルに知識を蓄積、共有することができます。これらのコンテンツは、トピック カードとしても表示され、Outlook、SharePoint、Office で知識を適切なタイミングで提供します。近日中には、一般提供が開始された Viva トピックで、さらに多くのソースから知識を簡単に引き出すことができるようになります。上記の機能やその他の機能強化の詳細については、Viva トピック ブログをご確認いただくか、ナレッジおよびコンテンツ サービスオンデマンド セッション (英語) をご覧ください。

  • Viva トピックを OutlookYammerBing、連絡先のプロファイル カードと連携させ、Microsoft 365 のより多くの機能で知識を活用できるようにする予定です。(2021 年末までに提供開始予定)
  • 早期導入ユーザーのお客様は、Viva トピックを Microsoft Teams のチャットやチャネルに直接追加できるようになります。(来年早々にも展開開始予定)
  • 関連トピックのセグメントへの自動グループ化、使用状況の分析、合理化されたトピック センターなど、トピック マネージャーが知識をスケーラブルに管理する方法を拡充します。(今年の末に展開開始予定)
  • フランス語、ドイツ語、スペイン語のコンテンツから知識をクロールできるようになりました。(今年の末に展開開始予定)
図 3: 統合されたトピック カードを使用して、組織の用語やプロジェクト、チーム名に関するコンテキストを Outlook で直接取得できる。

図 3: 統合されたトピック カードを使用して、組織の用語やプロジェクト、チーム名に関するコンテキストを Outlook で直接取得できる。

Viva ラーニング: スキルアップと成長

Viva ラーニングは、組織、学習管理システム、サードパーティのプロバイダー、マイクロソフトのコンテンツを接続し、企業における学習を仕事の流れの中に組み込みます。今回、このモジュールはデスクトップおよびモバイル版の Teams で一般提供が開始されました。今後数週間のうちに、お客様の Microsoft 365 テナントで Viva ラーニングを利用できるようになります (Teams アプリのメニューで「Viva ラーニング」と検索)。追加の機能として、個別学習と社会的学習を拡張する機能の提供も予定しています。これらの新機能の一部を以下にご紹介します。リリース予定の機能の一覧、パートナーの統合、高度な機能を実現する SKU の詳細については、Viva ラーニング ブログをご覧ください。

  • 必要な学習コンテンツに関する最新情報を簡単に把握できるよう、連携している学習管理システムから割り当てられた課題を表示。
  • Viva ラーニングに接続されている学習ソースの一括検索を行い、関心事項、プロバイダー、期間によってフィルタリングし、必要とするコンテンツを発見。
  • チームや同僚に学習コンテンツを推奨し、推奨したコンテンツを追跡。ステータスやユーザーが申告した完了率によって推奨したコンテンツをフィルタリング。
  • 厳選した学習リソースを Teams チャネルのタブとして追加し、チームワークの流れの中に学習を直接組み込み。
図 4: [Home] ビューには、ユーザーのパーソナライズされたスナップショットと、接続されているすべての学習コンテンツへのアクセス ポイントが表示される。

図 4: [Home] ビューには、ユーザーのパーソナライズされたスナップショットと、接続されているすべての学習コンテンツへのアクセス ポイントが表示される。

Ally.io: 新しい OKR モジュール

OKR (Objectives and Key Results: 目標と主要な成果) のリーディング カンパニーである Ally.io が Microsoft Viva ファミリに加わり、2022 年下半期に新しいモジュールとして提供されます。この新しいモジュールにより、組織がテクノロジを利用して、ハイブリッド ワークの世界で仕事、目的、成果の密接なつながりを実現する方法に変革がもたらされます。

従業員の仕事を企業の戦略的ミッションや重要な優先課題と一致させることは、すべての組織にとっての最重要事項です。それを実現するには、自社の社運を左右する意思決定を透明性のある形で周知すること、組織のあらゆるレベルで意欲的な目標を段階的にクリアし、その成果を報告できるようにすることが大切であり、経営陣がそのためのツールに投資する必要があります。Ally.io では、組織のすべての従業員が仕事のプロセス全体を明確に把握できるようにして、日々の業務を企業の戦略的目標に結び付けることができます。

図 5: Microsoft Teams の Ally.io アプリの機能強化や、この OKR ソリューションを基盤とする Microsoft Viva の公式モジュールのリリースも予定されています。

図 5: Microsoft Teams の Ally.io アプリの機能強化や、この OKR ソリューションを基盤とする Microsoft Viva の公式モジュールのリリースも予定されています。

Ally.io ソリューションの詳細については、発表ブログおよび Ally.io の Web サイト (英語) をご覧ください。

Microsoft Viva プラットフォーム

Viva は簡単にカスタマイズや拡張ができて、どこからでもアクセス可能で、ニーズに合わせて既に使用しているツールと連携できます。今回、Viva で以下のパートナーとの連携がサポートされ、業界をリードするアプリに仕事の自然な流れの中でアクセスできるようになりました。

  • Viva ラーニング: SAP SuccessFactors、Cornerstone OnDemand、Saba、Coursera、Skillsoft、Pluralsight、edX、Udemy、Go1、Infosec、Josh Bersin Academy、Udacity*、Harvard Business Review*、OpenSesame*、EdCast*
  • Viva コネクション: Qualtrics、ServiceNow、UKG、Talentsoft、StandOut by ADP、Adobe Sign、Moveworks、Lifeworks、Limeade、Tribute、Blue Yonder、Zebra-Reflexis、Workday*、DocuSign*、EdCast*、Espressive*
  • Viva インサイト: Qualtrics、Glint、Headspace

また、企業のお客様向けに Microsoft Viva スイートと LinkedIn Glint の新しい共同プランを提供します。Microsoft Viva と Glint を併用して、従業員からの貴重なフィードバックを収集し、インサイトをアクションに変えることで、マネージャーやチームは従業員エクスペリエンスを測定して改善することができます。

Microsoft Viva は、拡張可能なオープン プラットフォームであり、パートナーや開発者は、近日中に 4 つの各モジュール向けのツールキットや API を利用できるようになります。Viva コネクション ツールキットは現在提供中で、Viva トピックの サードパーティ コンテンツ サポートは 2022 年にプライベート プレビューが開始される予定です。Viva インサイトと Viva ラーニングの API も、2022 年に提供開始予定です。 Viva パートナーと拡張性に関する詳細については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

すべての組織 (マイクロソフトを含む) の EXP を支援

この 1 年間の浮き沈みや大きな変化を経ても、マイクロソフトのミッションは引き続き、地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにすることです。これには、マイクロソフトのすべての従業員も含まれます。マイクロソフトは、お客様と同じ従業員エクスペリエンスへの道のりの中におり、世界各地のオフィスで Microsoft Viva を使用して、仕事上のつながり、成長、ウェルビーイングを促進しています。

Microsoft Viva の開発に関する新しいブログ シリーズでは、その取り組みにスポットライトを当てています。第 1 回目 (英語) は、従業員満足度に関する初期の意思決定、個々の従業員エクスペリエンス アプリはすばらしいが一元的なプラットフォームの方がさらに良いという気付き、そしてパンデミックに対応してお客様向けの社内ソリューションを再構築するための変革について振り返ります。

しかし、お客様と同じく、マイクロソフトの取り組みはまだ始まったばかりです。本日公開された第 2 回目のブログ記事 (英語) では、その進捗状況をご紹介します。

Microsoft Viva が既にマイクロソフトや他のグローバル企業の従業員に多大な影響を与えていることを光栄かつ嬉しく思います。世界的な大手企業が Viva を使用して従業員を支援している事例を確認するには、各社のロゴをクリックしてください。

従業員エクスペリエンスの取り組みを開始

マイクロソフト社内における Microsoft Viva の取り組みを通じて、この従業員エクスペリエンスに着手するうえでどのようなリソースが必要かを理解することができました。2 月に Viva を初めて発表して以来、Viva の展開、導入、管理に関するドキュメントを継続的に追加してきました。以下に、EXP の取り組みのあらゆる段階で役に立つリソースの一覧をご紹介します。さらに詳しい情報を希望される場合やご不明な点がある場合は、マイクロソフトの担当者にご連絡ください。


1 Spataro, Jared、Microsoft WorkLab、「73%: The Hybrid Work Paradox」(英語)、2021 年 9 月 8 日
2 Jared Spataro, Microsoft、「マイクロソフトと LinkedIn、ハイブリッドワークに関する最新データとイノベーションを発表」2021 年 9 月 8 日
*2022 年 1 月に提供開始

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