2022年3月17日 5:50 AM

Surface Hub 2S と Surface Hub 2 スマート カメラ でハイブリッド ワークにおけるコラボレーションを促進

Surface Hub

マイクロソフト
Windows およびデバイス担当コーポレート バイス プレジデント
Steven Bathiche

※こちらの発表は米国時間 3 月 16 日に公開された ”Empowering collaboration in the hybrid workplace with Surface Hub 2S and Surface Hub 2 Smart Camera” の抄訳をもとに掲載しています。

ハイブリッド ワークの進化に伴い、組織は従業員がオフィス内外のどこにいてもつながり、コミュニケーション、コラボレーション、共同作成を行えるようにすることが不可欠となっています。

マイクロソフトは長年にわたって、ハードウェアとソフトウェアのソリューションに投資し、お客様の新たなニーズにお応えするべく取り組んできました。何年も前から、マイクロソフトは「マジック ウィンドウ」と呼ばれるビジョンを考えてきました。それはテクノロジと技術を結集して、最もシンプルな形式でユーザーをつなぎ、地理的な隔たりやコミュニケーション形態の障壁を取り除くというコンセプトです。Surface Hub 2S により、お客様はこのビジョンを体験できるようになり、Microsoft Teams、Microsoft Whiteboard、Windows などを使用したコラボレーションが可能になりました。本日、この体験をさらに充実させる Surface Hub 2S の機能を発表いたします。また、新しい Surface Hub 2 スマート カメラ についてもご紹介します。

どこからでも共同作業が可能

Surface Hub 2S は、Teams や Whiteboard、Surface Hub 2 ペンによる快適な手書き入力などを通じて、さまざまな機能を提供し、ニーズにお応えします。新しい Surface Hub 2 スマート カメラ を使用すれば、会議室にいる参加者とリモート参加者の両者にとって没入感の高い会議エクスペリエンスを実現できます。Surface Hub 2 スマート カメラ は、自動フレーミング技術、ポータブルなデザイン、高画質の映像により、参加者が広い会議室の後方にいる場合も、画面の端で Surface Hub を操作している場合でも、明瞭に参加者の姿と音声を捉えます。

どこからでも共同作業が可能

よりインクルーシブにつながる

Surface Laptop と Surface Pro のマイクの明瞭さ、デジタル インクの滑らかさ、Surface のフロント カメラの機能性を実感されている方なら、マイクロソフトが自らの仕事に誇りを持っていること (英語) をご理解いただけるのではないかと思います。会議室のホワイトボードがクリエイティブ チームの集う場所である場合、タッチ、デジタル インク、それに付随するソフトウェア エクスペリエンスを備えた Surface Hub は、ハイブリッド型のチームやリモート型のチームの水準を引き上げてくれます。ハイブリッド ワークのトレンドが加速する中で、マイクロソフトは、エクスペリエンスを向上させ、リモート参加者ができる限り妥協せずに済み、公平なエクスペリエンスを促進することを目指しました。従来のハイブリッド会議では、だれが話しているのか、同時に室内で何が起こっているのかを 1 台のカメラで明瞭に捉えることができませんでした。これは、シグナル処理、AI (人工知能)、光学にわたってさらなるイノベーションを進めるチャンスでした。そこで、物理的に会議室にいない参加者のエクスペリエンスの向上と Surface Hub のメリット拡大を可能にするカメラの開発に取り組みました。それでは Surface Hub 2 スマート カメラ についてご紹介します。

Surface Hub 2 スマート カメラ はプロ仕様のカメラを超えた、マイクロソフトによる AI を活用した初のカメラです。Surface Hub 2 Camera は、表示されるものが制限される可能性がある歪みや、被写界深度の問題を解決し、リフレームと明るさの調整で、信じられないほど広い画角を実現しました。Surface チームは、リモートの視聴者や参加者にスムーズで自然な映像でありながら、会議室で起こっていることを捉えてフレーミングするための調整に非常に多くの時間を費やしました。だれかが入退室したり、ディスプレイを操作するために歩いたりすると、室内の全員が映し出され、焦点が当てられます。これは、テクノロジを組み合わせて連携させることで実現しています。

  • 視野角 136 度の高品質レンズを搭載した 12 メガピクセルのセンサーにより、ありとあらゆる大きさの会議室と構成に対応し、近く (0.4m) と遠く (8m) の物体に同時に焦点を当てて鮮明に映し出すことができます。
  • 1 テラフロップスのコンピューターの処理性能 (1 秒間に実行できる浮動小数点演算の回数を 1 兆回単位で表したもの)
  • マイクロソフトが開発した新しいアルゴリズムにより、自動での傾き補正、歪み補正、広角補正が可能になり、実際にその場にいるかのようにオブジェクトが表示されます。
  • AI は、ユーザーの姿勢や、室内の明るさなどにかかわらず、ユーザーを検知し、すべての参加者を平等に表示できます。

これらすべての機能が美しいアルミ製のボディに収まり、USB-C マウントに接続され、マグネットで簡単に取り付けられます。Surface Hub 2 スマート カメラの管理とインストールの詳細については、ドキュメントページをご覧ください。

Surface Hub 2 スマート カメラの管理とインストール Surface Hub 2 スマート カメラの管理とインストール Surface Hub 2 スマート カメラの管理とインストール
Surface Hub 2 スマート カメラの管理とインストール Surface Hub 2 スマート カメラの管理とインストール Surface Hub 2 スマート カメラの管理とインストール

コラボレーションを強化

Surface のポートフォリオ全体で、マイクロソフトの最高水準の製品を提供していると自負しています。Surface Hub 2S も例外ではありません。ハイブリッド会議が従来の会議よりも増えたことで、Surface Hub のようなソリューションが、他にはない強力な役割を果たすことに気付きました。アドホックに共同作成できる機能や、さまざまな場所や環境に分散する従業員の業務に基づいて仕事をする能力が求められていました。Surface Hub で活用できるソフトウェアの強力な組み合わせにより、組織はそうした課題に対応できるようになりました。マイクロソフトは、Teams、Microsoft 365、Windows、Whiteboard 全体のハイブリッド ワーク向けの最新のマイクロソフト エクスペリエンスを Surface Hub 2S、Surface Laptop、Surface Pro で実現するべく取り組んでいます。ハイブリッド ワークの迅速化を図るソフトウェアのイノベーションについてご紹介します。

  • 参加者全員が、Surface Hub を含む Whiteboard セッションで簡単に共同作成が行えるようになりました。以前 Whiteboard の画面共有に最適化された UI が更新され、Teams 会議内から Whiteboard セッションを共有して、各参加者が自動的に編集権限を得られるようになりました。
  • Outlook では、会議の出欠の返事をしたり、会議に直接参加するかオンラインで参加するかという予定をメモしたりできるようになります。
  • コンパニオン デバイス エクスペリエンスの強化により、簡単に会議室からハイブリッド会議へ参加できるようになり、集中力を維持できるようになります。
  • Whiteboard は充実した機能セットを提供します。コラボレーション カーソル、50 以上の新しいテンプレート、コンテキストに沿ったリアクション、既存のボードを開く機能などで、Teams で視覚的なコラボレーションを実現し、Teams 会議で社外にいる同僚とのコラボレーションを可能にします。
  • PowerPoint に間もなく追加される機能を使えば、メッセージを効果的に伝えるためにその場にいる必要はなくなります。PowerPoint のレコーディング スタジオとカメオ機能で独自のプレゼンテーションを作成することができます。カメオ機能でスライドのどこにどのように自分を表示するかを決めて、録画をして自分がその場にいてもいなくても、Teams の PowerPoint Live でプレゼンテーションを行うことができます。
  • Teams の Fluent 絵文字を使用すると、会話に個性を添えることができます。新しい躍動的なスタイルの 3D Fluent 絵文字は、すべてのメッセージに感情を乗せ、遊び心をプラスします。カテゴリを選択すると、お好みの絵文字を簡単に見つけられます。スキン トーン セレクターで自身にぴったりの絵文字を選択できます。

これらを含むイノベーションの詳細は、M365 blog をご覧ください。

ハイブリッド ワークは一般的になってきていますが、Microsoft Teams、Microsoft Whiteboard などの Surface で使用可能なツールにも同じことが言えます。革新的なハードウェアとソフトウェアを意図的に組み合わせることにより、ハイブリッド ワークによる分断を防ぐことができます。

Surface チームは、ユーザーが同じ室内にいるか、離れた場所にいるかにかかわらず、人々を結びつけるというミッションに取り組んできました。Surface Hub はアップグレード可能で柔軟性のあるモジュール型として、時代とテクノロジに応じて進化できるように設計されています。ハードウェアとソフトウェアの両方の更新は、Surface Hub 2S のお客様が継続的なメリットを得られるようになることを示しており、また、これによりチームの皆様の絆を少しでも深めていただけることを願っています。

Surface Hub 2 スマート カメラ は、Surface Hub のすべての提供地域で、希望小売価格 799.99 ドルで 3 月 16 日に販売が開始されます。Surface Hub 2 スマート カメラ は、Surface Hub 2S (85 インチ) とセットで、希望小売価格 21,999.99 ドルで 5 月 31 日に販売が開始されます。

法人向け Microsoft Surface ページで詳細をご確認いただくか、購入ページから Microsoft Surface 認定リセラーにお問い合わせください。マイクロソフトの Teams 認定アクセサリについては、アクセサリのページをご覧ください。

日本での展開に関して

Surface Hub 2 スマート カメラ は、3 月 16 日から販売開始し、Surface Hub 2S 85 インチとのセットでの提供は 5 月 31 日以降を予定しています。

新製品は、マイクロソフト認定 Surface リセラーおよび DMP (Distributor Managed Partner※) 各社から販売します。
※DMP (Distributor Managed Partner) は、2021 年 4 月 1 日より開始された Surface 正規代理店プログラムです。従来の Device Value Added Reseller Program (D-VAR プログラム) の後継にあたるプログラムです。

型番 商品名 参考価格 (税抜)
2IN-00005 Surface Hub 2 スマート カメラ 91,000 円

◆法人向け製品情報
Surface Hub 2S: https://www.microsoft.com/ja-jp/surface/business/surface-hub-2
アクセサリ: https://www.microsoft.com/ja-jp/surface/business/accessories

◆法人向け認定 Surface リセラーの情報はこちらからご確認ください。

◆その他関連情報
法人向け Surface の情報は、https://aka.ms/surfacebizjp をご確認ください。
製品の画像は、以下の報道関係者向けサイトをご確認ください。
Microsoft News Center: https://news.microsoft.com/annual-work-trend-index-2022/

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