2024年10月23日 9:46 AM

Microsoft 365 Copilot と Microsoft Copilot における Web 検索クエリの透明性が向上

本ブログは、米国時間 2024/9/24 に公開された “Introducing web search query transparency for Microsoft 365 Copilot and Microsoft Copilot” の抄訳です。

Copilot の応答品質を最大限に高めるために、Copilot には Web コンテンツの参照を許可するオプションがあります。Web 検索が可能になると Copilot が Web の最新情報を参照するようになり、応答の質が向上します。指示と応答はプロセス全体でサービスの境界内にとどまり、Copilot が生成するクエリは、ユーザーとテナントの識別情報が削除されてから Bing 検索サービスに送信されます。

スクリーンショット: Microsoft 365 Copilot でエンド ユーザーに表示される Web コンテンツ プラグインのトグル

スクリーンショット: Microsoft 365 Copilot でエンド ユーザーに表示される Web コンテンツ プラグインのトグル

Web グラウンディングのメリットを実感するお客様が増えるにつれ、Copilot が Bing 検索サービスから情報を取得するために生成するクエリを確認できるようにしたいという声が多く寄せられるようになりました。そこで本日発表するのが、Copilot が生成する Web クエリをユーザーと管理者が確認できるようにする新機能です。

ユーザー向けの Bing Web 検索クエリの引用

ユーザー向けの Web 検索クエリの引用 (10 月から一般提供) では、Copilot の応答の情報元であるリンクを引用したセクションに、ユーザーのプロンプトから生成された Web 検索クエリが含まれるようになります。これにより、参照されたサイトの情報 (現在提供中) と、より的確な応答のために使用された検索クエリを把握することができます。

プロンプトからどのように Web クエリが生成され、Bing 検索に送信されたのかを明確に知ることができるため、ユーザーにとって貴重なフィードバックとなります。こうした透明性により、プロンプトの改善や Copilot の効果的な活用に必要な情報をユーザーに届けられるようになります。

Microsoft 365 Copilot における Web クエリのデータ、プライバシー、セキュリティの詳細については、Microsoft Learn のこちらの記事を参照してください。

Web 検索クエリが、Copilot の応答の情報元となるリンクを引用したセクションに表示される

Web 検索クエリが、Copilot の応答の情報元となるリンクを引用したセクションに表示される

Bing Web 検索クエリの監査ログと電子情報開示

Web 検索クエリのログ機能 (第 4 四半期に一般提供) は、Copilot がユーザーのプロンプトから生成した Web 検索クエリに対して、管理者が検索、監査、電子情報開示を実行できるようにするものです。このアクションは、既にプロンプトと応答に対しては実行できますが、検索クエリに対してもこの使い慣れたツールで実行できるようになります*。

Web クエリの透明性を確保すれば、Copilot によって検索される情報が、関連性が高く適切なものであるということをお客様に証明し、マイクロソフトのミッションである「信頼できる AI」を推進できます。

管理者は、Web クエリに関連するイベントを監査ログから確認できるようになります。CopilotInteraction 監査ログには、特定の Copilot 操作で Bing にクエリが送信されたかどうかを識別できる AISystemPlugin.Id プロパティがあります。クエリが送信された場合、AISystemPlugin.Id プロパティには「BingWebSearch」という値が入ります。

Web 検索クエリが生成された Copilot 操作をすべて特定するには、関連するすべての CopilotInteraction 監査ログを先にフィルタリングしてからエクスポートします。この場合、「operation = CopilotInteraction」でフィルタリングします。その結果をエクスポートしたら、オフラインで AISystemPlugin.Id プロパティでフィルタリングします。

管理者は監査ログから Web クエリに関連するイベントを特定できるようになる

管理者は監査ログから Web クエリに関連するイベントを特定できるようになる

電子情報開示に関しては、Bing 検索クエリは、メタデータの形式で Copilot 応答の一部としてユーザーの Exchange メールボックスに保存されます。管理者と電子情報開示マネージャーは、電子情報開示の条件ビルダーで Copilot Activity フィルターを使用してプロンプトと応答を検索し、Bing 検索クエリを含む詳細なやり取りを確認できます。さらに、CopilotInteraction 監査レコードにはこれらの応答メッセージを指す messageId が含まれており、電子情報開示ではその messageId で応答メッセージを取得できます。電子情報開示の使用に関する詳細については、Microsoft Learn の記事「Copilot データを検索して削除する」を参照してください。

Web グラウンディングの制御を継続的に強化

上記のとおり、マイクロソフトは Copilot の Web グラウンディングにおけるユーザーの可視性と制御性の強化に継続的に取り組んでいます。さらに詳しい情報については、Microsoft Learn の記事「マイクロソフトによる生成されたクエリの処理方法」を参照してください。

*注: 具体的な制御機能は、ベースとなるサブスクリプション プランによって異なります。

 

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