プロダクト マーケティング担当者が教える効率化の秘訣: Copilot in Loop でワークフローを改善
本ブログは、米国時間 2024/10/23 に公開された “A Product Marketer’s Secret to Efficiency – How Copilot in Loop Elevates My Workflow” の抄訳です。
Tech Community の皆様、こんにちは。Microsoft 365 Copilot の SMB (中小規模企業) 向けプロダクト マーケティングを担当するディレクターとして、私は何よりも効率性を追及しています。日々、戦略の策定やコンテンツの作成、データ分析、プロジェクト管理、コラボレーションを行っていますが、私のチームは少数精鋭です。スタートアップ企業のようにスピーディに業務をこなし、小規模企業と同様に限られた人員で大きな成果を上げることに情熱を注いでいます。
すべての業務を把握するうえで、最近、私の秘蔵のツールとなっているのが、Copilot in Loop です。今年の 9 月に発表された最新の機能 (英語) と併用することで、ワークフローを合理化する手段がさらに増えると共に、業務を整理し、チームで協力して仕事を進められるようになりました。
この記事では、1 日の時間を最大限に有効活用するためのヒント 3 選と、役立つテクニックをご紹介します。
魅力的なプレゼン資料を作成する: Ignite 2024 の準備
目下のところ、私が抱えている特に大きなタスクの 1 つに、Ignite 2024 で行うセッション (英語) の準備があります。Loop に統合された Copilot のプライベート チャットを使用すると、チーム メンバーの仕事の流れを止めることなく、セッションのアイデアについてブレーンストーミングを行い、アウトラインを作成することができます。この方法は、考えを整理してプレゼンテーションの大まかな構造をまとめるのに役立っています。
Copilot の力を借りることによって出発点が明らかになり、時間を節約できるうえ、セッション原稿の質の向上にもつながっています。
ヒント: プライベート チャットを使用して、アウトラインを段階的に作成してみましょう。次に、私が実際に使用するプロンプトの例をご紹介します。
プロンプト: 「Ignite 2024 で行うセッションのアウトラインの作成を手伝ってください。Microsoft 365 Copilot を導入することで、中小規模企業がビジネスの成長と価値を最大化する方法について話します。」
リーチとエンゲージメントを拡大する: 顧客向けウェビナーの準備
このたび、Forrester 作成の Microsoft 365 Copilot に関する SMB 向けの総合的経済効果 (TEI: Total Economic Impact) 調査レポート (英語) が完成しました。私たちのチームはその驚くべき調査結果を皆様にお伝えするため、10 月 31 日の Microsoft Technical Community ウェビナー (英語) の開催に向けて準備を進めています (ぜひご覧ください)。私の目標は、実際にビジネスに価値をもたらすような Copilot の導入に関するベスト プラクティスを、効果的に伝えられるようにチームを導くことです。そこで Copilot in Loop を活用し、SMB の共感を得られるようなアイデアのブレーンストーミングを行うことにしました。
この方法なら、有効なコンテンツをすばやく収集して微調整を加え、SMB のお客様の心を確実にとらえることができます。
ヒント: プライベート チャットを使用して、ウェビナーの中心となるポイントに磨きをかけましょう。草案をより良いものにするため、積極的に Copilot に質問してみてください。文章の完成度を高めるには、「もっと興味をそそるような」や「この段落をシンプルに」といったプロンプトが役立ちます。私が試したプロンプトは次のとおりです。
プロンプト: 「Forrester の TEI レポート (英語) および Copilot 中小企業向けサクセス キットから得られる情報に基づき、SMB が Microsoft 365 Copilot を効果的に導入してビジネス上の価値を促進するうえで、特に重要となる 3 つのポイントを提案してください。」
フィードバックをアクションに落とし込む: パートナー企業から得た知見の整理
先週、パートナー企業との会議を数回行い、私は大量のメモをとりました。次はそこで得た知見を整理し、プロダクト チームと共有しなければなりません。複数のデータ ポイントを扱う必要があるため、Copilot in Loop を使用して全体像をわかりやすくまとめ、フィードバックを実用的なインサイトへと落とし込むことにしました。
これで一連のプロセスが合理化され、各プロダクト チームに対して明確かつ実践的な提案ができるようになります。
ヒント: Copilot を使用して、複数のソースのフィードバックを整理し、優先度を判断しましょう。すべてのドキュメントにわたって、常に指定されたタグを使用することを習慣化し、シームレスで体系化されたワークフローを作成してください。この小さな一歩が、タスクを円滑に処理していくうえで大きな違いを生みます。この例では、Copilot を使用してフィードバックを分類し、データ ガバナンス、新機能への要望、導入アイデアといったテーマに分けました。
プロンプト: 「MW CSP パートナー評議会の会合で得たフィードバックのうち、上位 3 つの項目を要約してください。また、次回の製品ロードマップの見直しで使用するため、前述のフィードバックに基づいて具体的なアクション プランを提案してください。」
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