Copilot in OneNote で計画的に業務を遂行
本ブログは、米国時間 2024/10/15 に公開された “Copilot in OneNote can help you work more intentionally” の抄訳です。
先週、Microsoft 365 Copilot に関するプレゼンテーションを行う機会がありました。そのセッションの間に気付いたのは、参加者の中に OneNote でノートをとっている人がいたことです。私は OneNote が大好きです (毎日使っています) が、きれいに整理してノートをとるのはあまり得意ではないということを、最初に白状しておきます。さまざまな情報を OneNote のあちこちに書き留めている自覚があるため、ふと思い付いて、Copilot を使って情報を整理してみることにしました。この記事では、その体験に基づいていくつかのヒントをご提供しますので、皆様の参考になればさいわいです。
ヒント 1: Copilot を使用して既存のノートを整理する
OneNote 内の情報の多くは過去 1 年間に行ったミーティングに関するもので、いずれも相手の名前と日付で始まり、その後に会話の内容を書き留めてあります。始めに、既存のノートの内容に基づいて、これまでのすべてのミーティング相手と会話内容の簡単な説明を表にまとめるよう Copilot in OneNote に依頼しました。
具体的には、OneNote の [ホーム] リボンで Copilot をクリックし、チャット ウィンドウに次のプロンプトを入力しました。「このページを確認して、私が話した人の一覧表を作成し、話し合った内容を列にまとめてください。作成した表の一部をブログで使用する可能性があるため、苗字は含めず名前のみを使用してください。」
生成結果の一部をスクリーンショットでお見せします。過去 1 年間で多くの人に会いましたが、そのとき交わした会話の内容を思い出す糸口として、この表はとても役に立ちました。
実際にプロンプトを使用して既存のノートを加工し、結果を見てみましょう。たとえば、顧客、社内のさまざまな事業部の関係者、業務の一環で出会った重要な人たちとの会話のノートで試してみてください。このように、Copilot in OneNote を使用してノートの内容を整理すれば、すっきりと簡潔に考えをまとめることができます。
ヒント 2: Copilot を使用して新たにノートを作成する
次に、Copilot を使用してノート作成の方法を改善することで、今後のタスクの管理に役立てられないかと考えました。
使用したプロンプトは次のとおりです。「先週行ったミーティングの一覧表を作成してください。1 つ目の列にミーティングのタイトル、次の列に打ち合わせ内容の簡単な要約を入力して、3 列目にはミーティングで決定したアクション アイテムを追加してください。」
Copilot があまりにもすばやくこの表を作成してくれたので、私はすっかり感心してしまいました。ミーティングの内容を簡単に思い出せるだけでなく、アクション アイテムまでまとめられているため、今週やるべきことを把握するのにも役立ちます。以前から、Copilot を活用してさまざまな方法でミーティングの要約を生成してきましたが、1 週間の動きを把握し個人的なノートを作成できるとは考えたこともありませんでした。これによって、もう自分でノートをとる必要がなくなるかもしれません。
ヒント 3: キーボードと手書きの両方で入力する
これは、タブレットやタッチスクリーンを利用してノートに手書きする人向けのヒントです。最近の新機能に関するブログ記事でも紹介していますが、Copilot in OneNote はキーボードと手書きのどちらで入力したノートも分析できます。つまり、どのような形で書き留めたアイデアも、Copilot が要約、リライトし、To Do リストを生成してくれます。さらに、Copilot のチャット ウィンドウにプロンプトを手書き入力でき、文字が自動的にテキストに変換されます。
ここで紹介したヒントをお試しいただき、ぜひご意見やご感想をお聞かせください。
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