2026年2月19日 3:47 PM

Microsoft 365 Copilot の新機能 | 2026 年 1 月

What's new in Copilot

※本ブログは、米国時間 1  30 に公開された What’s New in Microsoft 365 Copilot | January 2026 の抄訳です。

この記事では、2026 年 1 月の Microsoft 365 Copilot に関する最新情報をお届けします。ユーザーが日々使用するアプリの生産性と効率を高めるのに役立つ Copilot 機能の最新情報を Microsoft 365 管理者の皆様にお伝えするために、新機能と機能強化について毎月ピックアップしてご紹介しています。

今月特にお伝えしたいのは、Microsoft 365 ロードマップを刷新した点です。構成を見直し、主要アプリから Copilot やエージェントに至るまで、最新情報を簡単にご覧いただけるようにしました。利用可能になった機能や、近日提供開始予定の機能をチェックできるほか、すべてのロードマップを詳細にご確認いただけますので、今後の展開を把握するうえでご活用ください。

Microsoft 365 ロードマップ

それでは、今月の新機能を詳しく見ていきましょう。

ユーザー向け機能:

Copilot 制御システム:

ユーザー向け機能

エージェント モードと新しいエージェント

Word、Excel、PowerPoint のエージェント モードは、ドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーションの編集と改善を支援する機能です。ユーザーと共に作業を進め、プロンプトに応答し、さらに変更の内容を推論しながら能動的に修正を加えます。動作中は Copilot が処理の内容と理由を示し、透明性と制御性が確保されるため、ユーザーはいつでも結果を確認、調整、コントロールできます。Copilot Chat ユーザーの皆様には、Web を情報源とするエージェント モードの標準機能が提供されます。Microsoft 365 Copilot ライセンスをお持ちの方には、Web に加えて職場データも参照できる上位機能をご利用いただけます。

Agent Mode in Word Excel PowerPoint_Overlap

Word、Excel、PowerPoint のエージェントを利用すれば、新規ファイルの作成を容易に行えます。Copilot Chat から一言指示するだけで、構成、書式、内容の整った完成度の高い下書きが生成されます。白紙の状態から始める必要はなく、生成されたものをすぐに確認して推敲を重ねることができるため、洗練された文書、分析、スライドをすばやく作成できます。Copilot Chat ユーザーの皆様には、Web を情報源とするこれらのエージェントの標準機能をご利用いただけます。Microsoft 365 Copilot ライセンスをお持ちの方には、Web に加えて職場データも参照できる上位機能をご利用いただけます。各エージェントは、Microsoft 365 Copilot ライセンスを所有するユーザー、および Microsoft 365 Copilot ライセンスを所有していない Copilot Chat ユーザー向けに 2 月から順次提供を開始します。

WXP Agents Image_NEW

Microsoft 365 Copilot アプリにおける音声チャットでの記録の参照

Microsoft 365 Copilot アプリでは、音声チャットで過去の会話の記録を参照できるようになりました。これにより、Copilot はユーザーの個人設定に応じて保存されている記録に基づいて、的確で文脈に合った応答を返すようになります。Copilot はユーザーのプライバシーとセキュリティに配慮しながら、保存されている情報を利用します。プライバシー保護の観点から、過去の記録を音声チャットから直接変更したり編集したりすることはできません。ただし、参照される可能性のあるすべての記録は、個人設定内で完全に閲覧、管理が可能です。この機能は 1 月から順次提供を開始しています。

Copilot in Outlook の音声機能、文脈理解、自然言語処理の更新

モバイル版の Copilot in Outlook で、インタラクティブな音声エクスペリエンスが提供されるようになりました。未読メールを要約できるほか、返信の下書き作成、削除、アーカイブ、ピン留め、フラグ設定といった操作をガイドに従ってすべてハンズフリーで行うことができます。これを利用するには、Outlook モバイル アプリのホーム画面から Copilot を開き、[Voice catch-up] をタップします。この機能は、1 月から iOS 版で順次提供しており、2 月には Android 版で提供を開始する予定です。

Voice in Outlook mobile

Outlook の Copilot Chat では、応答の根拠としてメールやテキストが黙示的に使用されるようになりました。メールを開いた状態で横に Copilot Chat を表示すると、プロンプト ボックスではそのメールが自動的に参照情報として扱われます。また、メール内のテキストを強調表示すると、選択した部分のみを参照するよう自動的に情報源が更新されます。これにより、メール作業中の文脈を Copilot が正確に理解できるようになるため、応答の明確さと精度が向上すると共に、コピー アンド ペーストの手間が省け、作業を迅速にミスなく進められるようになります。この機能は 12 月から提供を開始しています。

Outlook の Copilot Chat と Microsoft 365 Copilot アプリから、自然言語を用いて日常的なメール仕分け操作を直接実行できるようになりました。既読/未読の設定、ピン留め/ピン解除、フラグの設定/クリア、メッセージのアーカイブといった操作がサポートされており、情報を整理して業務効率を維持できます。たとえば、「上司からの未読メールすべてにフラグを設定して」や「[プロジェクト名] に関連するメールを全部アーカイブして」などと依頼することが可能です。この機能は 12 月から順次提供を開始しています。

Outlook mail triage actions

Outlook の Copilot Chat と Microsoft 365 Copilot アプリでは、自然言語で自動返信を設定することも可能です。Outlook の設定画面に移動することなく、自動返信の有効化/無効化、日付範囲の設定、過去の文章スタイルを踏まえた返信メッセージの下書き作成などを、チャット上で設定できます。たとえば、「来週の金曜日に自動返信を設定して」や「自動返信を無効化して」といった指示による操作が可能です。この機能は 12 月から順次提供を開始しています。

Setup automatic replies with Copilot in Outlook

Copilot ノートブックをエージェントの情報源に

参考資料や業務資料から直接情報を引き出しながら、Copilot ノートブックをエージェントの動作の根拠とすることができるようになりました。ノートブックの内容を情報源とすることで、エージェントがユーザーの作業の文脈に沿って動作するようになり、応答の的確さや一貫性が向上すると共に、作業中に扱っている情報に合わせた結果が得られるようになります。この機能は 2 月から順次提供を開始します。

Agents in Copilot Notebooks

Copilot in Excel がローカル保存された最新のワークブックに対応

Copilot in Excel で、ローカルに保存された最新の形式のワークブックを扱えるようになりました。これにより、ワークブックの保存場所を変更することなく、すべてのファイルで迅速かつ一貫した支援を得られ、生産性を向上させることができます。この機能は 2 月から順次提供を開始します。

LocalFileswitnCopilotChat

Copilot in PowerPoint の閲覧限定モードとブランディング アセット

プレゼンテーションを閲覧限定モードで開いている場合でも、Copilot in PowerPoint とやり取りできるようになりました。これにより、共有された資料や読み取り専用の資料といった、閲覧や確認のみが可能なプレゼンテーションにアクセスしている場合でも Copilot を活用できます。ファイルの編集権限を必要とせずに、プレゼンテーションについて質問したり、内容の要約を依頼したり、特定のスライドについて説明を求めたりできるため、変更不可のプレゼンテーションでも簡単に確認、チェックできます。この機能は 1 月から提供を開始しています。

PPT - Viewing

PowerPoint で Copilot を使用してスライドを作成する際、SharePoint の組織アセット ライブラリ (OAL) または接続された Templafy ライブラリから、承認済みのブランディング アセットを自動的に使用できるようになりました。アセットを統合すると、スライド作成時に Copilot が組織のブランディングに沿った信頼できる画像を選択してくれるため、余分な手作業を省いてプレゼンテーションの一貫性を保つことができます。詳細については、Copilot in PowerPoint で組織のブランディング画像を有効にする方法をご覧ください。

PPT - Brand images

Copilot in PowerPoint を使用してプレゼンテーションを作成する際、さらに細かな制御ができるようになりました。作成中に、資料の長さ、語り口、スライド全体のスタイルを設定できます。また、AI 生成画像を追加して内容を補強することも可能です。これにより、最初のドラフト段階から、プレゼンテーションの相手や目的に応じた調整が簡単に行えるようになります。この機能は 12 月から提供を開始しています。

Copilot 制御システム

Copilot ダッシュボードでの Copilot Chat に関するインサイトの提供拡大

Microsoft Viva では、テナントに対する Microsoft 365 Copilot ライセンス保有数 50 以上という要件を廃止し、Copilot ダッシュボードにおける Copilot Chat に関するインサイトの提供範囲を拡大します。今回、Microsoft 365 Copilot ライセンス数の最小要件が 1 に引き下げられ、より多くのテナントで導入状況を追跡していただけるようになります。これにより、利用状況の推移、グループ レベルでの導入状況や定着率、アプリ別の内訳や定着率などを確認できます。また、組織属性でフィルタリングすれば、さまざまな単位で利用パターンを可視化できます。この機能は 2 月から順次提供を開始します。

Expanded availability of Copilot Chat Insights in Copilot Dashboard

Microsoft Purview による安全な Copilot 導入の促進

セキュリティはチームで取り組むものであり、AI 管理者や IT 管理者には Copilot のセキュリティとガバナンスを確保するための統合ビューが必要です。このたび、Microsoft Purview が Microsoft 365 管理センターに統合され、Copilot の安全な導入に役立てていただけるようになりました。Microsoft 365 管理センターの Copilot 概要ページにあるセキュリティ タブでは、以下の操作が可能です。

  • 過剰共有のリスクを可視化し、改善策を講じる
  • Copilot とのやり取りにおいて機密データがどのように使用されるかを把握し、Copilot の DLP ポリシーを有効化してデータを保護する
  • データ コンプライアンスを強化し、AI コンプライアンス基準への適合のために推奨されるアクションを実行する

この機能は 1 月から順次提供を開始しています。

Security - Purview in MAC

Microsoft 365 管理センターの新しい概要ページと準備状況レポート

Microsoft 365 管理センターの Copilot 概要ページが刷新され、テナント全体における Copilot の導入状況を 1 つの場所で包括的に、背景情報を考慮したうえで把握できるようになりました。この新しいページでは、Copilot Chat、エージェント、Microsoft 365 Copilot について横断的に、環境の状態、構成、優先順位付きの推奨アクションを確認できます。これらの可視化された情報とアクションは、Copilot 管理者のセキュリティとガバナンス、運用管理、測定とレポート作成へのニーズに応えるものであり、IT チームが迅速に準備状況を評価し、Copilot の大規模な導入を効果的に推進するうえでも役立ちます。この機能は 1 月から順次提供を開始しています。

Copilot overview

Microsoft 365 管理センターに新たに追加された Copilot 準備状況ページは、Copilot の構成と展開を体系的かつ明確に把握できるよう設計されています。マイクロソフト推奨の設定が、展開の基本事項、エンド ユーザー エクスペリエンス、データ セキュリティというカテゴリごとに整理されているため、管理者は適用される範囲の確認、アクションの優先順位付け、進捗状況の追跡といった作業を容易に行えます。完了したタスク、対象ユーザーの範囲、ガイド付き推奨事項が一元的に表示されるため、IT チームは自信と一貫性を持って Microsoft 365 Copilot 導入の計画、順序付け、展開を進めることができます。この機能は 1 月から順次提供を開始しています。

Copilot settings readiness

関連情報: Microsoft 365 ロードマップでは、生産性向上アプリやインテリジェントなクラウド サービスに関する最新の情報をご覧いただけます。Microsoft 365 Copilot のリリース ノートでは、一般提供中 (Microsoft 365 アプリの最新チャネル)および各プラットフォームに固有の Microsoft 365 Copilot 機能をご確認いただけます。開発中、近日リリース予定、一般提供中の機能については、定期的にアクセスしてご確認ください。ロードマップに記載の日付はあくまで予定であり、変更される可能性があります。

Join the conversation

プライバシーに関する選択のオプトアウト アイコン プライバシーに関する選択
コンシューマーの正常性のプライバシー Microsoft に問い合わせ プライバシー 特定商取引法に基づく表示 Cookie の管理 使用条件 商標 広告について