Microsoft Edge: モダンWebブラウザ
2015年7月に登場したWindows 10からは、新しくMicrosoft Edgeが標準ブラウザとなりました。Internet Explorerに代わって、Microsoft Edge が標準ブラウザとなったのは、Webを取り巻く技術革新や市場の変化、日々更新されるWeb標準仕様、セキュリティ対策に根本的に対応するためです。 プライベートや業務でブラウザを使うユーザー、Webシステムを管理・運営しているIT管理者、Webサービスやコンテンツを作っている開発者、そのような皆さまにとって、Microsoft Edgeはどのようなお手伝いができるのかをここでご紹介いたします。 ユーザーにとってのMicrosoft Edge Microsoft Edgeは登場以来、より便利に、より快適に、より安全に、皆さまにWebをご利用いただけることを目指して、進化を続けてきました。最新のWindows 10 October 2018 UpdateのMicrosoft Edgeでは次のようなことができます。 ペンやタッチでWebページに書き込めます。地図に道順を書き込んで友人にSNSで送る。そんな使い方ができます。 広く普及しているPDFや電子書籍ファイルのePubファイルを読めます。 音声読み上げ機能で、Webを読むだけでなく、聞くことができます。 たくさん開いたタブの情報を保存しておいて、後日、開き直すことができます。複数のタブを使い分けるヘビーユーザーにお勧めです。 拡張機能で、ユーザー自身がブラウザをカスタマイズできます。自動飜訳、広告のブロック、ジェスチャー操作など、多くの種類の拡張機能が公開されています。 iOS版やAndroid版のMicrosoft Edgeと連動させて、スマートフォンで見ているWebの続きをPCで見られます。 省電力設計なので、バッテリー駆動でもより長時間、Webコンテンツを楽しめます。 閲覧履歴やCookieをデバイスに残さないInPrivateブラウズを利用することで、公共施設のPCのように不特定多数が使うデバイスでWebを利用する場合もプライバシーを保護できます。 SmartScreenフィルターを有効にしているとフィッシング詐欺サイトや悪意のあるプログラムを含んだWebサイトにアクセスをしたときに警告メッセージで危険性を促します。 企業や自治体、教育機関のIT管理者にとってのMicrosoft Edge 今や多くの企業や自治体、教育機関のシステムがWeb上で稼働しており、そのWebは常に進化を続けています。一方で、一人のユーザーがPCとスマートフォンを同時に使用したり、個人用のデバイスを業務で利用するBYODを活用するケースも増えてきています。このような技術やワークスタイルの変化に対応するには、今以上に柔軟なシステム対応、「Web 標準」に合わせたシステムやサービスの構築が求められます。Web 標準技術を採用することで、開発費用や検証費用、運用コストを削減できるというメリットも受けられます。 Microsoft Edge は Web 標準を積極的にサポートしています。 さらに今後はChromium 互換の Web… Read more