July 17, 2020 1:34 am

Microsoft Teams の新機能 | 2020 年 6 月

※ 本ブログは、米国時間 6/30 に公開された “What’s New in Microsoft Teams | June 2020” の抄訳です。

Microsoft Teams はチームワークのハブとして進化を続けており、ユーザーの皆様が業務で最大限の力を発揮するのに役立つ新機能をこうして提供できることを嬉しく思います。今月は、会議、通話、デバイス、チャット、コラボレーション、IT 管理者向け、業界向けの新機能をご紹介します。以下の各機能をぜひご覧ください。

会議、通話、デバイスに関する新機能

Teams の会議エクスペリエンスを進化させ、ユーザーの皆様が会議を最大限に活用して多くの成果を達成できるよう、新機能、設定、デバイスを含むより良いエクスペリエンスを実現させています。

ラージ ギャラリー ビュー
同僚の顔を一度に見渡せるかどうかで、作業に取り組む姿勢や一体感に大きな違いが生まれます。今月プレビューでの提供 (英語)、そしてすぐに一般提供を予定しているラージ ギャラリー ビューでは、Teams のグリッド ビューが 7 x 7 になっており、1 画面に最大 49 人の参加者を同時に表示できます。

Microsoft Teams 会議のラージ ギャラリー ビューでは、1 画面に 49 人の参加者が同時に表示可能。

Microsoft Teams 会議のラージ ギャラリー ビューでは、1 画面に 49 人の参加者が同時に表示可能。

バーチャル ブレークアウト ルーム
今月初めに発表 (英語) されたブレークアウト ルームは、会議の開催者が Teams 会議の参加者を小さなグループに分割して、アイデア出し、ブレーンストーミング、学習、ディスカッションを促進できる機能です。自動的にユーザーを誘導したり、メッセージを表示したりして、参加者を必要な数の部屋に割り当てることができます。開催者はいつでも、自らの判断や参加者からのリクエストがあったときにルーム間を移動でき、ルームごとにアナウンスを流したり、全員を会議に呼び戻したりできます。グループに分かれて行った共同作業や共同編集の成果は、全員が会議に戻ってから共有できます。ブレークアウト ルームの提供は、今年後半を予定しています。

会議と通話のマルチウィンドウ
マルチウィンドウ エクスペリエンスは、Teams の会議と通話で利用できます。会議や通話を別ウィンドウで開くことができ、効率良く作業を進められます。このエクスペリエンスは、PC クライアントと Mac クライアントで有効化できます。

Microsoft Teams の会議と通話でマルチウィンドウが利用できる。

Microsoft Teams の会議と通話でマルチウィンドウが利用できる。

Teams 会議への最大参加人数が 300 人に拡大
コミュニケーションや会議のニーズは急速に変化しています。そのニーズにお応えするために、Teams 会議の参加可能人数を 300 人まで拡大しました。本日より一般提供を開始します。

すぐにチャネル会議を起動する新エクスペリエンス
Teams のチャネルに [Meet Now] ボタンが追加されます。近日中に、チャネルのヘッダーに表示されますので、見つけやすい場所からチャネル会議を始められるようになります。

Microsoft Teams のチャネル ヘッダーの右側に [Meet Now] ボタンが追加。

Microsoft Teams のチャネル ヘッダーの右側に [Meet Now] ボタンが追加。

外部ユーザーに対して PSTN 参加者の電話番号をマスク

Teams 会議で電話会議を有効にしているお客様の場合、組織外から参加したすべてのユーザーに対して、PSTN 参加者の電話番号を伏せられるようになります。この機能は、PC、Mac、Web、モバイルの各クライアント向けに近日中にロールアウトする予定です。

組織外のユーザーには、PSTN 参加者の電話番号がアスタリスクでマスクされる。

組織外のユーザーには、PSTN 参加者の電話番号がアスタリスクでマスクされる。

安全な転送
組織内の他のユーザーに通話を安全に転送できるようになります。ここで言う「安全」とは、転送先のユーザーが応答しなかった場合に、転送元のユーザーに着信音が戻ってくるということです。通話を転送できるのは、Teams ユーザーのみです。転送先の相手は、同じテナントまたはフェデレーション テナント内の Teams ユーザーまたは Skype for Business ユーザーである必要があります。主に、受付、管理者、オペレーター、ユーザーの代理をする人物などに活用される機能です。

Microsoft Teams 通話での使用が認定された新しいセッション ボーダー コントローラー (SBC)
PSTN サービスを Teams に接続するダイレクト ルーティングへのニーズには目を見張るものがあります。その中の重要な要素の 1 つが、セッション ボーダー コントローラーです。お客様からは、ダイレクト ルーティングを導入する際の認定 SBC の選択肢をもっと増やしてほしいというご要望が常々寄せられていました。今回、Cisco と Avaya が認定メーカーのリストに加わります。ダイレクト ルーティングの導入と認定セッション ボーダー コントローラーの詳細については、ドキュメントをご覧ください。

Bose が新しい Microsoft Teams 向け周辺機器を発表
Bose Noise Cancelling Headphones 700 UC が Microsoft Teams の認定を取得し、Teams の周辺機器ファミリに加わりました。Bose の新しいオーバーイヤー型ヘッドホンは、気が散ることなく会議に参加できるだけでなく、自宅でも外出先でも職場でも高品質な会議エクスペリエンスを実現します。Teams 認定ヘッドホンの NC700UC には、USB Bluetooth アダプターと Teams ボタンが搭載されているため、簡単に Teams を起動して会議に参加したり、ボイス メールを確認したりできます。Teams への信頼性の高い接続が瞬時に可能です。Bose の新しい Teams 認定ヘッドホンは、2020 年 8 月に発売予定です。詳細はこちらでご確認ください。

Bose Noise Cancelling Headphones 700 UC

Bose Noise Cancelling Headphones 700 UC

Microsoft Teams 対応電話機向けの新機能
今月は、People アプリ、挙手機能をはじめとする Microsoft Teams 対応電話機向けの新機能 (英語) をリリースしたほか、Teams のデスクトップ クライアントと同等の操作ができるようエクスペリエンスを改善しました。

People アプリ: 連絡先グループの作成や管理を通じて、連絡先を簡単に整理できます。

Microsoft Teams 対応電話機の People アプリでは、連絡先が整理されて表示されます。

Microsoft Teams 対応電話機の People アプリでは、連絡先が整理されて表示されます。

ライブ キャプション: 会議中にリアルタイムで字幕を表示できます。なお、Microsoft Teams のライブ キャプションは現在プレビュー版で、英語 (米国) で利用可能です。

挙手: 会話を遮ることなく、発言したいという意思を伝えることができます。

PC のロック/ロック解除: Teams 対応電話と PC を連携させたシームレスなロック/ロック解除が可能になります。この機能の設定方法については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Teams 対応電話と PC 間のロック/ロック解除エクスペリエンス

Teams 対応電話と PC 間のロック/ロック解除エクスペリエンス

ワン クリックでの通話転送: 頻繁に連絡を取り合う相手にワンタッチで簡単に通話を転送できます。

Teams Skype の相互運用性: 以前発表 (英語) したとおり、6 月末までに、Microsoft Teams 対応電話機を使って Skype for Consumer (SFC) から音声通話やビデオ通話の発信と受信が可能になります。

Surface Hub Teams の新機能が利用可能に
Surface Hub 用 Teams アプリの最新の更新プログラム 0.2020.13201.0 が、Microsoft Store で公開されました。この更新プログラムにより、ご要望の多かった機能が Surface Hub 上の Teams で利用できるようになります。

  • 3 x 3 のギャラリー ビュー: 全画面表示モードの新しい 3 x 3 のビデオ グリッドで、会議参加者を同時に 9 人まで表示できます。
  • 外部ユーザーの検索: Surface Hub の「今すぐ会議」機能から、つながっている Teams ユーザーや Skype for Business ユーザーを検索し、1 対 1 の通話を開始できます。
  • PSTN の着信: Teams からの PSTN の発信に加えて、PSTN の受信ができるようになりました。

この更新プログラムは、Surface Hub と Surface Hub 2S の両方に対応しています。

無料版の Teams で会議のスケジュールが可能に
無料版の Teams で、事前に会議をスケジュールして招待状を送信できるようになりました。会議のリンクをコピーして送信するか、Outlook や Google カレンダーを介して会議の招待を送ることができます。現在、無料版の Teams で会議時間の制限はありません。

無料版 Microsoft Teams のユーザーは、Outlook の予定表から会議をスケジュールして招待状を送信できる。

無料版 Microsoft Teams のユーザーは、Outlook の予定表から会議をスケジュールして招待状を送信できる。

チャットとコラボレーションに関する新機能

チャットとコラボレーションの新機能が追加になり、働く場所を問わずチーム メンバーが常につながっていられるようになりました。

Teams のモバイル オンデマンド チャット翻訳
メッセージのインライン翻訳を使用すれば、だれもが発言でき、グローバルなコラボレーションを促進できます。クリックするだけで、チャネルやチャットの投稿が翻訳され、言語の壁を越えた円滑なコミュニケーションが可能になります。オンデマンド チャット翻訳は、デスクトップと Web クライアントで既に利用可能でしたが、このたび iOS でも利用できるようになりました。

優先通知
2019 年 6 月に初めて発表した Microsoft Teams の主要なメッセージ機能である優先通知は、ユーザーが「緊急」に指定したメッセージを最長 20 分間にわたって 2 分おきに繰り返し送信する機能です。2020 年後半までのプロモーションとして、すべての Teams ユーザーが利用可能でした。

このプロモーションを終了し、基本機能としてすべての Teams ユーザー* に提供することといたしました。これにより、緊急のメッセージを無制限に優先通知で送受信できるようになります。優先通知の管理について、詳細をご確認ください。
* 優先通知は、現在 GCCGCC HighDoD のお客様には提供されていませんが、来月の Microsoft 365 ロードマップに記載されています。

優先通知機能はメッセージのアクション トレイに表示される。

優先通知機能はメッセージのアクション トレイに表示される。

パルス サーベイのテンプレート
昨今の状況下でリモート ワークを進めてきた多くの企業は、従業員の意識調査を行いながら最終的なオフィス再開を計画したいと考えています。そこで、従業員の感情、懸念事項、課題、健康状態などの調査に対応した Microsoft Forms テンプレートを作成しました。調査は Teams チャネルから実施できます。詳細については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。今すぐ利用する場合は、こちらをご覧ください。

IT 管理者向けの新機能

Teams PowerShell モジュールの改善により、IT 管理者のエクスペリエンスが強化されます。モジュールのパフォーマンスと回復性が大幅に向上するほか、コマンドレットの有効範囲が明確になったことで必要なコマンドレットの利用が容易になります。

Teams PowerShell (PS) モジュールの改善

Teams ベータ モジュールを公式ギャラリーに移動

あらゆる Teams 管理モジュールを同じ運用版モジュールとして一元的に管理します。PostTestGallery でホストしていたベータ モジュールを PSGallery 上の同じ Teams PowerShell 運用版モジュールに移行します (PSGallery は、Teams 管理用 PowerShell コマンドレットの標準の公開サイト)。このベータ モジュールには、「Preview」というタグが付けられます。今回の改善により、IT 管理者のエクスペリエンスが簡素化します。

  • モジュールが 1 つの共通の場所に配置されたことで、必要なコマンドレットへのアクセスが容易になります。たとえば、管理に必要な「プライベート チャネル管理」コマンドレットは、Teams ベータ モジュールでサポートされていましたが、使いやすいように公式ギャラリーに移動しました。
  • 一般提供までの期間が短縮されます。コマンドレットが見つけやすくなり、全面的に、パブリック プレビュー リリースに移行するプロセスで処理されるようになります。

技術資料の改良
IT 管理者の皆様からのフィードバックに基づき、Teams PowerShell のドキュメントを更新しました。これにより、プレビュー版と GA 版の新機能がわかりやすくなり、各リリースのリリース ノートが配信されるようになります。

詳細については、Teams PowerShell の概要ページをご覧ください。

開発者向け、およびプラットフォームの新機能

開発者がワークフローを構築、利用、変革するための豊富な手段を提供する一環として、Teams のアダプティブ カード用受信 Webhook を発表します。

アダプティブ カード用受信 Webhook
Teams の受信 Webhook でアダプティブ カードをサポートし、一般提供を開始しました。開発者は、Teams の受信 Webhook を介して Web サービスからコンテンツを送信し、アダプティブ カードの豊富で柔軟な機能を活用できるようになります。この機能は、この 2 年間に Teams 開発者コミュニティから UserVoice に特に多く寄せられていた要望の 1 つです。ようやくお届けできることを嬉しく思います。詳細については、開発者ブログの記事 (英語) をお読みください。

Microsoft Teams の受信 Webhook がアダプティブ カードをサポート。

Microsoft Teams の受信 Webhook がアダプティブ カードをサポート。

教育機関向けの新機能

学生の学習意欲向上と専門能力開発をサポートするために、引き続き Teams の新機能をお届けしてまいります。

Class Insights
Class Insights を使用すると、教師はインテリジェントなデータ分析によって、生徒がどれだけ積極的に取り組んでいるかを把握できます。クラス全体または個々の生徒について、成績を確認したり、ミーティング、コミュニケーション、課題に対する取り組みの度合いを追跡したりできます。この機能は一般提供中です。生徒の学習成果を促進できるよう、今秋には新しいダッシュボードの提供を開始する予定です。

Microsoft Teams の Class Insights ダッシュボードでは、インテリジェントなデータ分析によって生徒の学習態度を把握できる。

Microsoft Teams の Class Insights ダッシュボードでは、インテリジェントなデータ分析によって生徒の学習態度を把握できる。

教育機関向け Teams 20 以上の最新機能については、aka.ms/TeamsUpdatesJune2020 (英語) でご確認ください。また、学生や教師として Teams をどのように活用できるのかをお試しになりたい方は、最新のクリックスルー デモ (aka.ms/edu-interactive-demos) をご覧ください。

政府機関向けの新機能

Teams は米国政府機関向けクラウドもサポートしています。GCC のお客様向けの新機能を以下にご紹介します。

Teams 会議のライブ キャプション
Teams 会議中に参加者がライブ キャプションを表示できるようになります。このリリースでサポートされる音声言語は、英語 (EN-US) です。現在は、デスクトップ クライアントを利用する GCC のお客様にご利用いただけます。GCC High と DoD の環境ではまだ対応していません。

会議の開催者が PSTN 会議参加者のロビー設定を変更できるように
Microsoft Teams 会議の予定を設定したユーザーには、その会議の [Meeting options] ページに、PSTN 参加者のロビーを制御するための別の設定が表示されるようになります。これは、GCC のお客様が利用できます。

PSTN 参加者の入室/退出時の通知
Microsoft Teams 会議の予定を設定したユーザーは、その会議の [Meeting options] ページの新しい設定から、PSTN/ダイヤルイン参加者が会議に入室/退出したときの通知音を制御できるようになります。これは、GCC のお客様が利用できます。

Teams のシフト アプリを GCC 向けに提供開始
Microsoft Teams のシフト アプリにより、GCC のお客様は現場担当者のスケジュール管理を改善できるようになります。このアプリが GCC の要件ガイドラインに準拠したことで、Office 365 Government GCC へのテナントごとのロールアウトを開始する運びとなりました。
*製品ロールアウト リストへのテナントの登録を許可し、ロールアウトをモニターしているところですが、GCC で利用可能になるまで 2 か月かかる見込みです。テナントへの早期のロール アウトをご希望の場合は、管理者がマイクロソフトと連携してください。

デスクトップのシフト アプリのカレンダー ビュー (左) とモバイルのシフト アプリのデイリー ビュー (右)

デスクトップのシフト アプリのカレンダー ビュー (左) とモバイルのシフト アプリのデイリー ビュー (右)

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