July 16, 2021 4:32 am

Windows のライフサイクルとサービシングの更新情報

※ 本 Blog は米国時間 2021 年 6 月 28 日に公開された Windows lifecycle and servicing update の日本語抄訳です。

この記事では、Windows の製品ライフサイクルの概要と、Windows 11 のサービシングの詳細についてご紹介します。

マイクロソフトは先週、あらゆるユーザーを対象とした未来の Windows である Windows 11 を発表しました。Windows 11 は、おなじみの Windows 10 を基盤に構築されており、提供開始は今年後半を予定しています。Windows 10 の最初のリリースを行った際、私たちは最高クラスのサービスを通じてデバイスの安全性と生産性を確保することをお約束しました。それ以来、世界中の 13 億台を超える数のデバイスを常に最新の状態に維持することができたことを嬉しく思っています。今回の Windows 11 では、エンド ユーザー エクスペリエンスとセキュリティを改善しただけでなく、お客様からのご要望を踏まえて、提供方法も強化しました。

Windows 11 のライフサイクル

Windows 10 では更新プログラムを年 2 回のペースでリリースしていましたが、Windows 11 では年 1 回のリリースに変更されます。Windows 11 の機能更新は毎年後半にリリースされ、Home、Pro、Pro for Workstations、Pro Education エディションのサポート期間は 24 か月間となります。また、Enterprise エディションと Education エディションについては、検証や大規模な導入に伴う柔軟さの必要性を考慮して、Windows 11 でも引き続きサポート期間が長めに設定され、36 か月間となります。Windows 10 とは異なる年 1 回の更新ペースとやや長めのライフサイクルへの変更は、ユーザーからのフィードバックとマイクロソフト全体の更新アプローチに基づいて決定したものです。

コンシューマー向け Windows 11

コンシューマーの皆様には、引き続き、デバイスの更新内容について制御性と透明性のある選択肢を提供します。たとえば、再起動のスケジュール、更新の中断、オプションの更新プログラムのインストール管理などは各自で設定していただくことが可能です。Windows 10 から Windows 11 への機能更新は「seeker」プロセスとなり、Windows 11 への更新はユーザー自身で選択することになります。ハードウェア要件を満たしておらず Windows 11 の利用資格がないユーザーは、この seeker プロセスを利用できません。デバイスおよびハードウェア要件の詳細については、こちらを確認してください。すべてのリリースと更新プログラムの情報については、今後もリリース ノート (36 言語) で文書化すると共に、Windows のリリースの正常性ハブで共有していきます。

法人向け Windows 11

Windows 11 は、法人のお客様におなじみの既存のすべての Windows 10 サービス チャネルを通じて提供されます。また、Windows Update for Business、Microsoft Endpoint Manager、Windows Autopilot など、これまでと同じ使い慣れた管理ツールや展開ツール、プロセスの多くを利用していただくことができます。Enterprise エディションと Education エディションのお客様は、Windows Update よりも IT 管理機能の優れた Windows Update for Business 導入サービス (英語) を利用することで、Microsoft Endpoint Manager や PowerShell (英語) だけでなく、Microsoft Graph SDK を使用して開発したカスタム ツールからも、更新の承認やスケジュール設定を行い、スムーズに更新処理を進めることができます。法人のお客様は、今年後半に Windows 11 の一般提供が開始された後、Windows 11 の導入前に、Endpoint Analytics または Update Compliance を使用して組織内のデバイスが Windows 11 のデバイスおよびハードウェアの要件を満たしているかどうかを確認できます。法人のお客様向けの情報は、Steve Dispensa のブログ記事「Windows 11 の展開計画」と、「Windows 11 の概要」を確認してください。また、IT 管理者向けには、Microsoft 365 管理センターの Windows のリリースの正常性ハブ (英語) がありますので、そこに容易にアクセスして、月例更新プログラムや機能更新プログラム、その他の関連情報をまとめてご確認いただけます。

安全性と生産性の確保

マイクロソフトは今後も Windows 11 への取り組みと投資を継続し、お客様に信頼される生産的なエクスペリエンスを提供できるよう、全体の更新プロセスを改善していきます。Windows 11 でも、おなじみの Windows 月例セキュリティ累積更新プログラム (「B」リリースや「Patch Tuesday」リリースとも呼ばれる) が維持されますが、サイズは小さくなる予定です (~ 40%)。これらの月例リリースには引き続き、デバイスの安全性と生産性を維持するための過去すべての更新が含まれます。また、月例の「C」リリース プレビュー更新プログラム (英語) も引き続き提供し、任意の更新プログラムを求めるユーザーや、Windows Insider Program や Windows Insider Program for Business に参加しているお客様の要望にお応えします。

次のステップ

Windows 11 は Windows の未来につながる理想的なマイルストーンですが、2025 年 10 月 14 日まで Windows 10 のサポートも提供する予定です。今年後半には、Windows 10 長期サービス チャネル (LTSC) エディション と同時に、Window 10 バージョン 21H2 も発表します。マイクロソフトは今後も Windows 10 と Windows 11 の両方のリリースやロールアウトの方法を含む最新情報について詳しくお伝えしていきます。Windows の新たな情報をぜひお楽しみに。最新の Windows では、デバイスをより安全に保護できる最新の機能とセキュリティが提供されます。

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