2025年5月2日 3:25 PM

Microsoft 365 Copilot Frontier プログラムの開始

※本ブログは、米国時間 4 月 23 日に公開された “Microsoft 365 Copilot Frontier experiences becoming available” の抄訳を基に掲載しています。

マイクロソフトの新たなプログラムである「Frontier」を通じて、Microsoft 365 Copilot ライセンスをお持ちのお客様向けに、初の業務用推論エージェントである Researcher と Analyst という 2 種類のエージェントの提供を開始します。

Frontier プログラムとは

Frontier は、お客様に最新モデルのイノベーションをいち早く体験していただき、一般提供開始前にご意見等をお寄せいただく機会を提供するプログラムです。Researcher と Analyst の提供はその第 1 弾であり、今後さらに多くの機能が Frontier プログラムを通じて提供される予定です。これらの機能は、法人向け製品条項にある既存のプレビュー規約に基づいて提供されます。Frontier プログラムでは、データ処理契約 (DPA) に準拠して個人データの処理が行われます。

Frontier プログラムとは

利用を開始する

Frontier プログラムで提供される最初の機能である ResearcherAnalyst は、アプリ (エージェント) ストアで入手可能です。どちらのエージェントも、ラベルの末尾に「(Frontier)」と付記されています。Microsoft 365 Copilot ライセンスを所有しているユーザーは、Web で Microsoft 365 Copilot Chat を開き、[All Agents (すべてのエージェント)] をクリックして、ストアの「マイクロソフト製」「エージェント」または「生産性」のカテゴリから、これらのエージェントを入手できます。エンド ユーザーによる Researcher または Analyst の使用に制限はありませんが、今後変更される可能性があります。これらの機能は開発中のため、英語版のみの提供となります。

エージェントが利用可能かどうかは、Microsoft 365 アプリの現在のストア設定によって決まり、組織のポリシーや制御設定が適用されます。設定は Microsoft 365 管理センターでご確認ください。Copilot エージェントへのアクセス許可が「ユーザーなし」に設定されている場合は、「すべてのユーザー」または「特定のユーザー」に変更し、Researcher や Analyst へのアクセスを有効にします。エージェントの管理には、Microsoft 365 管理センターで他のアプリに使用しているのと同じ制御機能を利用できます。既定では、ユーザーがエージェントをインストールできるようになっています。なお、利用が集中する時間は、スロットリングが発生する可能性があります。

Copilot エージェントの管理の詳細については、「統合アプリで Microsoft 365 Copilot のエージェントを管理する」を参照してください。

Microsoft 365 Copilot Tech Community AMA イベント開催のお知らせ

5 1 () 午前 8:30 (太平洋標準時) に実施される Ask Microsoft Anything (AMA) に、ぜひご参加ください。このセッションでは、Copilot 推論エージェントである Researcher と Analyst の早期アクセス エクスペリエンスについてご説明し、これらのエージェントが業務における調査やデータ分析の複雑なタスクにどのように役立つかといった質問にお答えします。

詳細と参加登録については https://aka.ms/M365CopilotAMA/Frontier (英語) をご覧ください。

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