Posts in ホロラボ

大和ハウス工業株式会社
Mixed Reality

大和ハウス工業株式会社における AR、MR技術を活用した建築物の設計・施工・維持管理業務の効率化、高品質化への取り組み

By Japan Windows Blog

大和ハウス工業株式会社(大阪市、代表取締役社長 芳井 敬一)は、デジタルコンストラクションの一環として、AR、MRをはじめとするXR技術を活用した設計・施工・維持管理業務の効率化、高品質化に取り組まれており、数年前から株式会社ホロラボ(品川区、代表取締役CEO 中村薫)のAR、MRソリューション「mixpace」および、Microsoft HoloLens 2 を活用した様々な検証を進めています。 2021年11月2日、大和ハウス工業が設計施工を担当する宮城県内の物流施設にて、「mixpace」の各種機能を使った設計提案手法について検証が実施されました。今回の検証では、施工現場側と大和ハウス工業の東京本社のオフィス側とを Microsoft Teams のビデオ会議で繋ぎ、画像や音声で相互にコミュニケーションを取りながら、リアルタイムでの共同作業が行われました。 本検証では、以下が実施されました。 1) HoloLens 2、mixpace を活用した、作業内容の事前確認 2) mixpace による Autodesk BIM 360 からAR、MR 向けデータへのコンバート 3) mixpace の位置指定 AR マーカー機能を活用した遠隔での位置合わせ作業 4) HoloLens 2 および iPad による、排煙有効高さの確認 5) HoloLens 2 および mixpace Remote… Read more

人・熱・煙 連成避難シミュレータ PSTARS
Mixed Reality

鹿島建設とホロラボ、BIM データを活用した火災時の高度な避難シミュレーションの Microsoft HoloLens 2 対応版を開発

By Japan Windows Blog

鹿島建設株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:天野裕正、以下鹿島)は、株式会社ホロラボ(本社;東京都品川区、代表取締役CEO:中村薫、以下ホロラボ)の支援のもと、火災時の高度な避難シミュレーションシステム 「人・熱・煙 連成避難シミュレータ PSTARS」の Microsoft HoloLens 2 対応版を開発しました。鹿島が保有する BIM データを活用することで、避難時シミュレーションを実際の建造物の空間内に重畳表示することが可能となり、より臨場感のあるシミュレーションが実現可能となります。 HoloLens 2 対応版の利点 HoloLens 2 は頭部に装着するコンピュータのため、シミュレーションシステムの確認がモニターや VR(仮想現実)のような閉ざされた空間のみにとどまらず、実際の施設で実寸大で表示可能。 実際の施設でシミュレーションを実施できるため、移動の距離感などが臨場感を持って体験できる。 現実には起きてほしくない事象を現実の空間に重畳表示することで、より精密なイメージにてシミュレーションを補正可能。 シミュレーションシステムでは、細かいパラメータの指定が可能。例えば、男女別や年齢別などのモデル出現率を指定できる機能の他に、老人や子供、車いすなどのデータに合わせたモデル差替え機能も搭載しており、シミュレーション結果をより正しく表現できる。   今後、駅や商業施設などの人が集まる施設の改修工事において、活用を行っていく予定です。施工ステップごとの BIM データを用いて人流をシミュレーションし HoloLens 2 で体験することで、現実空間よりもたらされる影響を施設、施工、利用者の各立場から把握でき、より綿密な工事計画が可能になると考えられます。また、計算結果を表示するだけでなく、HoloLens 2 装着者の動きに応じて周囲の動きも再計算されるようなリアルタイムシミュレーションを目指していきます。 詳細は下記のホロラボのプレスリリースをご確認ください。 火災時の高度な避難シミュレータ「人・熱・煙連成避難シミュレータ PSTARS」システム概要については、下記の鹿島のプレスリリースをご確認ください。 関連情報: HoloLens 2 / Mixed Reality 製品に関する情報はこちら 国内におけるHoloLens… Read more

Mixed Reality

Azure Mixed Reality Services でイノベーションを加速

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本ブログは、米国時間 3 月 4 日に公開された “Driving Innovation with Azure Mixed Reality Services” の抄訳を基に掲載しています。 Mixed Reality (MR: 複合現実) はデジタルと物理世界の融合を可能とします。Azure Mixed Reality Services を利用することで開発者は、その環境における人々や、場所、モノを認識したエクスペリエンスを創り出すことが可能です。これらのサービスは、Azure Spatial Anchors、 Azure Remote Rendering、 Azure Object Anchorsから構成されます。Azure Spatial Anchors は、マルチユーザー、マルチデバイスで空間情報を活用し Mixed Reality 体験を可能とするもので、既に一般提供をおこなってきました。 そして、Microsoft Ignite 2021 において、Azure Remote Rendering… Read more