2019年3月29日 4:19 AM

Enterprise Connect で発表された Microsoft Teams の新機能まとめ

※本ブログは、米国時間 3/19 に公開された”What’s new in Microsoft Teams – the Enterprise Connect feature round up” の抄訳です。

Microsoft Teams は、全世界にリリースされてから今週で 2 周年を迎えます。この機会に、過去 2 年間のマイクロソフトの取り組みについて振り返ってみたいと思います。2017 年、Office 365 のチームワークを実現するためのハブとして Microsoft Teams を初めて発表し、チャット、会議、ファイル、サードパーティ製ツールなどチームのコラボレーションに必要なものを取り揃えたワークスペースを提供しました。2018 年には、Teams のインテリジェント コミュニケーションのビジョンを発表、実現しました。このサービスに会議機能と通話機能を組み込むことで、Office 365 を使用している 7 億人以上のインフォメーション ワーカーがこれらのコア ワークロードを利用できるようになりました。そして現在開催中の Enterprise Connect では、Teams がインフォメーション ワーカーだけでなく、サービスやタスクを中心に担う 20 億人以上のファーストライン ワーカーをサポートしたこと、さらに小売、教育、医療分野のお客様向けの業界バーティカル ソリューションを提供することを発表しました。

今回はもう 1 つ、マイクロソフトにとって嬉しいニュースがあります。ファーストライン ワーカーを含めたあらゆる従業員のコミュニケーションとコラボレーションを容易にするという Microsoft Teams の新しいビジョンが評価され、マイクロソフトは Best of Enterprise Connect 2019 を受賞したのです。この賞は、エンタープライズ コミュニケーションおよびコラボレーション業界で目覚ましい技術的発展を遂げた企業に贈られるもので、マイクロソフトは 2 年連続での選出となります。また、Best Upgrade to an Existing Product 部門でも Amazon と共に受賞の栄誉に輝きました。イノベーションを支えてくださったお客様、パートナー様、業界の皆様、そして Enterprise Connect に感謝の意を表します。

Enterprise Connect における主な発表事項については、Lori Wright による Microsoft 365 ブログの記事をご確認ください。今回は、Enterprise Connect を記念して Teams のまとめ記事の特別編をお届けし、Teams で提供されるその他のすべての機能についてご紹介します。

チャットと会話

安全なプライベート チャネル (年内提供開始): 対象のチャネルに関連付けられている会話やコンテンツを閲覧できるチーム メンバーを制限できます。個別のチームを作成しなくても、チャネルへの参加や閲覧を適切なメンバーだけに許可できます。これは特に多くのご要望が寄せられていた機能であり、マイクロソフトの社内や一部のお客様と共に鋭意テストを進めているところです。

情報の境界線 (近日提供開始): Teams で相互にコミュニケーションやコラボレーションを行えるユーザーを制限することで、組織内の利害の対立を防ぎます。ファーストライン ワーカーのシナリオなどでは、情報を握っている立場のユーザーと利害が異なる立場にある同僚ユーザーの間のコミュニケーションを制御することで、情報の開示を制限できます。この機能は、「倫理の壁」の要件と、その他の関連業界標準および規制を遵守する必要のある組織にとって特に有用です。さらに Teams にはデータ保持、電子情報開示、監督といったコンプライアンス機能も組み込まれています。

会議

新しい Calendar アプリ (2019 年 4 月提供開始): 現在 Teams で提供されている「Meetings」に代わる新しいアプリです。既存の機能はすべて保持され、幅広い新機能が導入されます。予定表は新たに 3 種類の方法 ([Day (日)]、[Work Week (稼動日)]、[Week (週、既定)]) で表示できるようになります。過去や未来の会議の予定を表示できるほか、右クリックで表示されるメニューから [Join (参加)]、[RSVP (出欠返信)]、[Edit (編集)]、[Cancel (キャンセル)] などの主要な操作を実行できます。だれかがオンラインで会議に参加すると、予定表の会議の色が変わります。勤務時間と曜日については、Exchange の現在のユーザー設定が反映されます。また、スケジュール フォームに参加者を追加しなくてもイベントのスケジュールを設定できるようになります。Teams 以外の会議も Teams から直接編集、更新できます。

Teams_Calendar

新しい Calendar アプリの [Work Week (稼働日)] ビュー

ライブ字幕 (近日英語版パブリック プレビュー開始): 耳の不自由なユーザーや、言語熟達度に差があるユーザー、周囲が騒がしい場所から接続しているユーザーでも、Teams での会議に壁を感じることなく参加できます。会議中の発言がリアルタイムの字幕で表示されるため、参加者はその場で内容を理解して議論に参加しやすくなり、会議が有意義なものになります。

背景のカスタマイズ (近日提供開始): インテリジェントな背景ぼかしテクノロジがさらに進化し、会議やビデオ通話に社外から参加している場合に、ビジネスにふさわしい背景を選択して自分の背後に表示できるようになります。気の散る要素を最小限に抑えることで、ビデオ通話の使用を推奨できるため、リモート会議の効率が向上します。

コンテンツ カメラと Intelligent Capture (近日提供開始): アナログのホワイトボード上の情報などのコンテンツをキャプチャするための追加のカメラをサポートします。USB カメラを使用することで、Microsoft Teams Rooms でマイクロソフトの新しい Intelligent Capture 処理を活用して、ホワイトボード上の絵やテキストをキャプチャ、フォーカス、サイズ変更、加工できるため、ホワイトボードの前に人が立っていても、リモートで参加しているユーザーはホワイトボードのブレーンストーミングをリアルタイムではっきりと確認できます。

Teams 会議の Microsoft Whiteboard (商用プレビュー): 使用しているデバイスや場所に関係なく、同じテナントの会議の参加者が会話に参加できます。会議室にいても、リモートからでも、Teams 会議でボードを新規作成できます (現在デスクトップおよび Web 版でサポートされており、近日中にモバイルでも提供される予定です)。ボードは会議の参加者と自動的に共有されます。ボード上では複数のユーザーがリアルタイムで手描き入力できるほか、ネイティブの Whiteboard アプリを起動すれば、付箋、画像、グリッド線などの機能を使用して、さらにリッチなコラボレーション エクスペリエンスを実現できます。Ink Grab を使用すると、物理的なホワイトボードから Whiteboard のキャンバスにコンテンツを追加することも可能です。最初から書き直す必要はありません。物理的なホワイトボードで突発的にブレーンストーミング セッションを開始したときにも、デジタル ホワイトボードに簡単に移行して、離れた場所にいるユーザーにも会話に参加してもらうことができます。そのためにはホワイトボードの内容を写真に撮り、Ink Grab を使用してデジタル インクに変換します。Teams 会議で Whiteboard を利用するには、こちらのページを参照しながら Web 版の Whiteboard のプレビューを有効化してください。

Teams_Microsoft Whiteboard

Chrome ブラウザーの会議エクスペリエンスの機能強化 (近日提供開始): Windows ユーザーも Mac ユーザーもリッチな会議エクスペリエンスを利用できるようになります。1 年前、クライアントを必要とせず Chrome からスムーズに会議に参加できる機能を導入しました。そのゼロ フットプリント エクスペリエンスを強化すべく、近日中に 3 つの新機能を追加します。ビデオ画面に参加者を表示する機能、アプリケーション共有、デスクトップ全体の共有です。これにより、会議の参加者は、互いに顔を見ながら言葉を交わし、コンテンツを簡単に共有できるようになります。何かをダウンロードする必要はありません。

Microsoft 365 のライブ イベント (現在提供中): だれでもライブ イベントやオンデマンド イベントを作成して、従業員、顧客、パートナーに説得力のあるメッセージを届けることができます。イベントでは、Teams、Stream、Yammer を使用してビデオを流したり、インタラクティブなディスカッションを行ったりすることができます。非公式のプレゼンテーションでは Web カメラや画面共有を使用し、公式のイベントではスタジオ品質の作品を流すなど、必要に応じて、シンプルにすることも洗練させることも可能です。最大 1 万人のユーザーが、どこからでもデバイスを問わずリアルタイムで参加できるほか、イベント記録のコンテンツを活用した強力な AI 機能により、後から内容を確認することもできます。

Meetings First (プレビュー中): Skype for Business Server を使用している Enterprise Voice のお客様にとって便利な新機能です。通話とチャットには引き続きサーバーを使用し、クラウドベースの会議には Microsoft Teams を活用することで、お客様の既存の投資を保護できます。ユーザーは業界最高レベルの最新の会議機能を利用し、企業はマイクロソフトのグローバル クラウド インフラストラクチャを使用してパフォーマンスを向上できます。

新しい会議デバイス: パートナー各社によって会議デバイスが続々と開発され、お客様の選択肢が広がっています。まず、Yealink MVC500 および MVC800 が追加でサポートされました。先日発表された Logitech Tap は、省スペースの洗練されたデザインで、デスクに置いても壁に掛けても使用できます。新しい Poly Studio は、プラグ アンド プレイのビデオ会議および音声会議を実現し、会議室でのエクスペリエンスを強化します。さらに、Yealink VC200 ビデオ会議デバイスは、小規模な会議室のために設計されており、チームが集合するときに最適です。

電話機: 個人用スペースや共有エリアでの通話を可能にする Poly CCX 500 や Yealink T55A など、新しい電話機も追加されています。さらに、新しいテレビ電話の Crestron Flex P250 や Yealink VP59 を使用すると、1 台の卓上電話機でリッチなビデオ会議および音声会議エクスペリエンスを実現できます。

周辺機器: Jabra Speak 710-Teams、Sennheiser SP30-Teams、Yealink CP900 のスピーカーフォンを皮切りに、画期的な周辺機器が新たに登場しています。これらのスピーカーフォンにはいずれも専用の Teams ボタンが備わっており、PC またはスマートフォンに接続している場合にデバイスからすばやく操作を実行できます。

パートナー各社 (AudioCodesCrestronHPJabraLenovoLogitechPlantronics/PolycomSennheiserYealink) が提供する優れた製品の詳細については、Microsoft Teams マーケットプレース (英語) をご確認ください。マーケットプレースのエクスペリエンスが強化され、デバイスの種類や使用場所を絞り込んで表示できるようになりました。

Teams_device

通話

Direct Routing (現在提供中) では、認定済みのセッション ボーダー コントローラー (SBC) を使用して VoIP トランクを Office 365 に接続できます。Direct Routing には継続的に重要な機能を追加して強化しています。Media Bypass (現在提供中) は多数の SBC パートナーによってサポートされています。この機能によって多くのシナリオで発信者間の直接接続が可能になり、AV 品質が向上します。また、新たに SBC の認定ベンダーに Oracle と TE-Systems が追加されました。

マイクロソフトのデータでも、パートナー様からのフィードバックでも、認定済みの Virtualized SBC (パートナー各社によって現在提供中) からの接続数は増加しており、多くのお客様が Azure 上で SBC を仮想化することを選択していることがわかります。「ハードウェア不要」のアプローチによってクラウド音声通話ソリューションを導入すれば、展開と運用にかかる時間とコストを節約できます。Teams での通話の展開を計画されているお客様は、仮想化が適しているかどうかを必ず優先パートナーにご確認ください。

近日中に Dynamic e911Location Based RoutingMusic on HoldBusy on Busy といった機能が追加される予定です。これらの機能には、音声通話の管理者から繰り返しご要望が寄せられていました。マイクロソフトでは、お客様が求めている機能を優先的に実現していけるよう、皆様のフィードバックを大いに参考にしています。これらの新機能はスケジュールに沿って追加されていきますので、引き続き公開ロードマップにご注目ください。

Cloud Voicemail (CVM) では、2 年以上前からクラウド ユーザーをサポートしてきました。今回、Skype for Business Server のお客様と Lync Server 2013 を使用しているお客様が新たにサポートされます。ボイス メールをクラウドで処理することで、ユーザーはクラウドの信頼性を備えた最新のテクノロジにアクセスできます。

Office 365

App Setup Policies (今月提供開始): Microsoft Teams で提供されている 250 以上の統合や自社で開発した統合をユーザーが発見、使用、開発する方法を IT 管理者が新しく柔軟な方法で管理できます。App Setup Policies では、Microsoft Teams の左側のレールにピン留めするアプリを選択したり、表示順を設定したりと、ユーザーにとって最も重要なアプリを目立つ場所に表示できるよう、カスタマイズすることが可能です。マイクロソフト製、パートナー製、自社開発のアプリを問わず、社内のユーザーに必要なアプリを紹介できます。これらのポリシーによって、組み込みの機能をユーザーに表示する方法も管理できます。個々のユーザーによるアプリへのアクセスを管理するには、App permission policy を使用します。これは、マイクロソフトおよびサードパーティ製の特定のアプリを操作できる社内のユーザーを制御するポリシーです。さらに、自社開発アプリへのアクセスを制限してアプリを段階的にロールアウトしたり、社内全体の設定を定義してテナントで特定のアプリを完全にブロックしたりすることもできます。

Teams_app

Teams の通話および会議の電子情報開示 (現在一般提供中): 主要な電子情報開示機能を含む Office 365 および Microsoft 365 プランで利用できるようになりました。他の Office 365 コンテンツの場合と同じインプレース検索、条件、エクスポート エクスペリエンスを使用して、Teams コンテンツの調査または訴訟の一環としてデータ探索の要件を達成できます。

オンプレミス版 Exchange ユーザーの Teams コンテンツの法的情報保留(現在一般提供中): Office 365 または Microsoft 365 E3 プランをご利用のすべての組織で利用できるようになりました。Teams ではオンプレミス版 Exchange ユーザーのコンテンツをクラウドに保存するため、Teams のチャネルやチャットを管理、検出するのと同じプロセスを使用できます。これにより、モダン ワークプレースの採用に伴う法務部門の不安は解消されるでしょう。チャットベースのワークスペースのメリットを余すところなく活かしながら、コンプライアンスも確保できます。

Teams メンバーシップの管理者の管理 (英語) (プレビュー中): 新しい Advanced eDiscovery の更新プログラムの一部として利用できるようになりました。Office 365 E5、Advanced Compliance、Microsoft 365 E5 Compliance をご利用の組織は、調査または訴訟の一環として管理者を管理する新機能を使用できます。訴訟に関連する個人のメンバーシップに基づいて、Teams などの共有の場所を迅速に特定し、法的情報を保留できます。

Teams のチャネルとチャットの保持 (現在提供中): Office 365 または Microsoft 365 E3 の主要なデータ ガバナンス機能の一部として利用できるようになりました。この機能を使用して、Teams のチャネルやチャット メッセージに保持ポリシーや削除ポリシーを設定することで、保持要件を確実に満たし、データを必要以上に長期間保持することによるリスクとデータ漏えいを抑制します。コンプライアンス センターでメッセージを保持するチームや個人 (組織全体、グループ、特定のユーザー) を選択します。

Teams のチャネルとチャットの監督 (現在一般提供中): 組織が内部のコミュニケーション監視要件を満たし、法令順守または内部ポリシーに対応することができます。インテリジェントな条件を使用してポリシーを確立し、監督ポリシーに含めるチームまたはユーザーと関連するチャネルやチャット メッセージを特定できます。監督者は、新しい組み込みのレビュー エクスペリエンスを使用してコンテンツのレビューを行い、タグ付け、エスカレーション、一括での解決を行うことができます。

Virtual Desktop Infrastructure (VDI) (4 月提供開始): 仮想デスクトップ環境で Microsoft Teams を使用できます。これにより、お客様やパートナー様は、プライベート チャット、オープン チャネルの会話、ファイル共有を使用して、効果的なコラボレーションを行うことができます。Teams は、専用の永続的な VDI 環境内の個々の仮想マシンにインストールできます。このソリューションは、主要なチャットおよびコラボレーション用 VDI 環境で動作します。また、現在 Citrix と協力して Teams の通話および会議機能にも対応するように取り組んでいます。

データ損失防止 (DLP): この機能は以前より Exchange Online、SharePoint Online、OneDrive for Business で提供されています。そして今回、Microsoft Teams でも DLP の提供が開始され、チャット メッセージやチャネルの会話に含まれる機密情報をブロックできるようになりました。これは、マイクロソフトの他の DLP サービスでも使用されている実証済みのポリシー エンジンを基盤としています。Microsoft Teams を使用して従業員のコラボレーションを促進し、生産性向上を図っている組織は、重要なデータを新しい方法で適切に制御、管理できるようになり、内部のセキュリティ目標と外部のコンプライアンスおよびプライバシー要件の両方を達成することができます。

エンドユーザーのエクスペリエンスはシンプルで、エンドユーザーの生産性を損なわずにデータ保護ポリシーを適用することができます。ユーザーがチャットまたはチャネル内でメッセージを送信すると、組織の定義に従って、メッセージのコンテンツに機密情報が含まれているかどうか検査されます。機密情報が検出された場合、対象のメッセージは取り消され、受信者はアクセスできなくなります。他の Office 365 サービスと同様に、DLP のポリシー ヒントにより、メッセージがブロックされた理由に関する追加情報 (クレジット カード情報や社会保障番号が含まれるなど) が送信者に提供されます。IT 管理者は、エンドユーザーがブロックされたメッセージを上書きしたり、問題を誤検知として報告したりできるようにポリシーを柔軟に構成し、社内で DLP 設定を調整できます。ポリシー設定は、セキュリティ & コンプライアンス センターで Exchange Online、SharePoint Online、OneDrive for Business の DLP 設定として構成されます。

Teams_DLP

アプリと統合

Microsoft Teams の核心的な価値は、マイクロソフト製のものに限らず、ご利用のすべてのソリューションの機能を 1 つのハブに統合して拡張できることです。以下に、Enterprise Connect の期間中に利用可能になる最新の統合をご紹介します。

Smarsh の Control for Microsoft Teams (英語): マイクロソフトの DLP ソリューションを拡張し、お客様がリスクおよびセキュリティの取り組みにおけるコンプライアンスを向上させるための内部ポリシーを適用できるようにします。DLP ポリシーを実装すると、会話 (チャット、チャネル、絵文字、GIF、リンク、ボット)、ファイル、Wiki、OneNote など、さまざまな種類のコンテンツの違反を監視できます。違反が検出されたアセットに対しては、異議申し立て、編集、削除のいずれかを実行できます。

McAfee の MVISION for Microsoft Teams (英語): 包括的なセキュリティ、ガバナンス、コンプライアンス機能が提供され、マイクロソフトの Teams 向け DLP ソリューションを拡張できます。このプラットフォームは、アクセス制御、ポリシー適用、コラボレーション制御、アクティビティ監視、脅威防止、調査用の監査証跡にすべて対応しており、ブラウザーやネイティブ アプリを含む複数のアクセス モードのセキュリティを保護できます。

Singlewire Software (英語)InformaCast Fusion: Microsoft Teams ユーザーが緊急通知を一括送信できます。ユーザーは Teams ボットを使用してアラートを発生させることができます。ユーザーが発生している状況に関する詳細を入力すると、そのアダプティブ カードを使用してボットが返信します。確認後、ボットは Teams、モバイル デバイス、デジタル サイネージ、その他の接続デバイスにアラートを送信します。アラートが配布されると、保安チームのメンバーに対して Microsoft Teams のチャネルへの参加を促すメッセージが表示され、Microsoft Teams で協力しながら状況のフォローアップを行うことができます。

今回ご紹介した新機能をぜひお試しください。Teams の機能強化に関するご提案がある場合は、UserVoice にアイデアを投稿するか、既存のアイデアに投票してください。皆様からのご要望に優先順位を付けるうえで参考にさせていただきます。