Windows 10 IoT: Internet of Things への対応
本ブログは、Blogging Windows の "Windows 10 IoT: Powering the Internet of Things " の抄訳です。 現在マイクロソフトは、Internet of Things ( IoT : モノのインターネット) に重点的に取り組んでいます。先日開催された Microsoft Convergence 2015 (英語) では、Satya Nadella が Windows と Azure (英語) におけるマイクロソフトの IoT への取り組みについて概要をご説明しました。この取り組みを通じて、お客様とパートナーの皆様には包括的な IoT サービスが提供されることになります。またこれと並行して、中国深セン市で開催された WinHEC 2015 では、IoT… Read more
Windows Hello でより人間的に、そして安全になる Windows 10
Windows 10 の開発に着手した当時、担当チームは「より人間的な」コンピューティングを実現するために多くの時間とエネルギーを費やしていました。私たちが目指しているのは、ユーザーを認識し、ユーザーの言うことを理解するデバイスの実現です。ユーザーがいる場所にかかわらず、常に大きな「安心感」を感じてもらえるエクスペリエンスを提供したいと考えています。こうしたアイデアについては、既に 1 月 21 日のイベントで説明していますので、今回は、Windows 10 が備えるさらに別の画期的な「パーソナル コンピューティング」機能を発表したいと思います。 今回ご紹介するのは Windows Hello です。Windows Hello は、Windows 10 デバイスへの瞬時のアクセスを可能にする生体認証機能です*。Windows Hello を使用すると、Windows 10 を実行する新型のデバイスで顔を写したりデバイスを指でタップしたりするだけで、すぐにユーザーが識別されます。Windows Hello は、パスワード入力よりも便利なだけでなく、安全性にも優れています。マイクロソフトのシステムをご利用いただくことで、デバイス上やネットワーク サーバー上に一切パスワードを保存することなく、各種のアプリケーションや企業コンテンツ、さらには特定のオンライン エクスペリエンスの認証を行うことができます。 では、この機能のしくみをご説明しましょう。 Windows Hello は、システムで生体認証をサポートするための機能です。従来のパスワードよりもはるかに安全なテクノロジを採用しており、ユーザーの顔、目の虹彩、指紋を使用してデバイスのロックを解除できます。1 対 1 で対応付けられたユーザーとデバイスが、Windows のエクスペリエンス、アプリ、データのほか、Web サイトやサービスを利用するためのキーとなるため、アルファベットと数字のランダムな組み合わせのように簡単に忘れたりハッキングされたりすることもなければ、ユーザーが紙にメモして貼り出しておく必要もありません。最新のセンサーで個人の特徴を識別することにより、サポート対象の Windows 10 デバイスにサインインできます。 では、Windows Hello… Read more
Windows 10 Technical Preview ビルド 10041 の提供を開始
本記事は、米国時間 3 月 18 日に公開された「Windows 10 Technical Preview Build 10041 now available」の抄訳になります。 Windows 10 Technical Preview ビルド 10041 の提供を開始 皆様、こんにちは。 Fast リングをご選択の皆様を対象として、PC 向けのビルド 10041 の提供が開始されました。これまでのすべてのプレビュー版ビルドと同じく、今回もさまざまな機能を追加し、バグ修正を行っています。今回のビルドは、これまでの Windows 10 ビルドを既に実行しているシステム向けに、Windows Update 経由のみでの提供となります※。Slow リングの皆様には、引き続き各ビルドの ISO もリリースする予定ですが、Fast リング向けのビルドは、直接のダウンロードのみになります。 ※本記事執筆時点で、日本語版を含む ISO イメージがこちらからダウンロードできるようになりました。 スマートフォン向けの Windows 10… Read more
Windows Insiders Program 向けに Windows 10 開発者ツールのプレビュー版を提供開始
今から 3 週間前に開催された Mobile World Congress の会場で、マイクロソフトは初めて Windows 10 ユニバーサル アプリ プラットフォームを公開しました。そして、今回発表するのは、Windows 10 開発者ツールについてです。マイクロソフトは本日、Windows 10 開発者ツールの最初のテクニカル プレビュー版を Windows Insider Program 向けに公開しました。 今回公開したのはプレビュー版です。プレビュー版を公開する目的は、Windows 10 の最終版が完成するまでの間に、新しいプラットフォーム機能を皆様にテストしていただく機会を提供することにあります。このプレビュー版に含まれる新機能の主な特長は以下のとおりです。 アダプティブ ユーザー エクスペリエンス: Windows 10 では、デバイスの画面の大きさにかかわらず 1 つの UI を適応できます。既存の Windows 用アプリをお持ちの方は、(a) UI プロジェクトを 1 つ削除し… Read more
Windows 10 が 111 言語により 190 カ国で 2015 年夏より提供開始
本記事は「Windows 10 Launching This Summer in 190 Countries and 111 Languages」の抄訳になります。 2015 年 3 月 17 日 Terry Myerson 本日、中国深圳市で開催された Windows Hardware Engineering Community (WinHEC) サミットにおいて、私は Windows 10 についてお話しする機会をいただき、Windows 10 がマイクロソフトにとって大切なパートナー企業にもたらすイノベーションと市場機会について紹介しました。中国はグローバルなイノベーションの中心であり、Windows 10 の将来にとって重要な、画期的なデバイスの開発や消費者の体験を提供してくれるトップクラスのハードウェア企業やソフトウェア企業と協業できることを大変うれしく思っています。 Windows 10 の開発は順調に進んでおり、本日は、Windows 10 が 111 言語により… Read more
Windows Insider Program へのビルドの提供頻度と時期について
皆様、こんにちは。 Windows Insider Program のしくみや Windows 10 の開発状況については、Windows 10 コミュニティ フォーラムや Twitter を通じて皆様から多数のご質問が寄せられています。しかしこれらの場所では、皆様一人ひとりに向けて回答したり、思ったように詳細な内容を説明することはなかなかできていません。その代わりとして定期的に使用しているのが、Insider Hub や、今回のようなブログ記事です。Insider Hub にはよく寄せられる質問を投稿したりしています。 今回最初にご紹介したいのは、私の Twitter フィードをこの 2 週間ずっと埋め尽くしているあるご質問についてです。それは、「次のビルドを早く提供して!」というものです。まずお伝えしておきたいのは、皆様から「新しいビルドを早く手に入れて、新機能を試したい」という声をいただけるのは、私たちにとって大変な喜びであるということです。これは、Windows Insider Program を立ち上げた当初から願っていたことです。皆様の熱意に心から感謝いたします。 新しいビルドを熱望する声のほかにも、さらに以下の 2 つの質問が寄せられていました。これらに対しても、140 文字という Twitter のテキスト制限ではうまく回答することができませんでした。 「これからはもっと速いサイクルでビルドが提供されるという話が 1 月にあったと思いますが、どうなっていますか?」 「次のビルドのリリース日だけでも教えてくれませんか? もっと情報を多く開示してもらえませんか?」 この記事では、この 2 点についてもう少し明確に説明させていただきたいと思います。もちろん、私たちは情報を隠そうとしているわけではないのですが、皆様のご納得のいく回答をさせていただくのは思ったよりも難しいことで、皆様を長らくお待たせしてしまっていることに弁解の余地もありません。 ビルドの提供頻度と「より速いビルド提供」の可能性について… Read more
新しいゲーム開発者ツールを発表: ゲームをさらに多くの皆様へ
本記事は「Phil Spencer Announces Developer Tools to Bring Games to Billions」の抄訳です。 本日、サンフランシスコで Game Developers Conference (GDC) が開催されました。マイクロソフトの Xbox 担当責任者である Phil Spencer はこのカンファレンスにおいて、Windows 10 デバイスでのゲーム エクスペリエンスの統一に向けた今後の計画を発表しました。この発表は、開発者の皆様にとって重要な内容になっています。マイクロソフトでは、あらゆるデバイスでのエクスペリエンスをさらに充実させることに取り組んでおり、今回はその最初のステップとして、開発プロセスを簡素化するためのツールを開発者の皆様に提供し、世界中の数十億ものデバイスにゲームをすばやく配信できるようにすることを目指しました。 マイクロソフトでは Windows 10 のリリースに向けて、今後も開発者の皆様と連携しながら、ゲーマーの皆様に最良のゲーム エクスペリエンスをお届けできるように取り組みを進めていきます。ではここからは、今回の GDC で発表されたゲーム開発者様向けの情報を詳しくご紹介していきたいと思います。 Windows 10 用 Xbox Live SDK をリリース: マイクロソフトは 1… Read more
Windows 10 のユニバーサル アプリ プラットフォームのご紹介
本日バルセロナで開催された Mobile World Congress において、Windows 10 の開発者向けのプラットフォーム戦略とユニバーサル アプリ プラットフォームについてご紹介しました。詳しい情報は、4 月に開催予定の Build カンファレンス (英語) でお伝えしますので、ぜひお越しいただければ幸いです。 Windows 10 は Windows プラットフォームの統合を目標としてきた私たちの取り組みの完成形であり、統合された 1 つの Windows コアで実行されています。この統合により、ポケットの中のスマートフォン、かばんに入れたタブレットやノート PC、オフィスのデスクトップ PC、リビングの Xbox といったあらゆる Windows デバイスで、同じアプリを実行することが可能になります。他にも HoloLens (英語) や Surface Hub (英語)、さらに IoT デバイスである Raspberry Pi 2… Read more
Windows 10 で FIDO 認証技術をサポート
※本ブログは、Windows for your Business-“Microsoft Announces FIDO Support Coming to Windows 10” の抄訳です。 マイクロソフトは先日、米国スタンフォード大学で開催されたホワイトハウスのサイバーセキュリティ サミット「White House Summit on Cybersecurity and Consumer Protection (英語)」に参加しました。このサミットでは、業界を牽引する企業が一同に会し、サイバーセキュリティ強化に向けた連携機会と新たな技術開発の取り組みについて議論が行われました。マイクロソフトからは、マイクロソフトの製品、サービス、内部ネットワークのセキュリティに影響を及ぼす幅広い企業プログラムを担当する Scott Charney (信頼できるコンピューティング担当コーポレート バイス プレジデント) が出席しました。 現政権がこのサミットにおける重要な議題として挙げたのが、「サイバー技術に精通した人員の確保と、民間企業との協力によるパスワードを超えた認証技術への移行 (英語)」です。これはマイクロソフトの最優先事項の 1 つでもあります。この分野への取り組みは、次期リリース予定の Windows 10 における最重要かつ最優先の課題です。パスワードに代わる新たな認証技術については、先日のブログ記事「Windows 10: 最新のセキュリティおよび ID 保護」でも取り上げましたのでぜひご覧ください。 マイクロソフトは… Read more