[Touch Keyboard and Handwriting Panel Service のプロパティ] のスクリーンショット
Windows, Windows 10, Windows 11, Windows Insider Program

そのサービスを止めないで!~タッチ キーボードを無効化する正しい方法~

By Masaru Iritani (MSFT)

こんにちは、Experiences + Devices 開発統括部の入谷です。主に Windows 10 におけるタッチ キーボードの開発に携わっています。私が所属する Windows 10 の開発チームでは、フィードバック Hub や Microsoft サポート、Twitter 等でお客様からいただく声に耳を傾け、継続的に製品の問題修正と改善を行っています。 その中で、日本語入力(IME)の問題を報告されている複数のお客様が、「Touch Keyboard and Handwriting Panel Service」と呼ばれるサービスを無効にされていることが分かりました。サービスは Windows の基本機能を管理する特別な機構です。その中の一つである Touch Keyboard and Handwriting Panel Service は、タッチ キーボードが動作するための根幹となる役割を担っています。最近の Windows 10 ではそのサービスの役割が広がり、日本語入力をはじめとして、クリップボードの履歴、絵文字パネル、音声入力等の様々な入力機能にも使われるようになりました。このサービスが無効化されているとそれらの機能が正しく動作できません。 ウェブを検索すると、タッチ キーボードを無効化する手段としてこのサービスを停止する方法が紹介されていることが分かりました。しかし、サービスを自己判断で無効化することは、次の理由からお勧めできません。 Windows、ドライバー、アプリケーションの開発者は、必要なサービスが動いていることを前提にソフトウェアを設計・検証しているため、予期せぬ不具合が発生しやすくなります。 サービスの役割は将来に渡って予告無く変化する可能性があります。このため、以前は正しく動作していた操作でも、更新によってある日突然動作しなくなってしまう場合があります。 サービスはシステム全体の性能に影響を与えないよう設計・検証されています。無効化による性能向上はほとんど見込めないか、最悪の場合悪化することもあります。… Read more

Surface laptop 3
Surface

Surface Laptop 3 用のカスタマー リプレイスメント ユニットが提供開始になりました

By Japan Windows Blog

※ 本ブログは、米国時間 8/7 に公開された ”New SSD removable kits for Surface Laptop 3 now available” の抄訳です。 Surface Laptop 3 の SSD ドライブの取り外しまたは交換を支援するスペアパーツ (カスタマー リプレイスメント ユニット (CRU)) の提供開始をお知らせします。これには、ゴム製の脚、シャーシを固定するカバーネジ、取り外し可能なSSD(rSSD) を固定するネジが含まれます。 グローバルでの CRU 提供 CRU は 8 月上旬から米国とカナダで提供を開始しています。9 月 15 日から法人のお客様は以下の国でも、リセラー様から CRU を購入可能です。 オーストラリア、オーストリア、バーレーン、ベルギー、ブルガリア、中国、クロアチア、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、香港、ハンガリー、インド、アイルランド、イタリア、日本、韓国、クウェート、他とビア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、マレーシア、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、オマーン、ポーランド、カタール、ルーマニア、催事アラビア、シンガポール、スロバキア、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、タイ、アラブ首長国連邦、イギリス… Read more

Surface Hub 2S 85インチ
Surface

Surface Hub 2S 85 インチの価格を発表

By Japan Windows Blog

9 月 22 日にご案内させて頂いた抄訳 Blog「Surface Hub 2S は、今日のハイブリッドワークスペースにおけるデジタルと物理の分離を橋渡しします」でご案内させて頂いた、Surface Hub 2S の新しいモデルとなる Surface Hub 2S 85 インチの日本市場における販売価格を発表します。本日より、Surface Hub 2S 85 インチは、Surface Hub 認定リセラーおよび Surface Hub 取次リセラー経由でお見積を取得頂くことができます。販売開始は、2021 年 1 月以降を予定しています。 Surface Hub 2S 85 インチについて Surface Hub 2S 85 インチは、横幅が約 2 メートル、4K… Read more

MSPの監視と管理
Microsoft 365

SolarWinds、マイクロソフトとのパートナーシップを通じて MSP の監視および管理パフォーマンスの強化を支援

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※ 本ブログは、米国時間 7/21 に公開された ”SolarWinds announces collaboration with Microsoft to enhance monitoring and management for MSPs” の抄訳です。 Microsoft 365 との統合により、SolarWinds の N-central や RMM を採用している IT パートナー様は、1 つの画面からさらに強力にデバイスを保護、管理できるようになります。 強力で手頃な価格の IT 管理ソフトウェアを提供する大手プロバイダーの SolarWinds (英語) は本日、マイクロソフトとの提携により、Microsoft 365 の機能を同社のリモート監視および管理ツールである SolarWinds N-central および SolarWinds… Read more

Microsoft 365, Teams

Microsoft Teams の新機能 | 2020 年 9 月

By Japan Windows Blog

※ 本ブログは、米国時間 9/30 に公開された ”What’s New in Microsoft Teams | September 2020” の抄訳です。 9 月は魅力的なニュースや発表が満載の充実した 1 か月となりました。今月リリースされた新機能についてご紹介する前に、Microsoft Teams のパフォーマンスに関するお客様からのフィードバックを基に改善に取り組んできましたので、それについてお伝えします。 Teams のパフォーマンスに関する機能強化 Teams は、仕事や授業の際にネットワーク接続を維持して生産性を確保するために、種類や規模を問わずあらゆる組織で活用されています。日々変化するお客様のニーズに合った新機能の普及に努めると同時に、多様なデバイスやインターネット接続の状況に応じて高いパフォーマンスを発揮できるように取り組んでいます。 先日、Teams のパフォーマンスを大幅に強化し、既に実装が完了しているものもあります。今後の改善事項については、毎月お届けしているこの「Microsoft Teams の新機能」の記事の中で随時お伝えします。 デスクトップ版でオフライン操作をサポート 現状、世界中で十分にネットワークに接続できないユーザーが数多くいらっしゃいます。帯域幅の制限時やネットワークに接続されていない環境で、3 月から、Windows および macOS でデスクトップ クライアントを実行できるようになりました。デスクトップ版では、データやコードをキャッシュして利用します。さらにネットワークからではなくローカルから取得する機能も導入し、デスクトップ クライアントの起動時間を短縮しました。現在、オフラインでもメッセージを作成し、ネットワークに再接続されると自動送信されるようにする機能を開発中です。 デスクトップの起動時間を短縮 Teams で日常的に会議や授業を開始する際には、迅速に実行できることが不可欠です。Windows 用および macOS… Read more

Surface

新製品を含む最新の法人向け、および教育機関向け Surface 総合カタログ (2020 年 10 月版) をリリース

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※ 最新の Surface 総合カタログは 2021 年 1 月版です。最新版はこちらからご確認ください。 今月発表した新製品、Surface Laptop Go、SQ2 プロセッサを搭載する新しい Surface Pro X を含む法人向け、および教育機関向けの Surface カタログ (2020 年 10 月版) を公開させていただきます。 今回のカタログ更新では、新製品となる Surface Laptop Go、Surface Pro X およびこれらの製品に対応するアクセサリの情報更新に加え、9 月に発表した Surface Hub 85 インチをはじめとする Surface Hub の Update 情報も追加しました。さらに、法人向けのカタログでは新しい働き方への対応を検討するお客様に有益となる情報の拡充として、Microsoft 365… Read more

Microsoft 365

“お客様の取組みに学ぶ、ニューノーマル時代リモートワーク最前線” 開催!

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Microsoft Cloud (M365, Azure, Power Platform, D365, Mixed Reality) + Surface すべての”リモートワーク” に関する事例を盛り込んだオンラインイベント 新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、私たちの生活様式は一変しました。働き方、そしてリモートワークの意義も同様です。 従来リモートワークは組織の生産性向上を主な目的として、働き方改革の文脈のもと遂行されるケースがほとんどでしたが、働き方も大きく変化を求められることになった今、事業継続性、従業員の安全性、オフィスのコスト削減などという観点でもリモートワークの整備が求められるようになってきました。 本オンラインイベントは、リモートワークに関するチェンジマネジメント・コミュニケーション、現場向けシナリオ、セキュリティ・労務管理、中堅中小企業様向けの 4 つの観点でのお客様やパートナー様の取組みを通し、 最新のリモートワーク事例、今後の戦略策定のポイントを考察していきます。 概要及びアジェンダ 名  称: お客様事例に学ぶ、ニューノーマル時代リモートワーク最前線 日  時: 2020 年 11 月 10 日 (火) ~ 13 日 (金) 実施形態: オンラインイベント (Teams Live イベント)、イベント実施後はオンデマンドにてコンテンツを公開予定 対  象:… Read more

Teams会議画面
Microsoft 365

Microsoft Teams のアプリを構築して会議エクスペリエンスをカスタマイズする

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※ 本ブログは、米国時間 9/22 に公開された ”Creating customized meetings experiences with apps in Microsoft Teams” の抄訳です。 ハイブリッドな働き方への移行が進む中、マイクロソフトのお客様は、カスタマイズされたリッチな会議エクスペリエンスを通じてチームが連携しながら、インシデント解決、プロジェクト管理、営業支援などの価値の高いシナリオに対応できるようにしたいと考えています。Teams は、会議、チャット、通話、コラボレーションの機能を 1 つのプラットフォームに統合し、開発者に拡張可能なキャンバスを提供することで、まさにお客様のこうしたニーズにお応えします。Inspire では、新しい会議拡張ポイントの開発者プレビューを発表 (英語) しました。これは、新しいコンテンツ領域と API を提供するもので、開発者にとっては、アプリによっていかに会議エクスペリエンスを変革するかを再考する機会となります。この発表から数か月がたちましたが、このたび、この会議拡張ポイントの一般提供を 10 月に開始することとなりました。さらに、20 社を超えるローンチ パートナーによって、この機能拡張ポイントを活用したアプリの構築が進められています。それらは一般提供と同時に、またはその後しばらくして、ユーザーの皆様にご利用いただけるようになる予定です。 会議のライフサイクル全域でアプリを統合、対話性を向上 会議は静的なエクスペリエンスではありません。会議が始まるまで、会議の最中、会議が終わった後も、ユーザーによるやり取りやアクティビティがいくつも発生します。新しい会議拡張ポイントにより、開発者は会議ライフサイクルのいたるところでアプリ (タブ、ボット、メッセージ拡張機能) を統合し、コラボレーションと生産性を向上させる会議アプリをユーザーに提供できるようになります。たとえば、会議前の計画に役立つアプリを公開したり、新しいコンテンツ領域を活用して会議中のエクスペリエンスを充実させたり、会議後のシナリオに対応したりと、開発者がアプリを提供する機会は Teams 会議の全域に大きく広がります。 より豊かな会議エクスペリエンスを実現する拡張可能なコンテンツ領域と会議 API これまで、開発者はチャネル、1 対 1 のチャット、グループ チャットの中でアプリを統合することはできましたが、会議のコンテキスト内では統合できませんでした。それが、会議拡張ポイントを利用することにより、ユーザーが作業する新たな場所にアプリを配置できるようになりました。… Read more

Teams 管理のための新機能
Microsoft 365, Teams

Teams 管理のための新機能 | Ignite 2020

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※ 本ブログは、米国時間 9/22 に公開された ”New capabilities for Teams Management | Ignite 2020” の抄訳です。 本日の Microsoft Ignite 2020 で Teams に関する発表があり、エキサイティングな新機能が多数披露されました。この記事では、Teams の新しい管理機能と、それらが組織に合ったエクスペリエンスのカスタマイズにどのように役立つのかについて説明します。新機能はすべて、Teams 関連のアクティビティを管理するためのポータルである Teams 管理センターのものです。マイクロソフトは、お客様が独自のビジネス ニーズに対応できるように、多種多様な管理コントロールの革新と提供に継続的に取り組んでいます。 Teams 管理センターのあらゆる機能カテゴリに、新しい機能を導入しました。 ポリシーの一括割り当て 新たにポリシーの一括割り当て機能を追加しました。これにより、運用の効率がはるかに向上します。 ポリシーは Teams でカスタム エクスペリエンスを作成するために使用します。ポリシーを設定すると、組織のニーズに適合したエクスペリエンスを確実にエンドユーザーに提供できます。以前は、Teams の管理者がカスタム ポリシーをユーザー 1 人ひとりに割り当てるか、一括割り当て操作用の PowerShell スクリプトを記述する必要がありました。今回、グループへのポリシーの割り当てと、一括ポリシー割り当ての両方が、Teams 管理センターで利用できるようになりました。この一括割り当ては非同期で行われ、チームやチャネルから、会議、音声、通話までのサブスクリプション全体で、最大… Read more