ベンチマークを超えて: AI スピードでセキュリティを推進
著者: Taesoo Kim 氏 (Microsoft、Agentic Security 担当 Vice President) ※本ブログは、米国時間 6 月 17 日に公開された “Beyond the benchmark: Advancing security at AI speed” の抄訳です。 この記事の内容 ラボからパイプラインへ 今月の発見の数々 ヘッドラインの先へ: エンジニアリングの取り組みから得られた知見 今後の展望 AI スピードに対応した防御 詳細はこちら あらゆる脆弱性には、2 つの時計が動いています。1 つは、それを発見しようと急ぐ防御側のもの。もう 1 つは、先にそれを見つけようとするサイバー攻撃者のものです。ソフトウェアが存在する限りは、これらの時計は攻撃者に対して有利に働いてきました。なぜなら、現代のコードは膨大であり、相互に接続され、日々変化し続ける一方で、セキュリティ レビューは決まったタイミングでしか実施されないためです。「コードがリリースされる」時点と「コードがレビューされる」時点の間の空白こそが、リスクが静かに蓄積される場所なのです。 数か月前、私たちはそのタイミングを再構築することに着手しました。弊社は、コードネーム「MDASH」と呼ばれる、ソフトウェアの脆弱性をエンドツーエンドで発見、検証し、修復を支援するために構築された、Microsoft Security のマルチモデル エージェント型スキャンシステムを導入しました。その目標は、明確に表現するのは簡単ですが、実行するのは困難でした。それは、AI を活用した脆弱性の発見および修復機能を、研究プロジェクトから取り出し、エンタープライズ規模で、プロダクション… Read more
Microsoft 米国本社役員が「茨城県つくば市立みどりの学園義務教育学校」を訪問
「みどりの学園義務教育学校」は茨城県つくば市のみどりの地区に位置する小中一貫校で、1 年生から 9 年生までの児童・生徒、約 2,000 名が同じ校舎で学んでいます。つくばエクスプレス沿線の人口増加を背景に県内最大規模の在籍者数を有する同校では、ICT を日常的な学習ツールとして利用し、探究学習やプログラミング教育、STEAM などの先進的な学びに日々、取り組んでいます。 2026 年 4 月 16 日、Microsoft 米国本社の教育・労働・非営利分野を統括する部門である「Microsoft Elevate」のプレジデント Justin Spelhaug (ジャスティン・スペルホーグ)、ゼネラルマネージャー James Hutchinson (ジェームズ・ハッチンソン)、ビジネスマネージャー Nicole Simmons (ニコール・シモンズ)、日本マイクロソフト 業務執行役員 教育・社会基盤統括本部 統括本部長 宮崎 翔太、同 初等中等教育戦略本部 本部長 鈴木 大晴らが同校を訪問し、児童・生徒と交流、関係者との意見交換を行いました。なお当日は、同校の山田 聡 学校長、中村 めぐみ 教頭をはじめ、茨城県つくば市教育長の森田 充 氏、全国… Read more
Windows 11「ポイントインタイム リストア」の一般提供開始
本記事は、2026年6月23日に公開された Windows Blog の記事「Point-in-time restore for Windows 11 is now generally available」の抄訳です。原文はこちらをご参照ください。 Windows PC に予期しない問題が発生したときのダウンタイムは1分たりとも無駄にできません。PC は更新プログラム、アプリ、ポリシー、ドライバー、ユーザー操作などによって常に変化しており、問題発生時の復旧は複雑になりがちです。IT 部門にとって、ユーザーを迅速に業務へ復帰させるためには時間のかかるトラブルシューティングや、数時間を要する再構築作業が必要になることもあります。 本日、Windows 11 に新たに搭載された復旧機能「ポイントインタイム リストア (Point-in-Time Restore)」が一般提供を開始したことを発表します。この機能は、デバイスを過去の正常な状態へ安全に戻すことで、数時間ではなく、数分で復旧できるよう設計されています。Windows Enterprise、Pro、Home エディションで利用でき、問題発生前の状態へ迅速に戻せる機能を、管理者とユーザーの双方に提供します。 今回の一般提供開始は、Windows の復旧機能とレジリエンス強化における重要な一歩です。また、「いざというときに信頼でき、シンプルで使いやすい復旧機能が欲しい」という Windows ユーザーおよび IT 管理者の声に応えるものでもあります。 Windows 11 のポイントインタイム リストアとは 「ポイントインタイム リストア」機能では、復元ポイントを一定間隔で自動的に作成し、デバイス上にローカルな場所に保存します。 この機能を利用することで、以前に記録された時点のシステム状態へ PC 全体を復元できます。復元対象には以下が含まれます。… Read more
Microsoft 365 Copilot の新機能 | 2026 年 5 月
※本ブログは、米国時間 5 月 29 日に公開された What’s New in Microsoft 365 Copilot | May 2026 の抄訳です。 この記事では、2026 年 5 月の Microsoft 365 Copilot に関する最新情報をお届けします。ユーザーが日々使用するアプリの生産性と効率を高めるのに役立つ Copilot 機能の最新情報を Microsoft 365 管理者の皆様にお伝えするために、新機能と機能強化について毎月ピックアップしてご紹介しています。 それでは、今月の新機能を詳しく見ていきましょう。 ユーザー向け機能: Anthropic の Claude Opus が利用可能に Microsoft 365 Copilot アプリの刷新されたデザイン、ノートブックの機能強化、Apple CarPlay… Read more
次世代 Surface Pro と Surface Laptop のご紹介
パフォーマンスと柔軟性を両立した、新しい Surface 投稿者: ブレット オストラム (Brett Ostrum) マイクロソフト Surface 部門 コーポレート バイス プレジデント ※本ブログは、米国時間 6 月 16 日に公開された “Introducing the next Surface Pro and Surface Laptop, built for performance and flexibility” の抄訳を基に掲載しています。 13 年以上にわたり、Surface はユーザーによって形づくられてきました。 建築家は建物をスケッチし、開発者はモデルをトレーニングし、学生はスタートアップを立ち上げ、フィールド エンジニアは、大きなニュースにならないような課題にも向き合い解決しています。 私たちは、もともと特定のユーザー層だけを想定して設計してきたわけではありませんが、Surface を選んでくださった人々が、その使い方を通じて Surface の価値を定義してきました。他の人々がその成果に気づくよりずっと前に、ものを作り、形を整え、問題を解決し、世に送り出しています。そうした皆さんの存在が、Surface を今の Surface にしてきたのです。… Read more
パートナー主導の勢いと、広がるアクセス:新しい Microsoft 365 Business with Copilot SKU
本記事は、米国時間 5 月 28 日に公開された英語版ブログ「Partner-led momentum, broader access: New Microsoft 365 Business with Copilot SKUs」 () の抄訳です。 中小企業 (SMB) における AI 活用は新たな段階に入りつつあります。もはや「実験」の段階ではありません。個別のユースケースから、日常的で拡張可能な成果へ。組織は Frontier Transformation に向けて動き出しています。 最新の『2026 Work Trend Index Annual Report』は、多くのパートナーがすでに顧客の現場で感じ取っている事実を裏付けています。AI ユーザーの 58% が「1 年前にはできなかった仕事ができるようになった」と回答し、66% が「AI が実務を引き受けることで、より価値の高い仕事に多くの時間を使えるようになった」と答えています。 SMB 顧客に対応するパートナーにとって、これは明確な転換点です。機会は、AI へのアクセスを提供することにとどまらず、SMB… Read more
開発者向けの次世代デバイスを構築する: Surface RTX Spark Dev Box
※本ブログは、米国時間 6 月 2 日に公開された Building the next generation of devices for developers: Surface RTX Spark Dev Box の抄訳です。 Andrew Hill / コーポレート バイス プレジデント、Surface ソフトウェア開発者は、私たちがお手伝いする中でも、特に意欲あふれる創り手です。デバイスをより厳しく使いこなし、ツールにより多くを求め、自分たちの環境が現代のソフトウェア開発のペースを形づくる助けになることを期待しています。今日の開発は、より長時間実行されるジョブ、より大きなモデル、そしてクラウド呼び出しのたびに費用を支払うのではなくローカルでプロトタイピングと反復を行いたいという高まるニーズを意味します。だからこそ私たちは、こうした創り手のニーズに特化して設計された 2 つの新しい Surface デバイスを構築するプロジェクトに着手しました。 今週初め、私たちは Surface Laptop Ultra を発表しました。これは、どこで働いていても本格的なパフォーマンスを必要とする開発者、クリエイター、技術専門家のために構築された高性能ノート PC です。本日、Microsoft Build において、私たちは Surface RTX… Read more
Surface Laptop Ultra のご紹介: 世界を創る人々のために
Brett Ostrum / コーポレート バイス プレジデント、Surface ――― ※本ブログは、米国時間 5 月 31 日に公開された “Introducing Surface Laptop Ultra: Made for world makers” の抄訳です。 世界は創り手であふれています。しかし、世界そのものを創り出すのは、ほんの一握りの人々です。Surface Laptop Ultra は、そうした人々のために生まれました。世界を動かし、世界を変えていくシステムやブレークスルー、インフラを築く人々のために。限界を欠点と捉え、それを超えていくビジョンを持つ人々のために。 Surface Laptop Ultra は、これまでで最もパワフルな Surface Laptop です。NVIDIA とともにシリコン レベルから設計し、RTX Spark に最適化、Windows 上に構築されています。標準的なラップトップには収まりきらない仕事のために生み出されました。 クリエイター、開発者、そして AI ビルダーの仕事には、共通する特徴があります。巨大なシーン、長いコンパイル サイクル、もはやバックグラウンドにおとなしく収まらないローカル モデルやデータセットです。私たちは、そうした仕事にひるむことなく応えるために Surface Laptop Ultra を作り上げました。… Read more
開発者とエージェントのために ― Build 2026 における Windows 365
※本ブログは、米国時間6月2日に公開された Made for developers and agents, Windows 365 at Build 2026” の抄訳です。 執筆:BhavyaChopra Build 2026 が開幕し、Windows 365 が大きく取り上げられました。この 1 年間、私たちはクラウド PC を大きく展開している開発者や IT チームの声に真摯に耳を傾けてきました。皆さまからは、新しい開発者をクラウド PC で立ち上げるプロセスはもっと効率化されるべきであり、サインインしたらすぐにコーディングを始められる状態であるべきで、セットアップに何時間も費やすべきではない、というご意見をいただきました。また、コンピューティングの選択肢が重要であり、Web アプリから AI/ML ワークロードまで、あらゆるサービスやアプリを構築する開発チームにとって、画一的なアプローチでは通用しないこともお聞きしました。さらに、エージェントの活用が進んでいる一方で、信頼できるセキュリティ、ID、ポリシーに支えられた、実際にエージェントを実行する「場所」を必要としていることも伺いました。本日、私たちは Windows 365 における開発者およびエージェント機能として、これまでで最大のリリースを発表します。利用頻度が高い開発ツールがあらかじめ構成されたセキュアなクラウド PC、コンピューティング オプションの拡張、法人向け AI エージェントの新しいプラットフォーム、そして強化されたセキュリティと接続性を提供し、あらゆるデバイス上で、どこからでも構築、スケールできるようにします。 すぐに使える状態から始まる開発体験 開発者であれば誰もが経験するはずです。新しいマシン、まっさらなイメージ ― そして 1… Read more