Microsoft Teams の新機能 | 2019 年 4 月
※本ブログは、米国時間 4/30 に公開された ”” の抄訳です。 この記事では、先月の Microsoft Teams の新機能をまとめてご紹介します。 Surface Hub の Microsoft Teams Teams での Microsoft Whiteboard の利用 (商用プレビュー) Teams 会議で Microsoft Whiteboard を利用すると、使用しているデバイスや場所を問わず、同じテナントの会議参加ユーザーが会話に参加することができます。会議室にいても、離れた場所にいても、Teams 会議で新しいボードを開始できます (現時点では、デスクトップ、Web、Surface Hub でサポートされており、近日中にモバイルにも対応する予定です)。ボードは自動的に会議の参加者と共有され、複数のユーザーが同時にリアルタイムでボードにインク入力を行うことができます。 Surface Hub では、ネイティブの Whiteboard アプリを起動して、付箋、画像、グリッド線などの機能を利用したさらにリッチな共同作業を実現できます。 Surface Hub の Teams 会議で Whiteboard を利用するには、こちらのページを参照して機能を有効化してください。 カメラの自動切り替え Surface… Read more
Windows 10 Insider Preview ビルド 18875 でお試しいただける日本語入力に関する改善点
Windows Insiderの皆様、Windows Insider Programへのご協力誠にありがとうございます。Experience & Devices 開発統括部の古川です。 新しい日本語 IME に関して、これまでに多くの貴重なフィードバックを頂戴いたしました。開発チームはこれらのフィードバックを基に、よりよい品質の IME を提供するべく仕様の見直し・バグの修正を進めて参りました。今回改めて Windows Insider ファスト リングの皆様に新しい日本語 IME の提供を開始いたしました。( Windows 10 May 2019 Update では引き続き従来の日本語 IME を提供いたします。) ゲームでの日本語入力 これまでに、一部のゲームでうまく日本語が入力できない問題がありました。開発チームでは、これらゲームに関連するバグの修正に取り組んできました。引き続き問題に遭遇した場合には、アプリケーションや問題が起きた過程等の具体的な情報をいただけますと問題特定への大きな助けとなります。 キー設定 引き続き IME の設定画面より、[無変換]、[変換]、[Ctrl]+[Space]、[Shift]+[Space]の機能を変更することができます。キー設定に関してフィードバックを送っていただく際には、どのキーにどの機能を割り当てたい等の具体的な情報をいただけますと開発チームでの検討が行いやすくなります。また、ポジティブなフィードバックも開発の方向性を決める上で大変貴重です。引き続き忌憚のない意見をどうぞよろしくお願いいたします。 日本の開発チームは引き続きお客様のフィードバックをもとに、日本語入力の継続的な改善を行ってまいります。問題報告やご意見を送るための手順はこちらの記事をご参照ください。 Windows 10 は日本の皆さまからのフィードバックを必要としています より多くのフィードバックが反映されるためにお願いしたいこと より良い製品にするために、皆様からのご意見を心よりお待ちしております。 Read more
HoloLens 2 Development Edition の発表と Unreal Engine 4 対応について
本ブログは、“Intelligent edge innovation across data, IoT, and mixed reality” および “New intelligent cloud and intelligent edge advancements ushering in the next era of computing” の抜粋・抄訳となります。 HoloLens 2 Development Edition インテリジェントクラウドとインテリジェントエッジに Mixed Reality (MR: 複合現実) と AI が浸透することで、より多くの人々が素晴らしいことを達成するためのフレームワークを手にします。インテリジェントクラウドとインテリジェントエッジのソリューションを実現するには、飛躍的なビジネス成果を提供できる、分散型の接続されたアプリケーションの新たなクラスが必要となります。今、すべてが一つとなります。 建設現場から工場、手術室から教室に至るまで、AI を活用した Mixed… Read more
今日のワークプレースでチームを支援するマイクロソフトのビジョンを Surface Hub 2S が推進
※本ブログは、米国時間 4/17 に公開された”Surface Hub 2S advances Microsoft’s vision to empower teams in today’s modern workplace” の抄訳です。 まえがき: 本日、ニューヨークの Steelcase において、チームを支援するというマイクロソフトのビジョン、そして、Surface Hub 2S 製品ラインの詳細をご紹介しました。Surface Hub 2S 50 インチは、バッテリー搭載により機動性に優れたコラボレーション環境を提供します。また、新たに 85 インチの画面サイズを提供することを発表しました。 マイクロソフトの素晴らしいアイデアはチームワークから生まれます。集中し、連携し、緊密につながるチームはきわめて重要です。Surface のプロジェクトが始まった時、私たちはレドモンドの極秘の研究所で共に働く 12 人のチームでした。常にコラボレーションが行われており、少なくとも同じ場所で働いていたという点ではシンプルでした。現在では、チームは世界中に広がり、デバイスを作るだけではなく、緊密につながった完全な体験の構築のためにマイクロソフトの組織全体で緊密に連携しています。 Surface Hub 2S は、デジタルと物理的なワークスペースを橋渡しし、チームの協業を支援するための製品です。これは、日々変化する私たちの働き方に応えるためです。少し前までは個人の生産性に重点が置かれていました。今日では、そのような状況は変化しています。私たちが仕事で直面する課題は複雑であり、その解決には多様なスキルと知識が必要です。 これが、人々が今まで以上の時間をコラボレーションに費やし、企業が新しい共同作業の方法を取り入れている理由です。人々は仕事におけるチームワークがきわめて重要であると考えていますが、チームのグローバル化とモバイル化は未だかつてないレベルで進み、同じ部屋で作業できないことも多々あります。企業は、このギャップを埋めるためのテクノロジを求めています。単に、部門、拠点、タイムゾーンの境界を越えるだけではなく、異なるワークスタイルや立場の人々をつなげられなければなりません。 マイクロソフトは、この目標、すなわち、人々が協力してより多くのことを達成できるよう支援することを目指して鋭意努力してきました。どのデバイスからでもリアルタイムで協業できるコラボレーティブなスイート製品へと Office… Read more
Windows 10 の更新エクスペリエンスの制御性、品質、透明性の向上
※本ブログは、米国時間 4/4 に公開された ”Improving the Windows 10 update experience with control, quality and transparency” の抄訳です。 多様で動的なエコシステムにおいて、最新デバイスのセキュリティを維持してスムーズに動作させるためには、定期的な更新が不可欠です。しかし、皆様からのフィードバックを拝見すると、Windows の更新プロセス自体が作業を中断する原因になるというご意見が目立ちます。特に Windows ユーザーからは、更新のタイミングを細かく制御できるようにしてほしいというご要望が多く寄せられています。そこで今回、更新エクスペリエンスの向上、ユーザーによる制御性の強化、Windows 更新プログラムの品質向上を目的として、Windows の更新プロセスを大幅に変更することをお知らせします。 従来の Windows 10 の機能更新プログラムのロールアウトでは、マイクロソフトのデータを基にお客様のデバイスをスムーズに更新できると判断された時点で、更新プログラムのインストールが自動的に開始されました。しかし、Windows 10 May 2019 Update 以降は、ユーザーが OS の機能更新プログラムのインストールを開始するタイミングを細かく制御できるようになります。更新プログラムの提供が開始され、マイクロソフトのデータに基づいて更新が推奨される場合には通知が表示されますが、ほとんどの場合は更新を開始するタイミングをユーザーが決定できます。例外として、Windows 10 デバイスのサービス終了時またはサービス終了が迫っている場合には、Windows Update によって機能更新プログラムのインストールが自動的に開始されます。マシンがサポートされている状態を維持し、月例更新プログラムを適用することは、デバイスのセキュリティとエコシステムの正常性を確保するうえで非常に重要であるためです。マイクロソフトは、更新プログラムがインストールされるタイミングについて、ユーザーの制御性と透明性を向上するための新機能を追加しています。今後は、すべてのお客様が [更新プログラムのチェック] をクリックしてデバイスを更新するか、更新を最大 35 日間保留するかを明示的に選択できるようになります。… Read more
Windows の月例セキュリティ更新プログラムと品質更新プログラム
※本ブログは、米国時間 2018/12/10 に公開された ”Windows monthly security and quality updates overview” の抄訳です。 今日のサイバーセキュリティに対する脅威は、世界的に猛威を振るいながらますます巧妙化しています。さらに、新たな脆弱性が毎日のように見つかっています。マイクロソフトは、あらゆる脅威からお客様を保護するために、品質の高いセキュリティ更新プログラムを適時配信しています。Windows のバージョンにかかわらず、お客様が毎月の品質更新プログラムでデバイスを最新の状態に維持し、常に進化する脅威へのリスクを緩和できるように取り組んでいます。 今回の記事は Windows の品質向上へ向けたアプローチに関するブログ シリーズの一環として、現在の Windows as a Service の要とも言える、更新プログラムの大規模配信についてご説明します。 品質とセキュリティを大規模に強化 大規模かつ多様な Windows エコシステムでは、データ駆動型の品質アプローチを取り、テスト、検証、配信を自動化する必要があります。最高のセキュリティを提供するためには、脆弱性が広く知られる前にお客様のデバイスを更新することが重要ですが、業界の枠を越えた広範囲での連携が必須となります。これを念頭に置き、マイクロソフトは毎月、デスクトップ PC、IoT デバイス、サーバーをはじめとする 10 億台以上のデバイスに更新プログラムを配信しています。最新バージョンの Windows 10 から、Windows XP などのサポートが終了したカスタム サポート契約のバージョンまで、さまざまなバージョンやエディションの Windows を対象としています。ピーク時には 1 秒間に… Read more
Microsoft Edge: オープンソースとの協調が次の段階へ。プレビュー版の提供開始
※本ブログは、米国時間 4/8 に公開された”Microsoft Edge preview builds: The next step in our OSS journey” の抄訳です。 昨年の12月に、今後のデスクトップ版のMicrosoft Edgeの開発において、Chromiumオープンソースプロジェクトを採用することを表明しました。その目的は、より大きなChromiumオープンソースプロジェクトと協調することで、ユーザーに対しては、よりよいWebの互換性を提供し、Web開発者に対してはWebの断片化を最小限に留めることです。 本日、この取り組みは次の段階へと踏み出しました -Windows 10 PC向けに最初のCanary版と開発版のダウンロード提供を開始いたします。Canary版は、毎日更新されるビルドで、開発版は毎週更新されるビルドです。ベータ版もいずれ公開いたします。Mac版、サポート対象のすべてのWindows版も追って、公開いたします。 この最初のビルドでは、基礎的な部分の開発に重点を置いており、ブラウザーとしての幅広い機能や多言語サポートはまだ実装されていません。現在、リリースされているMicrosoft Edgeとの違いは、デザインの細部、Extensionの選択肢の増加、サインインプロファイルの管理機能などに見て取れます。このような初期段階からの検証にご協力いただける皆さまからのフィードバックを踏まえながら、新しいMicrosoft Edgeを創りあげていけることが楽しみでなりません。 ブラウザーそのものへの実装とともに、マイクロソフトではChromiumオープンソースプロジェクトへの貢献を開始しました。アクセシビリティ、タッチ、ARM64といった分野を中心に取り組んで参ります。Google社のチームとは直接、Chromiumコミュニティとも広範囲に渡って一緒に活動し、協業や開かれた議論を推進していきます。コミュニティとの交流を継続し続けることで、Chromiumの進化をお手伝いしたいと考えています。 Canary版や開発版をご検証いただくみなさま、オープンソースコミュニティの一員としてブラウザーの開発にご協力いただくみなさまには、短時間でよいので、毎日、起動し、使って頂くことを切に願っています。そして、何がうまく機能しているのか、何が機能していないのか、最終的な製品版ではどのような仕様になっていて欲しいのか、そのようなフィードバックを求めています。初期ビルドからのフィードバックは製品版に大きな影響を与えます。実際、初期段階での検証は、新しいMicrosoft Edgeだけでなく、Chromiumを利用している他のブラウザーの改善にもつながります。 日本のユーザーの皆さまも日本語で結構ですので、どんどんフィードバックをお寄せください。5月29日-30日に開催されるde:code 2019でも『Microsoft Edge の将来を議論しましょう』と題したチョークトークセッションをご用意しています。 まずは、Microsoft Edge Insiderから、ダウンロードするところからお始め下さい。Microsoft Edge Insiderからは、新しいプレビュー版を入手するだけでなく、Microsoft Edge Developer Blogに掲載されるChromiumコミュニティでの取り組みについての情報を得ることもできます。 現在、提供されているMicrosoft Edgeをお使いのユーザーの方で、プレビュー版を試すことに慣れていない方はなにもする必要はありません。今、お使いのMicrosoft Edgeも何も変わりません。ただ、Microsoft… Read more
Microsoft HoloLens と Microsoft Azure の AI を活用した 屋外アトラクション『ゴジラ・ナイト』が 第22回 アジア太平洋広告祭 (ADFEST 2019) シルバーを受賞
3月20日~23日の4日間、タイのパタヤにて開催された、第22回 アジア太平洋広告祭「ADFEST 2019」にて、東宝株式会社と日本マイクロソフト株式会社、株式会社モメンタムジャパンの3社が昨年5月に実施した Microsoft HoloLens と Microsoft Azure の AI を活用したゴジラアトラクション「ゴジラ・ナイト」が MEDIA LOTUS 部門で銀賞にあたるシルバーを受賞しました。 2018年5月24日(木)~5月29日(火)に日比谷ゴジラスクエアで開催した「ゴジラ・ナイト」は、参加者が Microsoft HoloLens を装着すると、圧倒的な存在感で迫りくるゴジラ(『シン・ゴジラ』)がレンズ越しに出現し、ゴジラがまるでその場にいるかのような臨場感で体験でき、さらに Microsoft Azure の AI(Cognitive Services)による音声認識や画像認識を活用することで、作戦会議の音声によるミサイル発射指示など臨場感あふれる体験を頂けるアトラクションでした。ゴジラ・ナイトのスケールの大きさおよびインパクトが評価されたことで、MEDIA LOTUS 部門の銀賞を受賞しました。 今回、日本マイクロソフトは、東宝様およびモメンタムジャパン様と共に本取り組みを実施させていただき、このような形でゴジラ・ナイトが評価されたことを非常に喜ばしく感じております。 ■ADFESTとは 1988年の設立以来、今年で20年目を迎えるアジア太平洋地区で最大級の広告フェスティバルで、毎年3月にタイで実施されアジアの優れた広告を選出する審査や様々な セミナー、ワークショップが行われている。 商業活動の一環として広告賞を展開するケースとは異なり、アドフェストはNPOによって運営され、収益を次世代育成などにあてながらも、様々な広告協会や地元のボランティアスタッフの協力でアジアのクリエーティブのレベルアップを図っている。他の広告賞では見られないアドフェストの大きな特徴として、「ロータス・ルーツ」と呼ばれる独自の部門が上げられる。当該地域の文化・価値観の再発見のために設立された部門で、文化や宗教、信仰や伝統、そして言語などアジアならではの土地・文化に根ざしたインサイト溢れる作品に贈られる 参考情報 東宝株式会社様発表 第22回 アジア太平洋広告祭 (ADFEST 2019) Microsoft HoloLensを使った屋外アトラクション『ゴジラ・ナイト』がシルバーを受賞! 株式会社モメンタムジャパン発表『ADFEST 2019』メディア部門でシルバーを受賞!… Read more
Enterprise Connect で発表された Microsoft Teams の新機能まとめ
※本ブログは、米国時間 3/19 に公開された”What’s new in Microsoft Teams – the Enterprise Connect feature round up” の抄訳です。 Microsoft Teams は、全世界にリリースされてから今週で 2 周年を迎えます。この機会に、過去 2 年間のマイクロソフトの取り組みについて振り返ってみたいと思います。2017 年、Office 365 のチームワークを実現するためのハブとして Microsoft Teams を初めて発表し、チャット、会議、ファイル、サードパーティ製ツールなどチームのコラボレーションに必要なものを取り揃えたワークスペースを提供しました。2018 年には、Teams のインテリジェント コミュニケーションのビジョンを発表、実現しました。このサービスに会議機能と通話機能を組み込むことで、Office 365 を使用している 7 億人以上のインフォメーション ワーカーがこれらのコア ワークロードを利用できるようになりました。そして現在開催中の Enterprise Connect では、Teams… Read more