Windows 10 にとって、初めてのメジャーアップデートとなる November Update では、アメリカ、イギリス、中国、フランス、イタリア、ドイツ、スペインに続いて、日本でも Cortana (コルタナ) をご利用いただけるようになりました。ちなみにこのアップデートでは、日本語以外にもインド、カナダ、オーストラリアの英語にも対応しています。同じ英語を使う国でも、言い回しやイントネーション、文化、風習は異なります。Cortana は単に各言語に翻訳しているわけではありません。「あなたのためのパーソナル アシスタント」として、各国の文化や作法に合わせた性格付けを行っています。 Cortana はどんなときに活躍してくれるでしょう。ひとつは、Windows 10 を起動したとき、Cortana がいる検索ボックスをクリック、もしくはタップすれば、ノートブックでカスタマイズした情報を表示してくれます。それは天気予報、あるいは、最新のスポーツニュースかも知れません。どこかの企業の株式を保有されている方にとっては、その株式の現在の株価かも知れませんし、ビジネスパーソンにとってはその日の予定かも知れません。ユーザーのニーズに合わせて、ユーザーが必要とする最新の情報を Cortana はお届けします。 音声によるアシストという点では、手が塞がっているときが考えられます。例えば、料理をしているとき、ゲームプレイに集中しているとき。そんなとき、「Skype を起動」と Cortana に話しかければ、Cortana が Skype を起動して、すぐに知り合いと連絡をとることができます(Windows 10 November Updateでは、Skype ビデオが標準で搭載されました)。 さて、今回ははじめて Cortana をご利用頂く方のためにいくつかのコツをご紹介します。 ノートブックでの設定 Cortana に関する設定はこちらから行います。Cortana から呼びかけられる名前は「ユーザー情報」の「名前の変更」で入力してください。さらにここでは自宅や勤務先、学校、行きつけの美容院といった、自分と関わりの深い場所を設定することもできます。 ノートブックの「設定」では、Cortana のオンオフの切り替えと「コルタナさん」と話しかけることで、Cortana を呼び出す設定ができます。声を出さずに呼び出す場合はマイクのアイコンをクリック、もしくはタップします。 ご自分の声に反応がないときはマイクの接続をご確認下さい。マイクが反応しているかどうかは、コントロールパネルの「サウンド」でご確認いただけます。… Read more